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Tokyo Metropolitan Assembly

厚生委員会速記録第十八号

平成二十二年十二月十日(金曜日)
第七委員会室
   午後一時開議
 出席委員 十四名
委員長くまき美奈子君
副委員長たきぐち学君
副委員長松葉多美子君
理事早坂 義弘君
理事山加 朱美君
理事今村 るか君
田中  健君
栗林のり子君
中村ひろし君
小磯 善彦君
三原まさつぐ君
大山とも子君
野島 善司君
増子 博樹君

 欠席委員 なし

 出席説明員
福祉保健局局長杉村 栄一君
総務部長梶原  洋君
病院経営本部本部長川澄 俊文君
経営企画部長黒田 祥之君

本日の会議に付した事件
 意見書について
付託議案の審査(決定)
・第百六十七号議案 保健所の設置等に関する条例の一部を改正する条例
・第百六十八号議案 東京都大気汚染障害者認定審査会条例の一部を改正する条例
・第百六十九号議案 プール等取締条例の一部を改正する条例
・第百七十号議案 東京都小規模貯水槽水道等における安全で衛生的な飲料水の確保に関する条例の一部を改正する条例
・第百七十一号議案 東京都感染症の診査に関する協議会条例の一部を改正する条例
・第百九十七号議案 東京都リハビリテーション病院の指定管理者の指定について
・第百九十八号議案 東京都立心身障害者口腔くう保健センターの指定管理者の指定について
・第百九十九号議案 東京都障害者総合スポーツセンター外一施設の指定管理者の指定について
・第二百号議案 東京都練馬就労支援ホーム外一施設の指定管理者の指定について
・第二百一号議案 東京都江東通勤寮の指定管理者の指定について
・第二百二号議案 東京都大田通勤寮の指定管理者の指定について
・第二百三号議案 東京都葛飾通勤寮の指定管理者の指定について
・第二百四号議案 東京都豊島通勤寮の指定管理者の指定について
・第二百五号議案 東京都立川通勤寮の指定管理者の指定について
・第二百六号議案 東京都町田通勤寮の指定管理者の指定について
・第二百七号議案 東京都立東大和療育センターの指定管理者の指定について
請願陳情の継続審査について
特定事件の継続調査について

○くまき委員長 ただいまから厚生委員会を開会いたします。
 初めに、意見書について申し上げます。
 過日の委員会で理事会にご一任をいただきました意見書中一件につきましては、お手元配布の案文のとおり調整いたしました。
 案文の朗読は省略いたします。

医療機関に係る事業税の特例措置に関する意見書(案)
 現在、国の税制調査会では医療機関に係る事業税の特例措置について議論が行われている。
 事業税は、事業を行う上で享受する行政サービスに応じて負担するものであるが、民間医療機関は、住民検診、予防接種、学校医等の地域医療活動に積極的に取り組むなど、地域医療の施策推進に多大に貢献しており、また、医療法人は、医療法により非営利性が義務付けられ、極めて高い公益性を有していることから、それぞれ事業税の特例措置が講じられている。
 少子高齢化社会にあって、都民の健康を守り、多様化する医療ニーズに的確に応えていくには、行政と民間医療機関とが連携し、地域医療体制の充実・強化を図り、都民に対して安定的に医療サービスを提供していくことが必要不可欠である。
 しかし、全国的な医師、看護師不足は東京都においても例外ではないことに加え、民間医療機関は長年の診療報酬抑制政策により経営環境の悪化を余儀なくされており、緊急医療や小児、周産期医療を始めとする医療の崩壊が社会問題化するような事態を招いている。
 このような状況の下、医療機関に係る事業税の特例措置を廃止した場合は、地域医療体制の担い手である民間医療機関の経営基盤を根底から揺るがすばかりでなく、都内における地域医療の崩壊に拍車を掛け、低廉な医療サービスの提供が困難となり、都民の安心や安全を確保できなくなることが危惧される。
 よって、東京都議会は、国会及び政府に対し、医療機関に係る事業税の特例措置である社会保険診療報酬に係る非課税措置及び医療法人の社会保険診療以外の部分に係る軽減税率を存続するよう強く要請する。
 以上、地方自治法第九十九条の規定により意見書を提出する。
  平成二十二年十二月 日
東京都議会議長 和田 宗春
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
総務大臣
財務大臣
厚生労働大臣 宛て

○くまき委員長 本件は、議長あて提出の手続をとりたいと思いますので、ご了承願います。
 なお、その他の意見書につきましては、調整がつかなかった旨、議長に報告すべきであるとの結論になりましたので、ご了承願います。

