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Tokyo Metropolitan Assembly

都市整備委員会速記録第九号

令和元年八月三十日(金曜日)
第五委員会室
午後一時開議
出席委員 十四名
委員長本橋ひろたか君
副委員長森澤 恭子君
副委員長和泉なおみ君
理事中山 信行君
理事神林  茂君
理事伊藤 ゆう君
けいの信一君
滝田やすひこ君
宮瀬 英治君
佐野いくお君
高橋 信博君
たきぐち学君
荒木ちはる君
曽根はじめ君

欠席委員 なし

出席説明員
都市整備局東京都技監都市整備局長兼務佐藤 伸朗君
次長総務部長事務取扱桜井 政人君
技監上野 雄一君
理事中島 高志君
都市づくり政策部長小野 幹雄君
都市基盤部長山下 幸俊君
市街地整備部長選手村担当部長兼務安部 文洋君
市街地建築部長青柳 一彦君
基地対策部長高原 俊幸君
連携・連絡調整担当部長八嶋 吉人君
企画担当部長オリンピック・パラリンピック調整担当部長兼務朝山  勉君
担当部長小口 新吾君
まちづくり推進担当部長吉野 敏郎君
まちづくり調整担当部長木村 宣代君
景観・プロジェクト担当部長山崎 弘人君
交通政策担当部長森  高志君
航空政策担当部長外かく環状道路担当部長兼務新谷 景一君
防災都市づくり担当部長三宮  隆君
多摩ニュータウン事業担当部長松崎 浩一君
局務担当部長奥秋 聡克君
耐震化推進担当部長青木 成昭君
横田基地共用化推進担当部長泉水  一君
住宅政策本部本部長榎本 雅人君
技監都営住宅経営部長事務取扱久保田浩二君
住宅企画部長オリンピック・パラリンピック調整担当部長兼務佐々木秀之君
連絡調整担当部長水野  剛君
住宅政策担当部長澁谷 浩一君
経営改革担当部長土屋 太郎君
再編利活用推進担当部長中山  衛君
建設推進担当部長妹尾 高行君
営繕担当部長金子 陽子君

本日の会議に付した事件
住宅政策本部関係
第三回定例会提出予定案件について(説明)
・東京都営住宅条例の一部を改正する条例
・東京都福祉住宅条例の一部を改正する条例
・東京都引揚者住宅条例の一部を改正する条例
・東京都小笠原住宅条例の一部を改正する条例
・東京都地域特別賃貸住宅条例の一部を改正する条例
・東京都特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例
都市整備局関係
第三回定例会提出予定案件について(説明)
・東京都都市整備局関係手数料条例の一部を改正する条例
陳情の審査
(1)一第三四号 マグロ塚を築地市場跡地の一画に移設することに関する陳情
報告事項(説明)
・東京における都市計画道路の在り方に関する基本方針(案)について

○本橋委員長 ただいまから都市整備委員会を開会いたします。
 初めに、本委員会の会期中の委員会日程について申し上げます。
 お手元ご配布の日程のとおり、理事会において申し合わせましたので、ご了承のほどお願いいたします。
 本日は、お手元ご配布の会議日程のとおり、住宅政策本部及び都市整備局関係の第三回定例会に提出を予定されております案件の説明聴取、都市整備局関係の陳情の審査及び報告事項の聴取をそれぞれ行います。
 なお、本日は、提出予定案件及び報告事項につきましては、説明を聴取し、資料要求をすることにとどめ、質疑は会期中の委員会で行いますので、ご了承をお願いいたします。
 これより住宅政策本部関係に入ります。
 初めに、理事者の欠席について申し上げます。
 栗谷川民間住宅施策推進担当部長は、所用のため、本日の委員会に出席できない旨の申し出がございました。ご了承のほどお願いいたします。

