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Tokyo Metropolitan Assembly

都市整備委員会速記録第十六号

平成三十年十二月十七日(月曜日)
第六委員会室
午後一時開議
出席委員 十四名
委員長本橋ひろたか君
副委員長佐野いくお君
副委員長和泉なおみ君
理事中山 信行君
理事神林  茂君
理事伊藤 ゆう君
けいの信一君
西郷あゆ美君
滝田やすひこ君
宮瀬 英治君
両角みのる君
高橋 信博君
荒木ちはる君
曽根はじめ君

欠席委員 なし

出席説明員
都市整備局局長技監兼務佐藤 伸朗君
次長小泉  健君
技監上野 雄一君
理事今村 保雄君
理事中島 高志君
総務部長桜井 政人君

本日の会議に付した事件
意見書について
付託議案の審査(決定)
・第二百一号議案 平成三十年度東京都一般会計補正予算(第二号)中、歳出 都市整備委員会所管分
・第二百九号議案 東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業施行規程
・第二百十号議案 東京都建築安全条例の一部を改正する条例
・第二百三十三号議案 東京都営住宅、東京都福祉住宅、東京都特定公共賃貸住宅、東京都地域特別賃貸住宅、東京都引揚者住宅等の指定管理者の指定について
請願陳情の継続審査について
特定事件の継続調査について

○本橋委員長 ただいまから都市整備委員会を開会いたします。
 初めに、意見書について申し上げます。
 過日の委員会におきまして、理事会にご一任をいただきました意見書二件中、意見書一件につきましては、お手元配布の案文のとおり調整をいたしました。
 案文の朗読は省略をいたします。

   駅ホームにおける安全性向上対策の加速に関する意見書(案)
 駅ホームにおける安全性の向上は、鉄道を利用する全ての人の命と安全を守る取組である。駅ホームにおける安全性を向上させるには、ホームからの転落事故などを防止するハード・ソフト両面からの対策を総合的に推進することが重要である。
 都は、ハード対策として、地下鉄駅に加え、利用者十万人以上の駅などにおいて、鉄道事業者が行うホームドア等の整備に対して補助を実施することで、その整備を促進している。
 今後は、ホームドア等の整備を一層加速させるため、優先整備の考え方を整理し、鉄道事業者へ整備を働き掛け、その取組の支援をしていくところである。
 また、内方線付き点状ブロックの整備に対しては、ホームドア未設置の利用者三千人以上の駅における補助を実施し、整備を促進している。
 一方、ソフト対策として、駅員等による乗車・降車時の誘導案内や声掛けの強化、駅利用者へ声掛けや誘導案内を呼び掛ける啓発活動、心のバリアフリーへの理解を促進させる取組への支援などが進められている。
 よって、東京都議会は、国会及び政府に対し、駅ホームにおける安全性向上対策を一段と加速させるため、次の事項を実現するよう強く要請する。
一 ホームドア等の整備を更に加速させるため、鉄道事業者の積極的な取組を促すとともに、整備に必要な財源を確保すること。
二 異なる扉位置の鉄道車両への対応や、コスト及び整備期間の縮減などを図るための技術開発に対する支援等を行うこと。
三 内方線付き点状ブロックの整備に対する鉄道事業者の取組を支援するため、必要な財源を確保すること。
四 駅員等による誘導案内を強化する取組や、鉄道利用者に向けた啓発活動など、ソフト対策に対する支援の充実を図ること。
 以上、地方自治法第九十九条の規定により意見書を提出する。
  平成三十年十二月 日
東京都議会議長 尾崎 大介
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
総務大臣
国土交通大臣 宛て

○本橋委員長 本件は、議長宛て提出の手続をとりたいと思いますので、ご了承のほどよろしくお願いいたします。
 なお、その他の意見書につきましては、調整がつかなかった旨、議長に報告すべきであるとの結論になりましたので、ご了承のほどお願いいたします。

