ロゴ 東京都議会

Tokyo Metropolitan Assembly

公営企業委員会速記録第八号

平成二十六年九月十一日(木曜日)
第十委員会室
午後一時開議
出席委員 十四名
委員長小宮あんり君
副委員長西沢けいた君
副委員長田中 朝子君
理事吉住 健一君
理事高倉 良生君
理事畔上三和子君
河野ゆうき君
上田 令子君
堀  宏道君
鈴木 錦治君
松村 友昭君
鈴木貫太郎君
山田 忠昭君
三宅 茂樹君

欠席委員 なし

出席説明員
交通局局長新田 洋平君
次長塩見 清仁君
総務部長小泉  健君
職員部長土岐 勝広君
資産運用部長樋口 正勝君
電車部長太田  博君
自動車部長広瀬 健二君
車両電気部長石井 明彦君
建設工務部長技術管理担当部長兼務野崎 誠貴君
企画担当部長根木 義則君
安全管理担当部長岡本 恭広君
バス事業経営改善担当部長渡邉 範久君
技術調整担当部長奥津 佳之君
調整担当部長仁田山芳範君
水道局局長吉田  永君
次長福田 良行君
総務部長黒沼  靖君
職員部長松丸 俊之君
経理部長石井 正明君
サービス推進部長冨田 英昭君
浄水部長田村 聡志君
給水部長青木 秀幸君
建設部長今井  滋君
企画担当部長斉田 典彦君
サービス企画担当部長宇井 利見君
設備担当部長横田 秀樹君
多摩水道改革推進本部本部長石井  玲君
調整部長浅沼 寿一君
施設部長山田  廣君
技術調整担当部長芦田 裕志君
下水道局局長松田 芳和君
技監渡辺志津男君
総務部長小山 哲司君
職員部長安藤  博君
経理部長熊谷  透君
計画調整部長坂根 良平君
施設管理部長神山  守君
建設部長中島 義成君
企画担当部長永野  実君
技術開発担当部長前田 淳一君
施設管理担当部長田中 宏治君
流域下水道本部本部長黒住 光浩君
管理部長関  雅広君
技術部長松島  修君

本日の会議に付した事件
水道局関係
報告事項(説明・質疑)
・契約の締結について
交通局関係
報告事項(説明・質疑)
・契約の締結について
下水道局関係
第三回定例会提出予定案件について(説明)
・地方自治法第二百三十一条の三の規定に基づく審査請求に関する諮問について
報告事項
・私債権の放棄について(説明)
・契約の締結について(説明・質疑)

○小宮委員長 ただいまから公営企業委員会を開会します。
 初めに、会期中の委員会日程について申し上げます。
 お手元配布の日程のとおり、理事会において申し合わせました。ご了承願います。
 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、下水道局関係の第三回定例会に提出を予定されております案件の説明聴取及び所管三局の報告事項の聴取を行います。
 なお、提出予定案件及び報告事項、私債権の放棄については、本日は説明を聴取し、資料要求をすることにとどめ、質疑は会期中の委員会で行います。また、報告事項、契約の締結については、説明聴取の後、質疑を終了まで行います。ご了承願います。
 これより水道局関係に入ります。
 初めに、先般の人事異動に伴い、幹部職員に交代がありました。水道局長から紹介があります。

○吉田水道局長 平成二十六年七月十六日付の人事異動によりまして当局の幹部職員に異動がございましたので、紹介させていただきます。
 多摩水道改革推進本部長の石井玲でございます。総務部長の黒沼靖でございます。浄水部長の田村聡志でございます。給水部長の青木秀幸でございます。設備担当部長の横田秀樹でございます。多摩水道改革推進本部技術調整担当部長の芦田裕志でございます。
 以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
   〔理事者挨拶〕