○本橋委員長 次に、第三回定例会に提出を予定されております案件について、理事者の説明を求めます。

○榎本住宅政策本部長 本日は、令和元年第三回東京都議会定例会に提出を予定しております住宅政策本部関係の案件をご説明いたします。
 提出予定案件は、条例案が六件でございます。
 条例案についてご説明申し上げます。
 お手元の資料1、令和元年第三回東京都議会定例会提出予定条例案説明資料をごらんください。
 まず、東京都営住宅条例の一部を改正する条例案でございます。子育て世帯に対する支援の拡充を図るため、定期使用許可に関する規定を改めるとともに、東京都営住宅への入居の円滑化を図るため、連帯保証人に係る規定を削除するほか、規定を整備するものでございます。
 次に、東京都福祉住宅条例の一部を改正する条例案、東京都引揚者住宅条例の一部を改正する条例案、東京都小笠原住宅条例の一部を改正する条例案、東京都地域特別賃貸住宅条例の一部を改正する条例案及び東京都特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例案でございます。各住宅への入居の円滑化を図るため、保証人または連帯保証人に係る記述を削除するものでございます。
 私からの説明は以上でございます。
 引き続き、詳細な内容につきまして、住宅企画部長よりご説明いたします。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。

○佐々木住宅企画部長オリンピック・パラリンピック調整担当部長兼務 条例案につきましてご説明申し上げます。
 お手元の資料1、令和元年第三回東京都議会定例会提出予定条例案説明資料をごらんください。
 三ページをお開き願います。東京都営住宅条例の一部を改正する条例案の概要につきましてご説明申し上げます。
 1、改正の理由でございますが、子育て世帯に対する支援の拡充を図るため、定期使用許可に関する規定を改めるとともに、東京都営住宅への入居の円滑化を図るため、連帯保証人に係る規定を削除するほか、規定を整備するものでございます。
 2、条例案の概要でございますが、(1)、定期使用許可に係る期間の延長規定の追加、(2)、連帯保証人の連署に係る記述の削除について定めてございます。
 四ページから六ページには条例案文等を、七ページから九ページには新旧対照表を記載してございます。
 次に、東京都福祉住宅条例の一部を改正する条例案、東京都引揚者住宅条例の一部を改正する条例案、東京都小笠原住宅条例の一部を改正する条例案、東京都地域特別賃貸住宅条例の一部を改正する条例案及び東京都特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例案の概要につきましてご説明申し上げます。
 1、改正の理由でございますが、各住宅への入居の円滑化を図るため、東京都引揚者住宅については保証人、その他の住宅については連帯保証人に係る規定を削除するものでございます。
 2、条例案の概要でございますが、知事に提出する請書に関する規定から、保証人または連帯保証人の連署または署名に関する記述を削除するものでございます。
 条例案文等は、それぞれ一四ページから一五ページ、二〇ページ、二六ページから二七ページ、三二ページから三三ページ及び三八ページから三九ページに記載してございます。
 また、新旧対照表は、それぞれ一六ページ、二一ページ、二八ページ、三四ページ及び四〇ページに記載してございます。
 以上で令和元年第三回東京都議会定例会に提出を予定しております案件の説明を終わらせていただきます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。

○本橋委員長 説明が終わりました。
 この際、資料要求のある方はご発言をお願いいたします。

○曽根委員 一点、資料をお願いいたします。
 公営住宅における、他の道府県、政令市において、期限つき入居制度がどのように実施されているか、その状況について資料をお願いいたします。

○本橋委員長 ほかにございますでしょうか。--よろしいですか。
 それでは、ただいま曽根委員さんから資料要求がありましたが、これを委員会の資料要求とすることにご異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○本橋委員長 異議なしと認めます。理事者におかれましては、要求された委員と調整の上、ご提出の方をよろしくお願いいたします。
 以上で住宅政策本部関係を終わります。

○本橋委員長 それでは続きまして、都市整備局関係に入らせていただきます。
 初めに、第三回定例会に提出を予定されております案件につきまして、理事者の説明を求めます。

○佐藤東京都技監 本日は、令和元年第三回東京都議会定例会に提出を予定しております都市整備局関係の案件をご説明いたします。
 提出予定案件は、条例案が一件でございます。
 お手元の資料1、令和元年第三回東京都議会定例会提出予定条例案説明資料をごらんください。
 東京都都市整備局関係手数料条例の一部を改正する条例案でございます。
 地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部を改正する政令の施行を踏まえ、手数料の額を改定するほか、規定を整備するものでございます。
 私からの説明は以上でございます。
 引き続き、詳細な内容につきまして、次長からご説明いたします。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。

