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Tokyo Metropolitan Assembly

厚生委員会速記録第八号

平成二十七年六月二十二日(月曜日)
第七委員会室
午後一時開議
出席委員 十四名
委員長遠藤  守君
副委員長おときた駿君
副委員長小宮あんり君
理事斉藤やすひろ君
理事山加 朱美君
理事野島 善司君
小松 大祐君
和泉なおみ君
中山 信行君
あさの克彦君
松田やすまさ君
神野 次郎君
斉藤あつし君
大山とも子君

欠席委員 なし

出席説明員
福祉保健局局長梶原  洋君
総務部長山岸 徳男君
病院経営本部本部長醍醐 勇司君
経営企画部長中野  透君

本日の会議に付した事件
意見書について
付託議案の審査(決定)
・第百三十六号議案 東京都女性福祉資金貸付条例の一部を改正する条例
・第百五十二号議案 権利の放棄について
・地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき専決処分した東京都福祉保健局関係手数料条例の一部を改正する条例の報告及び承認について
・地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき専決処分した東京都児童福祉施設の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例の報告及び承認について
・議員提出議案第九号 東京都歯科衛生士修学資金貸与条例
請願陳情の継続審査について
特定事件の継続調査について

○遠藤委員長 ただいまから厚生委員会を開会いたします。
 初めに、意見書について申し上げます。
 過日の委員会で理事会にご一任をいただきました意見書一件につきましては、お手元配布の案文のとおり調整をいたしました。
 案文の朗読は省略をいたします。

骨髄移植ドナーに対する支援の充実に関する意見書(案)
 骨髄移植及び末梢血幹細胞移植は、白血病等の難治性血液疾患に対する有効な治療法である。広く一般の方々に善意による骨髄等の提供を呼び掛ける骨髄バンク事業は、公益財団法人日本骨髄バンクが主体となり、移植に用いる造血幹細胞の適切な提供の推進に関する法律に基づいて、実施されている。
 骨髄バンク事業において、平成二十七年四月現在のドナー登録者数は四十五万人を超え、患者とのHLA適合率は九割を超えている一方で、そのうち移植に至るのは六割程度に留まっている。これは、ドナーの健康上の問題のほか、提供に伴う通院や入院等のための休暇を認めるか否かは、ドナーを雇用している事業主ごとに対応が異なることなど、様々な要因による。
 骨髄バンク事業では、骨髄等の提供に際しての検査や入院等に必要な交通費、医療費等、ドナー側の費用負担はなく、また、万一、骨髄等の提供に伴う健康障害が生じた場合でも、日本骨髄バンクによる損害補償保険が適用されるなど、ドナーの負担軽減に関して様々な取組が行われている。
 しかし、ドナーが、検査や入院等で病院に出向くなどして仕事を休業した場合の補償は、現在、行われていない。ドナーが安心して骨髄等を多くの患者に提供できるような仕組みづくりが早急に求められる。
 よって、東京都議会は、国会及び政府に対し、骨髄移植等の一層の推進を図るため、ドナーに対する支援の充実に関し、次の事項を早期に実現するよう強く要請する。
一 事業主向けに策定した労働時間等見直しガイドラインの中でドナー休暇制度を明示するなど、企業等の取組を促進するための方策を講ずるとともに、ドナー休暇の制度化についても検討すること。
二 ドナーが、骨髄等の提供に伴う入院、通院、打合せ等のために休業する場合の補償制度の創設について検討すること。
 以上、地方自治法第九十九条の規定により意見書を提出する。
  平成二十七年六月 日
東京都議会議長 高島なおき
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
総務大臣
厚生労働大臣 宛て

○遠藤委員長 本件は、議長宛て提出の手続をとりたいと思いますので、ご了承をいただきたいと思います。

○遠藤委員長 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、付託議案の審査並びに請願陳情及び特定事件の閉会中の継続審査及び調査の申し出の決定を行います。
 これより付託議案の審査を行います。
 第百三十六号議案及び第百五十二号議案並びに地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき専決処分した東京都福祉保健局関係手数料条例の一部を改正する条例の報告及び承認について及び地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき専決処分した東京都児童福祉施設の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例の報告及び承認について並びに議員提出議案第九号を一括して議題といたします。
 本案及び本件につきましては、既に質疑を終了いたしております。
 この際、発言の申し出がありますので、これを許します。