○小宮委員長 紹介は終わりました。

○小宮委員長 次に、理事者から報告の申し出があります。これを聴取します。

○石井経理部長 工事請負契約につきまして、お手元の資料、契約締結報告書によりご報告申し上げます。
 本日ご報告申し上げるものは、平成二十六年五月一日から平成二十六年七月三十一日までの間に契約を締結いたしました予定価格が一件九億円以上の工事請負契約六件でございます。
 一ページをお開き願います。本日ご報告申し上げます契約六件の総括表でございます。以下、順次、契約の概要についてご説明申し上げます。
 二ページをお開き願います。この契約は、東大和市清原一丁目地内から同市桜が丘三丁目地先間送水管(二千ミリメートル)用トンネル築造及びトンネル内配管工事でございます。
 本件は、東大和市清原一丁目一番地内から同市桜が丘三丁目四十四番地先間において、内径二千ミリメートルの送水管新設工事をシールド工法により施行するものでございます。
 契約の方法はWTO一般競争入札、契約金額は三十五億一千七十五万六千円、契約の相手方は熊谷・ユーディケー・二友組建設共同企業体でございます。入札経過につきましては三ページに、工事場所の図面につきましては四ページにございますので、ご参照いただきたいと存じます。
 五ページをお開き願います。この契約は、拝島給水所から昭島市美堀町四丁目地内間送水管(二千ミリメートル)用立坑及びトンネル築造工事でございます。
 本件は、拝島給水所から昭島市美堀町四丁目十三番地内間において、シールドの発進立て坑築造工事を柱列式連続地中壁工法により施行するとともに、内径二千ミリメートルの送水管用のトンネル築造工事をシールド工法により施行するものでございます。
 契約の方法は一般競争入札、契約金額は十一億五千五百二十七万六千円、契約の相手方は錢高・東鉄建設共同企業体でございます。入札経過につきましては六ページに、工事場所の図面につきましては七ページにございますので、ご参照いただきたいと存じます。
 八ページをお開き願います。この契約は、大田区平和島四丁目地先から同区平和島五丁目地先間外一カ所配水本管(五百ミリメートル・四百ミリメートル)布設替及び撤去工事でございます。
 本件は、大田区平和島四丁目二番地先から同区平和島五丁目四番地先間及び大田区平和島一丁目一番地先から同区平和島二丁目一番地先間において、内径五百ミリメートル及び四百ミリメートルの配水本管を開削工法により布設替え及び撤去するものでございます。
 九ページをお開き願います。契約の詳細でございます。
 契約の方法は一般競争入札、契約金額は九億一千八百万円、契約の相手方は、みらい・フジケン建設共同企業体でございます。工事場所の図面につきましては一〇ページにございますので、ご参照いただきたいと存じます。
 一一ページをお開き願います。この契約は、練馬区大泉学園町七丁目地先から同区大泉町三丁目地先間配水本管(五百ミリメートル)布設替工事でございます。
 本件は、練馬区大泉学園町七丁目七番地先から同区大泉町三丁目二十四番地先間において、内径五百ミリメートルの配水本管布設替え工事を開削工法により施行するものでございます。
 契約の方法は一般競争入札、契約金額は九億一千六百二十七万二千円、契約の相手方は株式会社ホープでございます。工事場所の図面につきましては一二ページにございますので、ご参照いただきたいと存じます。
 一三ページをお開き願います。この契約は、多摩市乞田千四百二十六番地先から同市関戸五丁目地先間配水本管(四百ミリメートル)新設工事でございます。
 本件は、多摩市乞田千四百二十六番地先から同市関戸五丁目二十一番地先間において、内径四百ミリメートルの配水本管新設工事を開削工法により施行するものでございます。
 一四ページをお開き願います。契約の詳細でございます。契約の方法は一般競争入札、契約金額は九億五百四万円、契約の相手方は石川徳建設株式会社でございます。工事場所の図面につきましては一五ページにございますのでご参照いただきたいと存じます。
 一六ページをお開き願います。この契約は、上井草給水所第一城南系ポンプ用速度制御設備等改良工事でございます。
 本件は、老朽化した設備の信頼性向上を図るため、上井草給水所において、第一城南系ポンプ用速度制御設備等の更新を行うものでございます。
 一七ページをお開き願います。契約の詳細でございます。
 契約の方法は一般競争入札、契約金額は十一億百六十万円、契約の相手方は株式会社日立製作所でございます。工事場所の図面につきましては一八ページにございますので、ご参照いただきたいと存じます。
 以上、簡単ではございますが、ご報告申し上げます。よろしくお願いいたします。