○桜井次長 条例案一件についてご説明申し上げます。
 お手元の資料1、令和元年第三回東京都議会定例会提出予定条例案説明資料をごらんください。
 三ページをお開き願います。
 東京都都市整備局関係手数料条例の一部を改正する条例案の概要につきましてご説明申し上げます。
 1、改正の理由及び2、条例案の概要でございますが、地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部を改正する政令の施行を踏まえ、二級建築士試験または木造建築士試験等の手数料の額の改定を行うほか、規定を整備するものでございます。
 四ページには条例案文等を、五ページから六ページには新旧対照表を記載してございます。
 以上で令和元年第三回東京都議会定例会に提出を予定しております案件の説明を終わらせていただきます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。

○本橋委員長 説明が終わりました。
 この際、資料要求のある方はご発言をお願いいたします。ございませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○本橋委員長 ないようでございます。資料要求はなしと確認させていただきます。

○本橋委員長 次に、陳情の審査を行います。
 陳情一第三四号を議題といたします。
 理事者の説明を求めます。

○木村まちづくり調整担当部長 本日ご審議いただきます陳情につきまして、お手元に配布してございます資料2、陳情審査説明表に基づきご説明申し上げます。
 一ページをごらんください。
 整理番号1、陳情一第三四号、マグロ塚を築地市場跡地の一画に移設することに関する陳情につきましてご説明申し上げます。
 本陳情は、岩手県奥州市、築地にマグロ塚を作る会事務局長、及川佐さんから提出されたものでございます。
 その要旨は、都において、核兵器や放射能の怖さと平和のとうとさを訴えるため、暫定的に都立第五福竜丸展示館に隣接して設置されているマグロ塚を、築地市場跡地の一画に移設していただきたいというものでございます。
 現在の状況につきましてご説明いたします。
 一九五四年に、ビキニ環礁での水爆実験により「第五福竜丸」が被爆し、「第五福竜丸」から水揚げされたマグロ等が築地市場に入荷し、市場内に埋められ、廃棄されております。
 築地にマグロ塚を設置するための活動を行うこと等を目的とした築地にマグロ塚を作る会は、一九九七年にマグロ塚設置の呼びかけを行い、その後、マグロ塚をつくっております。
 一九九九年に、会の代表である元「第五福竜丸」乗組員の大石又七氏は、東京都にマグロ塚を預けることを申し入れ、二〇〇〇年に、東京都夢の島公園内の第五福竜丸展示館北東側に夢の島公園第五福竜丸展示館の展示資料として一般に供覧するため預かりおくこととされ、現在に至っております。
 上記のマグロ塚につきましては、都は、移設するか否かを含め、検討する必要があるとしております。
 なお、築地市場跡地におきましては、築地地域のポテンシャルを生かし、その魅力と付加価値を高め、東京の持続的成長につなげられるよう、中期及び長期の定期借地を想定し、民間活力を生かした新たなまちづくりを行うこととしております。
 説明は以上でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○本橋委員長 説明が終わりました。
 本件について発言の方をお願いいたしたいと存じます。

○伊藤委員 マグロ塚を築地市場跡地の一画に移設することに関する陳情について質疑をさせていただきたいと思います。
 今、陳情の願意についてはご説明をいただきましたけれども、その陳情に書かれているまさにマグロ塚そのものの移設について、まず最初にずばり東京都の今の考え方を伺いたいと思いますので、お願いいたします。

○木村まちづくり調整担当部長 先ほどご説明いたしましたとおり、現在、夢の島公園内に設置されているマグロ塚につきましては、移設するか否かを含め検討を行う必要があると考えてございます。

○伊藤委員 今改めて、検討を行う必要があるかどうかについては、検討を行う必要があるとの考えを示されました。私は、重要なのは築地の歴史をまちづくりに生かしていくことだというふうに考えております。
 例えば、かつては松平定信公の下屋敷につくられた浴恩園など、そうした歴史的な文化財というものがございましたし、またその昔は築地のまさに跡地は、さまざまな国から来られた宣教師たちによって、英会話スクールなるものが方々で開設されて、そして現在の都内のキリスト教系の学校に発展したことなどもあったというふうに聞いています。
 そしてまた、築地の市場がもちろんございました。その中において、「第五福竜丸」のいわゆる被爆マグロが埋められたという事実もあろうかと思います。
 私は、こうした事実を後世に残す、築地のまちづくりの中においても事実を伝えていく努力は必要だというふうに思っております。
 一方で、塚そのものは築地にもともとつくられていたものというものではありませんので、むしろ塚そのものというよりも、そうしたさまざまな歴史的事実が築地を取り巻く中であったということを、今後の新しく近代的に複合施設になっていく築地まちづくりの中に生かし、残していっていただきたいということを今回の陳情を機に要望したいというふうに思います。
 以上のことを申し上げて、質疑を終わらせていただきます。