○くまき委員長 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、付託議案の審査並びに請願陳情及び特定事件の閉会中の継続審査及び調査の申し出の決定を行います。
 これより付託議案の審査を行います。
 第百六十七号議案から第百七十一号議案まで及び第百九十七号議案から第二百七号議案までを一括して議題といたします。
 本案については、いずれも既に質疑を終了しております。
 この際、本案に対し発言の申し出がありますので、これを許します。

○大山委員 付託された議案に関して意見を表明します。
 最初に、二百から二百六号議案についてです。これらの議案は、就労支援ホーム二カ所、通勤寮六カ所についての指定管理者の指定についての議案です。
 指定管理者の指定に当たり、議会の議決事項は、公の施設名、指定管理者及び指定の期間の三点です。
 これらの事項のうち、指定管理者について、東京都知的障害者育成会などの各社会福祉法人に指定することに関しては、それぞれの法人が専門性を持ち、実績もあり、継続性や経営の安定性からも異論はありません。
 しかし、議決に当たっての重要な要素である指定管理者への指定の期間については、異議があります。福祉保健局が質疑の中で一貫して答弁したのは、利用者支援の継続性及び事業運営上の安定性です。ところが、これらの指定期間は三年間という短い期間となっています。
 指定管理者制度における東京都の指針によると、具体的には五年を原則とするが、特に利用者との関係で長期的に安定したサービスの提供が求められる施設については、最長十年とするとなっているように、利用者支援の継続性及び事業運営上の安定性を求めるなら、三年間などというのは論外です。また、民間移譲と自立支援法に基づく新体系への移行は、全く別物であることも質疑を通じて明らかになりました。
 本当に利用者支援の継続性及び事業運営上の安定性を重視するなら、民間移譲を前提に、三年間という短い期間に限定するのではなく、新体系に移行せざるを得ない事態になっても、事業運営が安定して継続できるようにすることこそ、東京都の役割です。よって、これらの議案には反対します。
 指定管理者の指定については、ほかにリハビリテーション病院の指定管理者を初め、四議案があります。これらの施設は、リハビリ、障害者の歯科、障害者スポーツ、重症心身障害児者の療育など、いずれも高い専門性が求められ、継続性と安定性が求められているということはいうまでもありません。
 したがって、指定管理者制度によって、効率性を追求することを押しつけるのではなく、より充実した都民サービスの向上のため、東京都の支援をより充実することを求めておきます。
 以上です。

○くまき委員長 発言は終わりました。
 これより採決を行います。
 初めに、第二百号議案から第二百六号議案までを一括して採決いたします。
 本案は、起立により採決いたします。
 本案は、いずれも原案のとおり決定することに賛成の方はご起立願います。
   〔賛成者起立〕

○くまき委員長 起立多数と認めます。よって、第二百号議案から第二百六号議案までは、いずれも原案のとおり決定いたしました。
 次に、第百六十七号議案から第百七十一号議案まで、第百九十七号議案から第百九十九号議案まで及び第二百七号議案を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、いずれも原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○くまき委員長 異議なしと認めます。よって、第百六十七号議案から第百七十一号議案まで、第百九十七号議案から第百九十九号議案まで及び第二百七号議案は、いずれも原案のとおり決定いたしました。
 以上で付託議案の審査を終わります。

○くまき委員長 次に、請願陳情及び特定事件についてお諮りいたします。
 本日まで決定を見ていない請願陳情並びにお手元配布の特定事件調査事項につきましては、それぞれ閉会中の継続審査及び調査の申し出をいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○くまき委員長 異議なしと認め、そのように決定いたしました。

○くまき委員長 この際、所管局を代表いたしまして、杉村福祉保健局長から発言を求められておりますので、これを許します。

○杉村福祉保健局長 当委員会所管両局を代表いたしまして、一言御礼のごあいさつを申し上げます。
 本定例会でご提案申し上げました議案につきましては、ただいまご決定をいただき、まことにありがとうございました。
 ご審議の過程でちょうだいいたしました貴重なご意見、ご指摘等につきましては、今後の事業執行に反映させてまいりたいと存じます。
 また、病院経営本部とも緊密に連携を図りまして、さらなる施策の充実に努めてまいりたいと考えてございます。
 今後とも、よろしくご指導、ご鞭撻のほどをお願い申し上げまして、御礼のごあいさつとさせていただきます。まことにありがとうございました。

○くまき委員長 発言は終わりました。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時八分散会

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