○本橋委員長 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、付託議案の審査並びに請願陳情及び特定事件の閉会中の継続審査及び調査の申し出の決定を行います。
 付託議案の審査を行います。
 第二百一号議案、平成三十年度東京都一般会計補正予算(第二号)中、歳出、都市整備委員会所管分、第二百九号議案、第二百十号議案及び第二百三十三号議案を一括して議題といたします。
 本案につきましては、いずれも既に質疑を終了いたしております。
 この際、本案に対しまして発言の申し出がございますので、これを許します。

○曽根委員 本委員会に付託されました議案について、日本共産党の意見を述べます。
 まず、第二百九号議案、東京都都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業施行規程についてです。
 本議案は、都施行の泉岳寺駅及び周辺の第二種再開発事業の施行規程を定めるものですが、この開発は、隣接するJRなどによる大規模な再開発と事実上一体の開発であり、地域住民や地元中小企業、教育施設などに、環境問題やコミュニティの分断などを初め、多大な犠牲をもたらしかねない事業です。
 また、これまで都による駅前の第二種再開発事業は、いずれも巨額な赤字を残しており、本事業も大企業の利益優先の一方で、都財政に犠牲を押しつけることになりかねないことから、都として公費を投入し推進すべきではないと考えます。よって、施行規程を定める本議案に反対いたします。
 次に、第二百十号議案、東京都建築安全条例の一部を改正する条例案については、条例中の建築基準法改正に伴う同法施行令第百十二条第十二項を引用した部分で、同十二項が廃止されたことで、引用条項の変更が生じたことによる条例改正です。
 同法の改正理由は、空き家などの転用を促進するためとされており、それ自体は必要な課題ですが、今回の改正内容は、単に引用する項番号の変更にとどまらず、屋根不燃化地域の学校や公会堂、公衆浴場など公共的な木造建築物について、消防力が格段に向上したとの理由で、軒裏の防火性能を三十分から二十分に緩和するものです。
 ただし、これまでの法改正と異なり、国による実物大の建物による燃焼実験などの知見が示されておりません。最近も火災事故が頻発しており、安易な規制緩和は行うべきでないと考えます。よって、本議案に反対いたします。
 他の補正予算を含む付託議案には賛成いたします。
 以上です。

○本橋委員長 発言が終わりました。
 それでは、これより採決を行いたいと存じます。
 初めに、第二百九号議案及び第二百十号議案を一括して採決いたします。
 本案は、起立により採決いたします。
 本案は、いずれも原案のとおり決定することに賛成の方はご起立を願います。
   〔賛成者起立〕

○本橋委員長 ご着席ください。起立多数と認めます。よって、第二百九号議案及び第二百十号議案は、いずれも原案のとおり決定いたしました。
 次に、第二百一号議案、平成三十年度東京都一般会計補正予算(第二号)中、歳出、都市整備委員会所管分及び第二百三十三号議案を一括して採決いたします。
 お諮りをいたします。
 本案は、いずれも原案のとおり決定することにご異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○本橋委員長 ご異議なしと認めます。よって、第二百一号議案、平成三十年度東京都一般会計補正予算(第二号)中、歳出、都市整備委員会所管分及び第二百三十三号議案は、いずれも原案のとおり決定いたしました。
 以上で付託議案の審査を終わります。

○本橋委員長 次に、請願陳情及び特定事件についてお諮りいたします。
 本日まで決定を見ていない請願陳情並びにお手元配布の特定事件調査事項につきましては、それぞれ閉会中の継続審査及び調査の申し出をいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○本橋委員長 ご異議なしと認めまして、そのように決定いたしました。

○本橋委員長 この際、佐藤局長から発言を求められております。これを許可いたしたいと存じます。

○佐藤都市整備局長 一言御礼のご挨拶を申し上げます。
 このたびの定例会に提案いたしました議案につきまして、ただいまご決定をいただきました。
 本橋委員長を初め委員の皆様方には、熱心なご審議を賜り、まことにありがとうございました。
 ご審議の過程でいただきましたご意見、ご指摘等につきましては、今後の事務事業の執行に十分反映させ、万全を期してまいりたいと考えております。
 今後とも、一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げまして、大変簡単ではございますが、御礼のご挨拶とさせていただきます。まことにありがとうございました。

○本橋委員長 発言が終わりました。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時六分散会

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