○曽根委員 それでは私からも、陳情の一第三四号のマグロ塚を築地市場跡地の一画に移設することに関する陳情について、何点か基本的なことを確認しておきたいと思います。
 まず、陳情文を見ますと、昭和二十九年のビキニ環礁での水爆実験による、「第五福竜丸」を初めとして多くの船が、アメリカの水爆実験によって被爆をしたと。それによって、積み荷であったマグロ、そのほかの魚などが大変な被害を受けたということになります。
 この中で、放射能のおそろしさを後世に伝えたいということから、当時から何らかの事実を伝えるものが必要ではないかという声があったというふうに聞いておりますが、実際に具体的な話になったのは「第五福竜丸」乗組員でありました大石又七さんがマグロ塚をつくることの募金を呼びかけて、二年がかりで、一九九九年にこの塚が完成したと。
 ここで改めて確認をしておきますけれども、マグロ塚はこの運動の中でつくられたと思いますが、東京都がつくったものではなく、大石さんを初めとするこの運動の方々がつくったものであるということの確認と、そしてそれが築地市場に設置をされずに、現在の第五福竜丸展示館のそばに設置されたということについて、いきさつをもう一回詳しくお聞かせいただきたいと思います。

○木村まちづくり調整担当部長 マグロ塚は、築地にマグロ塚を作る会がつくったものでございます。
 いきさつにつきましては、一九五四年に、ビキニ環礁での水爆実験により「第五福竜丸」が被爆し、「第五福竜丸」から水揚げされたマグロ等が築地市場に入荷し、市場内に埋められ、廃棄されてございます。築地にマグロ塚を作る会はマグロ塚をつくりまして、一九九九年に、会の代表者が東京都にマグロ塚を預けることを申し入れました。当時、築地市場が整備中であったことから、二〇〇〇年に、東京都夢の島公園内の第五福竜丸展示館北東側に展示館の展示資料として一般に供覧するため預かりおくこととなったものでございます。

○曽根委員 陳情文の中にも書いてありますけれども、全国の子供たちも含む署名や募金を受けて、作る会の皆さんが都と交渉を行ったけれども、実際そのときに、ちょうど築地市場を現地で再整備するのかそれとも移転をするのかということで、大きな懸案になっており、築地市場には、塚ではなく、騒ぎのいきさつが書かれたプレートの設置のみが認められたというふうになっております。そして、塚そのものは第五福竜丸展示館のそばに置かれたと。
 これは暫定的な措置だというふうに思いますけれども、それからちょうど二十年がたっているわけです。築地市場の一画に設置をするというのが会の皆さんの当然の思いでありまして、それを二十年にわたって、「第五福竜丸」のそばとはいっても希望の場所と違うところに置かざるを得なかったのは、これはあくまで東京都の側の事情があったからで、運動の方々は、引き続き今回も築地市場の跡地の一画にということを希望されています。
 そこで確認をしたいんですけれども、築地市場の一画に置くことができなかったために、塚は別の場所に仮置きし、騒ぎのいきさつが書かれたプレートの設置のみが許可されたと陳情文にありますけれども、このプレートについては、実際今の段階ではどうなっているんでしょうか。

○木村まちづくり調整担当部長 旧築地市場正門詰所付近の塀に設置されておりましたプレートにつきましては、建物などの解体工事のための工事用仮囲いを設置することに伴いまして、通行人等からプレートが見えなくなってしまうため、以前と同じような場所の仮囲いの上に、所管局である中央卸売市場によって移設されてございます。

