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Tokyo Metropolitan Assembly

都市整備委員会速記録第九号

平成二十三年六月二十九日(水曜日)
第六委員会室
   午後一時開議
 出席委員 十四名
委員長いのつめまさみ君
副委員長関口 太一君
副委員長高橋 信博君
理事淺野 克彦君
理事神林  茂君
理事吉倉 正美君
加藤 雅之君
遠藤  守君
佐藤 由美君
大島よしえ君
滝沢 景一君
遠藤  衛君
林田  武君
大塚たかあき君

 欠席委員 なし

 出席説明員
都市整備局東京都技監都市整備局長技監兼務河島  均君
次長中西  充君
技監升 貴三男君
理事松井多美雄君
理事都市づくり政策部長事務取扱安井 順一君
総務部長石野 利幸君

本日の会議に付した事件
意見書について
付託議案の審査(決定)
・第百七号議案 平成二十三年度東京都一般会計補正予算(第一号)中、歳出 都市整備委員会所管分
・第百八号議案 平成二十三年度東京都都営住宅等事業会計補正予算(第一号)
請願陳情の継続審査について
特定事件の継続調査について

○いのつめ委員長 ただいまから都市整備委員会を開会いたします。
 初めに、意見書について申し上げます。
 過日の委員会で理事会にご一任をいただきました意見書中一件につきましては、お手元配布の案文のとおり調整いたしました。
 案文の朗読は省略いたします。

住宅・建築物の耐震化緊急支援事業の復活及び充実・強化に関する意見書(案)
 本年三月に発生した東日本大震災は未み曾ぞ有うの大惨事となり、かつてない壊滅的な被害を目の当たりにした都民、国民全てが、改めて大地震への万全な備えの必要性を痛感するに至った。
 東京においても、首都直下地震発生の切迫性が指摘されている。人口や建築物が集積し、政治・経済の中枢として極めて重要な役割を担っている首都東京において、一たび大地震が起これば、その被害は甚大で計り知れない。
 大地震から都民の生命と財産を守るため、建築物の耐震化を促進することは喫緊の課題である。
 よって、東京都議会は、国会及び政府に対し、住宅・建築物の耐震化緊急支援事業について、次の事項を実現するよう強く要請する。
一 平成二十二年度補正予算限りの措置とした当該事業を復活すること。
二 既に補助制度を整備している地方公共団体も活用できるような制度とすること。
三 震災時の避難や救援活動に及ぼす影響が大きい緊急輸送道路沿道建築物等の耐震化助成について、補助割合を引き上げるなど、財政支援策を拡充・強化すること。
 以上、地方自治法第九十九条の規定により意見書を提出する。
  平成二十三年七月 日
東京都議会議長  和田 宗春
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
総務大臣
国土交通大臣  宛て

○いのつめ委員長 本件は、議長あて提出の手続をとりたいと思いますので、ご了承願います。
 なお、その他の意見書につきましては、調整がつかなかった旨、議長に報告すべきであるとの結論になりましたので、ご了承願います。

○いのつめ委員長 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、付託議案の審査並びに請願陳情及び特定事件の閉会中の継続審査及び調査の申し出の決定を行います。
 これより付託議案の審査を行います。
 第百七号議案、平成二十三年度東京都一般会計補正予算(第一号)中、歳出、都市整備委員会所管分及び第百八号議案を一括して議題といたします。
 本案につきましては、いずれも既に質疑を終了しております。
 この際、本案に対し発言の申し出がありますので、これを許します。

○大島委員 意見を表明します。
 未曾有の被害をもたらした東日本大震災は、今後予想される首都直下型地震などの発生に備え、防災対策を抜本的に見直し、災害に強く、人に優しい防災都市づくりを進めることを求めています。
 しかし、地震のときに多くの被害者が出ると想定される木造密集地域の耐震化が進まない状況が依然としてあることや分譲マンションの耐震化実施状況の把握が不十分であったことを認めながら、今回の補正予算の木造密集地域の整備促進に向けた検討に三千万円、マンションの耐震化促進に向けた検討には一億六千二百万円しか計上されていません。
 内容を見ても、木造住宅耐震化助成の対象地域拡大や助成額の引き上げなどには着手していません。これは、横浜市が今回の震災に対応し、補正予算で木造耐震助成の助成額を、一般世帯について百五十万円から二百二十五万円に、非課税世帯については二百二十五万円から三百万円へとそれぞれ七十五万円引き上げたことから見ても不十分です。
 壊れない、燃えないまちづくりを目指して、補正予算では住宅の耐震化、木造密集住宅地域を初めとする、まちの不燃化のための事業費を大きくふやすことに力を注ぐべきであったと指摘しておきます。
 同時に、東日本大震災を踏まえた調査を行うこと自体は重要なことです。木造密集地域を修復型で進めるための方策、マンションの全棟調査については、耐震化に向けての合意形成の問題や修繕積立金の問題についても把握することを求め、今回の補正予算には賛成するものです。

○いのつめ委員長 発言は終わりました。
 これより採決を行います。
 第百七号議案、平成二十三年度東京都一般会計補正予算(第一号)中、歳出、都市整備委員会所管分及び第百八号議案を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、いずれも原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○いのつめ委員長 異議なしと認めます。よって、第百七号議案、平成二十三年度東京都一般会計補正予算(第一号)中、歳出、都市整備委員会所管分及び第百八号議案は、いずれも原案のとおり決定いたしました。
 以上で付託議案の審査を終わります。

○いのつめ委員長 次に、請願陳情及び特定事件についてお諮りいたします。
 本日まで決定を見ていない請願陳情並びにお手元配布の特定事件調査事項につきましては、それぞれ閉会中の継続審査及び調査の申し出をいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○いのつめ委員長 異議なしと認め、そのように決定いたしました。

○いのつめ委員長 次に、今後の委員会日程について申し上げます。
 先ほどの理事会におきまして、お手元配布の日程のとおり申し合わせましたので、ご了承願います。

○いのつめ委員長 この際、河島東京都技監から発言を求められておりますので、これを許します。

○河島東京都技監 一言御礼のごあいさつを申し上げます。
 このたびの定例会に提案いたしました議案につきまして、ただいまご決定をいただきました。
 いのつめ委員長を初め、委員の皆様には熱心なご審議を賜り、まことにありがとうございました。これまでのご審議の過程でいただきました貴重なご意見、ご指摘等につきましては、今後の事務事業の執行に十分反映させまして、万全を期してまいりたいと存じます。
 今後とも一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げます。大変簡単ではございますが、御礼のごあいさつとさせていただきます。
 まことにありがとうございました。

○いのつめ委員長 発言は終わりました。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時五分散会

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