○和泉委員 専決処分の東京都福祉保健局関係手数料条例の一部を改正する条例と、東京都児童福祉施設の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例に反対し、我が党が提案した議員提出議案第九号、東京都歯科衛生士修学資金貸与条例に賛成の立場から意見を述べます。
 東京都福祉保健局関係手数料条例の一部を改正する条例は、介護職員の賃金、今でも一般的に低く、そしてまた介護報酬が引き下げられている中での受講料徴収ということであり、本人が負担するにせよ、事業所が研修費として負担するにせよ、いずれにしても今まではなかった負担がふえるということになるわけですから、反対です。
 東京都児童福祉施設の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例に関しては、保育の質を確保するために重要な面積基準の緩和を延長するものであり、反対です。
 議員提出議案第九号、東京都歯科衛生士修学資金貸与条例ですが、口腔の健康が、健康で質の高い生活を営む上で基礎的かつ重要であり、歯科疾患の予防が重要であることは、歯科口腔保健の推進に関する法律に明記されています。
 また、厚生労働大臣が定めた歯科口腔保健の推進に関する基本的事項では、歯科医師、歯科衛生士等が行う指導、助言、管理等により口腔の健康の保持、増進に関する健康格差の縮小を実現すると明記されています。
 歯科口腔保健にとって重要な予防に大きな役割を果たす歯科衛生士は、提案説明でも述べたとおり現在でも不足しています。さらに、超高齢社会を迎える東京都にとって、介護予防や誤嚥性肺炎の予防など、在宅でも施設でも歯科衛生士はますます必要になります。
 口腔内の健康は、子供のときの口腔内環境が大きく影響しますから、口腔ケアや予防歯科などを行う上で歯科衛生士の役割は極めて重要です。歯科衛生士の活動の場はますます広がり、より多くの歯科衛生士が必要です。
 私たちは、看護師と同様に歯科衛生士についても養成、定着、再就業を柱に据え、働き続けられるように、待遇改善や再就業できるような研修などの支援などを初めとした総合的な支援策をつくっていくことが必要だと考えています。今定例会では、その一環として、養成の分野での修学資金貸与条例を提案しました。
 歯科口腔保健推進法では、歯科口腔保健に関する普及啓発を初め、歯科疾患の予防、定期検診、障害者や高齢者への支援、口腔の健康に関する調査研究などを総合的に進めるための方針、目標、計画を都道府県が定めるように努めることを定めています。
 同時に、既に全国四十一道府県で歯科口腔保健推進の条例が制定されており、その多くが議員提案により制定されています。
 まずは歯科衛生士修学資金条例を成立させていただき、さらに、引き続いて歯科口腔保健の総合的な拡充を各会派の皆さんとご一緒に推進していきたいと思っていることを述べ、意見表明といたします。
 以上です。

○遠藤委員長 発言は終わりました。
 これより採決を行います。
 初めに、議員提出議案第九号を採決いたします。
 本案は、起立により採決をいたします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方はご起立願います。
   〔賛成者起立〕

○遠藤委員長 起立少数と認めます。よって、議員提出議案第九号は否決されました。
 次に、第百三十六号議案及び第百五十二号議案を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、いずれも原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○遠藤委員長 異議なしと認めます。よって、第百三十六号議案及び第百五十二号議案は、いずれも原案のとおり決定いたしました。
 次に、地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき専決処分した東京都福祉保健局関係手数料条例の一部を改正する条例の報告及び承認について及び地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき専決処分した東京都児童福祉施設の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例の報告及び承認についてを一括して採決いたします。
 本件は、起立により採決いたします。
 本件は、いずれも報告のとおり承認することに賛成の方はご起立願います。
   〔賛成者起立〕

○遠藤委員長 起立多数と認めます。よって、本件は、いずれも報告のとおり承認することに決定いたしました。
 以上で付託議案の審査を終わります。

○遠藤委員長 次に、請願陳情及び特定事件についてお諮りいたします。
 本日まで決定を見ていない請願陳情並びにお手元配布の特定事件調査事項につきましては、それぞれ閉会中の継続審査及び調査の申し出をいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○遠藤委員長 異議なしと認め、そのように決定をいたしました。

○遠藤委員長 この際、所管二局を代表しまして、梶原福祉保健局長から発言を求められておりますので、これを許します。

○梶原福祉保健局長 お許しをいただきまして、当委員会所管両局を代表いたしまして、一言御礼のご挨拶を申し上げます。
 本定例会でご提案申し上げました議案につきましては、ただいまご決定をいただき、まことにありがとうございました。
 ご審議の過程で頂戴いたしました貴重なご意見、ご指摘等につきましては、今後の事業執行に反映させてまいりたいと存じます。
 また、病院経営本部とも、引き続き緊密な連携を図りまして、さらなる施策の充実に努めてまいる所存でございます。
 今後とも、より一層のご指導、ご鞭撻のほどをお願い申し上げまして、御礼のご挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。

○遠藤委員長 発言は終わりました。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時八分散会

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