○曽根委員 プレートの方は、もちろんこれは工事中になっておりますので、建物がなくなってきているので、仮囲いの上に移設をされて、外からは見えるようになっているということでした。以前、私の同僚の議員も、場所、そして展示の様子は確認をしております。
 会の皆さんからすれば、プレートは、マグロなどが廃棄され、埋められた場所を示すそういう点で、プレートの位置が築地市場に置かれていたと。ですから、当然運動の趣旨からすれば、プレートとマグロ塚がともに同じ場所に最終的には落ちついて設置されるということが、運動の皆さんの趣旨だというふうに思います。
 それが可能かどうかということなんですけれども、正門詰所付近の塀に設置され、現在工事仮囲いの上に移されているプレート、これを以前と同じような場所に設置することは、そしてマグロ塚と同じ場所に、ともに設置することは可能かどうかという点についてお聞きします。

○木村まちづくり調整担当部長 プレートの取り扱いにつきましては、まずは所管している中央卸売市場において検討することとなると考えてございます。
 マグロ塚につきましては、先ほどご説明いたしましたように、現在、夢の島公園に設置されておりますマグロ塚につきましては、移設するか否かを含め検討を行う必要があると考えてございます。

○曽根委員 意見、要望として申し上げますが、もう二十年以上にわたる運動の担い手の方々は当然ながらかなり高齢になっていて、事務局長の方も現在は岩手県に住んでおられるという状況で、しかしここに参加している十円募金でお金や署名を寄せられた小中学生を初めとする子供たちからのさまざまな支援があったものですから、この歴史を尊重するならば、プレートとマグロ塚は同じようにもとの、マグロが廃棄処分された場所を示すような、それがわかるような形で築地市場跡地に設置されることが望ましいと思います。
 これが実現できるよう、関係局は、マグロ塚を現在管理している建設局、そしてプレートを管理しているのが中央卸売市場、そしてまちづくりの責任を持っているのは都市整備局ですので、三局が協力して、この陳情の趣旨に応えられるよう今後も検討を進めて、一日も早く設置が実現できることをお願いして、質問を終わります。

○宮瀬委員 では、よろしくお願いいたします。
 先ほど以来、曽根委員の方からプレートとマグロ塚というお話がありましたが、私は本来、マグロが埋まっているであろう場所とマグロ塚とプレートはセットであるべきであろうというのが、本来、塚というのはそういうものだと思っております。
 ただし、今後、築地の再開発が各地区で行われていく中で、関係各所の方も多い、スペースもどうなるかわからないということで、現段階では私どもは継続審査の方がよろしいのではないかという認識でおります。
 しかし、陳情の趣旨のように、築地市場跡地へのマグロ塚の移設が望ましいと思っております。
 そういった中で、二、三、確認をしたいんですが、マグロ塚のプレート、マグロ塚という質疑の中で、ではそもそも築地市場内におきまして、いわゆる具体的に何が、どれぐらい、どこにビキニ環礁の水爆実験で被爆したといわれるものがあるんでしょうか、お伺いします。

○木村まちづくり調整担当部長 埋められたものは、マグロ三本、目方にして四十二貫、サメ二十八本、約五百貫程度とされておりまして、キログラムに換算いたしますと、それぞれ約百五十八キログラム、約千八百七十五キログラムでございます。
 場所につきましては、当時、築地市場正門裏に埋めたとされてございます。

○宮瀬委員 ありがとうございます。マグロ塚といわれるものの内容といいますか、教えていただきましたが、都営地下鉄の大江戸線の駅の工事の際に発掘調査を行ったというお話も聞いております。
 やはりマグロ等が埋められた具体的な場所につきまして、関係者等のお話を聞いているのでしょうか、また、その記録等は残っているんでしょうか、お伺いいたします。

○木村まちづくり調整担当部長 マグロ塚が埋められておりました具体的な場所についてのご質問についてのご答弁でございますが、過去の資料などにおきまして、当時、埋めたことに関する記載がございます。都市整備局といたしましては、関係者等の話は聞いてございません。

○宮瀬委員 そこでお伺いするんですけれども、今後、新たに、埋められたマグロ等の発掘調査をする意思が東京都にはあるんでしょうか、お伺いいたします。

○木村まちづくり調整担当部長 調査につきましては、既に平成八年に中央卸売市場におきまして、埋めたと思われる場所の一部の発掘調査を行ってございます。
 それに加えて、都市整備局で調査を行う予定はしてございません。

○宮瀬委員 都市整備局では調査を行う予定がないといったことでございますが、念のため確認になりますが、他局のことで恐縮でございますけれども、他局も含めまして発掘調査をするという予定はないという認識でよろしいんでしょうか。