○小宮委員長 報告は終わりました。これより本件に対する質疑を行います。
 発言を願います。発言がなければ、お諮りいたします。
 本件に対する質疑はこれをもって終了いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○小宮委員長 異議なしと認め、報告事項に対する質疑は終了いたしました。
 以上で水道局関係を終わります。

○小宮委員長 これより交通局関係に入ります。
 初めに、先般の人事異動に伴い幹部職員に交代がありました。交通局長から紹介があります。

○新田交通局長 平成二十六年七月十六日付の人事異動によりまして当局幹部職員に異動がございましたので、紹介させていただきます。
 総務部長の小泉健でございます。職員部長の土岐勝広でございます。自動車部長の広瀬健二でございます。建設工務部長で技術管理担当部長兼務の野崎誠貴でございます。企画担当部長の根木義則でございます。バス事業経営改善担当部長の渡邉範久でございます。調整担当部長の仁田山芳範でございます。
 以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
   〔理事者挨拶〕

○小宮委員長 紹介は終わりました。

○小宮委員長 次に、理事者から報告の申し出があります。これを聴取します。

○樋口資産運用部長 お手元の資料1、契約締結報告書に基づきまして、平成二十六年五月一日から平成二十六年七月三十一日までに契約を締結いたしました予定価格が一件九億円以上の製造請負契約及び予定価格が一件二億円以上の動産の買い入れ契約につきましてご報告申し上げます。
 一ページをお開き願います。ご報告申し上げます契約三件の総括表でございます。以下、契約の概要についてご説明申し上げます。
 二ページをお開き願います。一件目は、新宿線江戸川変電所受変電設備ほか製造でございます。
 本件は、老朽化した受変電設備を更新するため、各種配電盤、変圧器などを製造するものでございます。
 契約の方法は指名競争入札、契約金額は十六億九千五百六十万円、契約の相手方は富士電機株式会社でございます。入札経過につきましては三ページに記載してございます。
 四ページをお開き願います。二件目は、荒川線車両の製造でございます。
 本件は、老朽化した荒川線車両を更新するため、車両計八両を製造するものでございます。
 契約の方法は指名競争入札、契約金額は十四億六千二百三十二万円、契約の相手方はアルナ車両株式会社でございます。入札経過につきましては五ページに記載してございます。
 六ページをお開き願います。三件目は、平成二十六年度一般乗合自動車の買入れでございます。
 本件は、一般乗合旅客輸送用として大型ノンステップバス六十両を買い入れるものでございます。
 契約の方法は一般競争入札、契約金額は十一億九千五百五十六万円、契約の相手方は、いすゞ自動車首都圏株式会社でございます。入札経過につきましては七ページに記載してございます。
 以上でご報告を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。

○小宮委員長 報告は終わりました。
 これより本件に対する質疑を行います。
 発言を願います。

○上田委員 交通局では、都営バスの経営改善策の一環として、バス車両の使用期間延長による車両購入費用削減を実施されているということです。今回、六十台購入をするということで、イメージ、今まで使用期間を終了した六十台ぐらいのバスを廃棄して新規購入というふうなことをちょっと、私の方でも想定させていただきました。
 計画的に車両購入されているとは思いますが、使用期間を終了したバス車両につきまして、三点お尋ねしたいと思います。
 終了したバス車両につきましてですが、再利用についての売却先が、いろいろ、公的なところから民間その他もあるかと思います。売却先や入札などの方法、そしてその時系列的なスケジュールについてお聞かせください。

○広瀬自動車部長 交通局では、安全で安定的な運行を確保するために、計画的にバス車両を更新しております。廃車するバス車両につきましては、購入を希望するバス事業者があれば売却し、路線バスとして引き続き有効活用を図っていただくことが望ましいと考えております。
 売却先としては、まず、全国の公営バス事業者、次いで民間の路線バス事業者と契約交渉を行います。その後、バス事業者以外で購入を希望する者に対し、都の契約手続に基づき売却することとしております。売却時期につきましては、購入する車両の納入時期を勘案して決定しているところでございます。