○木村まちづくり調整担当部長 マグロが埋められた当時、築地市場を所管しておりました中央卸売市場におきまして、調査を行う予定はないと聞いてございます。

○宮瀬委員 東京都としては、マグロ等の発掘調査はしない、する意思はないということでありますが、ということは、今後築地の再開発を進めていく中で、偶然といいますか、埋められたマグロ等が見つかった場合の対応というのがとても重要だと思っております。
 実際にはどういう状況でマグロ等があるのかというのは何もわかりませんが、いずれにせよ、工事を進めて土壌を掘り返していく、整備をしていく中で、埋められたマグロ等が見つかったらどういう対応を行うのかお伺いします。

○木村まちづくり調整担当部長 マグロ等が見つかった場合には、関係局と連携いたしまして適切に対応していくと考えてございます。

○宮瀬委員 回りくどい質疑をさせていただいて恐縮ですが、今のご答弁、大事だと思っておりまして、要は、マグロ等が見つかった場合は適切に対応していくというご答弁でございました。まさかないとは思いますが、掘り返してきたときに見つかったといった際に、そのまま埋めてしまったりということがないという認識で答弁を受けとめました。
 適切に対応していくとは何かといったところは、これからだと思いますので、まだ見つかってもいないところで、どう対応して、適切にというのはお伺いしませんが、ぜひ子供の思いや被爆された方の思い等がございますので、ぜひ適切に対応していただきたいと思っております。
 次の質問でありますが、実際ご答弁や今までの質疑を聞いておりますと、今後検討していくということでありますが、どのようなスケジュールで決めていくのか、また、マグロ塚の扱いについてはどこの局が決めることになっていくのかお伺いいたします。

○木村まちづくり調整担当部長 検討のスケジュールというものは未定でございますが、関係局でマグロ塚の扱いについて検討することとなると考えてございます。

○宮瀬委員 念のための確認でありますが、関係局というのはどの局を指すんでしょうか、お伺いいたします。

○木村まちづくり調整担当部長 都市整備局以外といたしましては、当初からマグロ塚につきまして対応を行ってきました中央卸売市場のほか、東京都夢の島公園内でマグロ塚を預かっております建設局も関係局でございます。

○宮瀬委員 ありがとうございました。
 さまざま今後の対応を含めましてファクトを確認させていただけましたが、我が会派といたしましても、核兵器や放射能の怖さ、平和のとうとさというものを大変大切に思っておりまして、築地の伝統や文化といった考えの中に、こういったことがあったんだということを残していくことは大変重要だと思っております。
 やはり欲をいいましたら、塚とプレートと、あと埋まっている場所というのは、三位一体であるのが本来の姿だとは思っております。
 ぜひ何年たってもそのことが後世に伝わるような対応をしていただくことを要望しまして、質問を終わります。

○本橋委員長 一通り発言が終わりましたので、お諮りさせていただきます。
 本件につきましては継続審査とすることにご異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○本橋委員長 それでは、ご異議なしと認めます。よって、陳情一第三四号は継続審査といたします。
 以上で陳情の審査を終わります。