○上田委員 売却の方も積極的にやってくださっているようではございますけれども、なかなか民間事業者さんとか、どうやってその売却の情報等を知り得るのかというところで、告知と広報の方法論、どんなような形にして、どういう形でどんな団体さんに具体的にお知らせしているか等々お聞かせください。

○広瀬自動車部長 売却の告知でございますけれども、まず、公営バス事業者、次いで、バス事業者の全国組織であります日本バス協会加盟の民間路線バス事業者を対象といたしまして購入の意向調査を実施しております。その後、バス事業者以外で購入を希望する者に対しまして、都の契約手続に基づき公表することとしております。

○上田委員 きょうも全国各地で大変な被害が出ているようで、地方自治体の公営バス事業は非常に苦労しているということも仄聞をしております。これまでも、東京都はかなり全国的な公営バス並びに世界各地への協力をしてきたということを仄聞しておりますことから、被災地支援などによる無償譲渡と海外への売却実績の実例など、また、現状も含めてお答えください。

○広瀬自動車部長 東日本大震災への対応といたしまして、平成二十三年度に岩手県と宮城県の路線バス事業者に対しまして、計四十九両を無償譲渡した例ですとか、平成二十四年度に、夕張市に対する支援として一両を無償譲渡した例がございます。海外につきましては、平成十七年度にスリランカへ、スマトラ島沖大地震への対応といたしまして、百七十七両を無償譲渡した例や、平成十四年度に、インドネシア政府からの依頼に基づきまして、同国へ五十両売却した例がございます。

○上田委員 ありがとうございました。全国的あるいは世界的にも、気候変動が非常に叫ばれて久しい中、この東京都のバスが、よい形で再利用をされることは大変喜ばしいことであると思います。かつ、新規購入におきましては費用対効果を考えつつ、ぜひ、売却する場合は、今後とも、よりよき告知をもちまして、本当に地方の方は公営バスが大変で、毎年一つずつ事業が閉鎖されているという話も聞いておりますので、車だけではなく、バス経営のノウハウ、その他ソフトウエアに関しましても、東京都が全国の公営バス事業の牽引をしていくことを希望しまして質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

○小宮委員長 ほかに発言がなければ、お諮りいたします。
 本件に対する質疑はこれをもって終了したいと思います。これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○小宮委員長 異議なしと認め、報告事項に対する質疑は終了しました。
 以上で交通局関係を終わります。

○小宮委員長 これより下水道局関係に入ります。
 初めに、先般の人事異動に伴い、下水道局長及び幹部職員に交代がありました。下水道局長から挨拶並びに幹部職員の紹介があります。
 下水道局長に就任されました松田芳和局長をご紹介いたします。

○松田下水道局長 去る七月十六日付で下水道局長を拝命いたしました松田芳和でございます。
 小宮委員長を初め委員の皆様方には、日ごろより下水道事業にご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
 私ども下水道局職員一同、お客様の安全を守り、安心で快適な生活を支えるとともに、良好な水環境と環境負荷の少ない都市の実現に貢献するため、下水道事業の一層の推進に全力を尽くし、お客様である都民の皆様の負託に応えてまいる所存でございます。委員の皆様におかれましては、今後とも、より一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
 続きまして、七月十六日付の人事異動によりまして当局幹部職員に異動がございましたので、ご紹介させていただきます。
 技監の渡辺志津男でございます。計画調整部長の坂根良平でございます。施設管理部長の神山守でございます。技術開発担当部長の前田淳一でございます。施設管理担当部長の田中宏治でございます。流域下水道本部管理部長の関雅広でございます。
 以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
   〔理事者挨拶〕

○小宮委員長 挨拶並びに紹介は終わりました。

○小宮委員長 次に、第三回定例会に提出を予定されております案件について理事者の説明を求めます。

○松田下水道局長 平成二十六年第三回定例会に提案を予定しております下水道局関係の案件の概要につきましてご説明申し上げます。
 ご審議をお願いいたします案件は、地方自治法第二百三十一条の三の規定に基づく審査請求に関する諮問についてでございます。
 本諮問は、当局が行いました下水道料金の督促処分について、柴山徹哉さんから地方自治法第二百三十一条の三第一項に規定する処分についての審査請求がございましたので、同条第七項の規定に基づき議会に諮問するものでございます。
 案件の詳細につきましては、引き続き経理部長からご説明させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。