○本橋委員長 次に、理事者から報告の申し出がございますので、これを聴取いたします。

○山下都市基盤部長 それでは、東京における都市計画道路の在り方に関する基本方針案につきましてご説明申し上げます。
 資料につきましては、資料3、基本方針案について、資料4、同基本方針案の概要版、資料5、同本編をお配りしております。
 本方針は、都市計画道路の見直しに関する検証手法や個々の路線の計画変更等の対応を取りまとめたものでございます。
 初めに、資料3をごらんください。
 東京都と特別区及び二十六市二町は、おおむね十年間で優先的に整備すべき路線、いわゆる優先整備路線を定めた事業化計画を策定し、あわせて都市計画道路の見直しを適宜実施しております。
 平成二十八年三月に策定いたしました現行の整備方針である第四次事業化計画に基づき優先整備路線等の整備を推進することにより、都市計画道路の約八割が完成いたします。しかし、残る約二割の都市計画道路は、事業着手までに期間を要することになります。
 こうしたことから、優先整備路線等を除く未着手の都市計画道路につきまして、さらなる見直しを行うため、平成二十九年度から東京都と特別区及び二十六市二町は共同で調査検討を開始し、本年七月に基本方針案を取りまとめました。
 次に、検討の主なポイントでございます。
 検討対象は、優先整備路線等を除く未着手の都市計画道路としており、約五百三十五キロメートルあります。内訳は、広域的な道路が約百八十五キロメートル、地域的な道路が約三百五十キロメートルでございます。
 検討体制は、学識経験者で構成する専門アドバイザー委員会を設置しまして、意見を聞きながら検討を行いました。
 検討項目は、現行の整備方針、第四次事業化計画で行った将来都市計画道路ネットワークの検証を前提とした上で、都市計画道路の整備形態等に関する新たな検証項目を設け、計画内容を検証しております。
 各検証項目につきまして簡単にご説明いたします。
 恐れ入りますが、資料4、基本方針案の概要版の二ページをごらんください。
 初めに、1、概成道路における拡幅整備の有効性の検証では、道路構造条例等の基準を当てはめ、地域の実情を踏まえた上で評価を行いました。
 2、交差部の交差方式等の検証では、立体交差、交差点拡幅部、支線、次の三ページに行きますが、橋詰について、交通状況等を踏まえ、計画の要否を検証いたしました。
 3、計画重複等に関する検証の、都市計画公園等との重複につきましては、計画の整合を図るため、二つの方向性に分類いたしました。事業実施済み区間につきましては、都市計画事業以外の手法により既に道路が整備された区間につきまして、幅員がほぼ同じであるものの、現道の道路区域が都市計画道路区域と一致していない区間がございます。この区間につきまして、安全性や地域の実情を踏まえ、現道に合わせて都市計画変更するか検証いたしました。
 4、地域的な道路に関する検証では、既存の道路によって都市計画道路が有する機能を代替が可能か検証いたしました。
 次に、検証結果でございます。
 恐れ入りますが、先ほどの資料3に戻っていただき、検証項目及び結果をごらんください。
 概成道路につきましては、十一カ所、約九キロメートルについて、現道に合わせて変更を行う予定でございます。
 交差部の交差方式等につきましては、十一カ所について、廃止や縮小の変更を行う予定でございます。
 都市計画公園との重複につきましては、五十九カ所の都市計画変更の方向性を整理し、今後、都市計画道路と公園の片方または双方が事業化を検討する際に、本検証結果をもとに調整を行い、必要に応じて都市計画変更を行います。
 事業実施済み区間につきましては、四カ所、約二キロメートルについて、現道に合わせて変更を行う予定でございます。
 既存道路の代替可能性につきましては、一カ所、約一キロメートルについて、廃止する予定でございます。
 今後の予定でございますが、基本方針案に対するパブリックコメントを本年七月十二日から八月十二日まで実施しましたので、その結果を踏まえ、年内を目途に基本方針を策定する予定でございます。
 以上で東京における都市計画道路の在り方に関する基本方針(案)についてのご説明を終わらせていただきます。

○本橋委員長 ただいま報告が終わりました。
 この際、資料要求のある方は発言をお願いいたします。

○曽根委員 四点の資料をお願いしたいと思います。
 まず、一点目は、国の方から平成十二年十二月に都市計画運用指針が発出されましたが、それ以降、今日まで、都市計画道路の廃止、ルート変更、幅員変更などについて、都道府県別の路線数、延長距離をお願いします。
 二つ目、平成元年以降の都内の自動車走行量の推移をお願いいたします。
 三つ目、同じく平成元年以降の道路投資額の推移及びその内訳として、道路、街路の整備費と道路の補修費、道路の維持管理費などの内訳がわかるものをお願いいたします。
 四点目ですが、今回の基本方針案に対するパブリックコメントの件数や内容について、できるだけ詳細なことがわかる資料をお願いいたします。
 以上です。

○本橋委員長 ほかにございますでしょうか。--よろしいですか。
 ただいま曽根委員さんより資料要求がございました。これを委員会の資料要求とすることにご異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○本橋委員長 異議なしと認めます。理事者におかれましては、要求されました委員と調整の上、ご提出の方をお願いいたします。
 以上で都市整備局関係を終わりたいと存じます。
 これをもちまして本日の委員会を閉会とさせていただきます。
   午後一時四十六分散会

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