○熊谷経理部長 審査請求に関する諮問につきましてご説明申し上げます。
 恐れ入りますが、お手元の資料1をごらんいただきたいと存じます。
 一ページから二ページまでは諮問案でございます。
 その内容につきまして、三ページ以降の関係資料によりご説明申し上げます。
 恐れ入りますが、四ページをお開きいただきたいと存じます。
 審査請求人は、柴山徹哉さんでございます。
 審査請求の趣旨でございますが、下水道局経理部長が審査請求人に対して行いました下水道料金に係る督促処分の取り消しを求めるというものでございます。
 請求人による審査請求の理由でございますが、請求の対象とされている給水契約は、請求人が水道利用の新規契約あるいは名義変更をしたものではない、また、本件水道使用場所における水道そのものについても、通常に使用することが不可能な状態にあった、したがって、支払い義務が発生していない、仮に支払い義務が発生していたとしても、請求人は福祉関連行政による経済面における援助を受けており、料金減免制度の適用を受けている場合と同様に処理されるべきであるというものでございます。
 恐れ入りますが、五ページに移らせていただきます。
 五の本件処分に至る経緯でございます。
 下水道局は、料金徴収業務を水道局に委託しております。
 請求人は、平成二十二年十一月分から平成二十三年十月分までの下水道料金、合計一万二千五百三十六円を納付しておりませんでした。
 これに対し、水道局は、請求人に対して再三にわたり文書、現場訪問による催告をいたしましたが、支払いがなかったため、水道局と下水道局で協議を行い、平成二十五年十二月に、当該未納下水道料金の徴収権を下水道局に返還する手続を行いました。
 徴収権の返還後、平成二十六年一月十日に、下水道局から請求人に対し、改めて未納下水道料金のお知らせを送付して催告を行いましたが、請求人からの支払いがなかったため、平成二十六年四月七日に本件督促処分を行ったところ、今回の審査請求が提出されたものでございます。
 恐れ入りますが、六ページに移らせていただきます。
 六の審査請求に関する処分庁としての私どもの見解でございますが、本件は、請求人が水道使用場所において居住し、水道使用の実績もあることから、下水道料金の支払い義務が生じているにもかかわらず、料金を納期限までに納付しなかったため督促処分に至ったものでございます。
 この督促処分は、法令等に基づき適法に行われており、本件処分に違法、不当な点はなく、審査請求には理由がないことから、棄却が相当と存じます。
 なお、給水契約につきましては、請求人の家族の申し込みにより開始されております。
 また、請求人は、水道使用期間当時、生活保護を受けておらず、申請もなされていないことから、その間に発生した料金について減免制度を適用することはできないものであります。
 六ページ中段以降は、関係法令の抜粋を記載しておりますので、後ほどごらんいただきたいと存じます。
 以上で、簡単ではございますが、説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○小宮委員長 説明は終わりました。
 この際、資料要求のある方は発言を願います。−−なければ、資料要求はなしと確認させていただきます。

○小宮委員長 次に、理事者から報告の申し出があります。これを聴取します。
 初めに、私債権の放棄について報告を聴取いたします。

○熊谷経理部長 私債権の放棄につきましてご報告申し上げます。
 恐れ入りますが、お手元の資料2、私債権の放棄についてをごらんいただきたいと存じます。
 本件は、東京都債権管理条例第十三条に基づき、平成二十五年度に下水道局が放棄した私債権四件、合計金額五千六百七十円についてご報告申し上げるものでございます。
 これらの債権は、臨海副都心地区に立地する住宅棟に供給した再生水の利用料金で、平成二十三年度までに発生し、以降、債務の履行が滞っていた債権でございます。
 各債務者に対しましては、所在調査や支払いの催告など徴収に向けて鋭意努力を重ねてまいりましたが、いずれの債権につきましても、債務者が行方不明などの状態で実質的に回収不能となっていること、また、既に消滅時効に係る時効期間が経過し、時効の援用の確認もできないことから、平成二十六年三月に債権の放棄を実施したところでございます。
 以上、簡単ではございますが、私債権の放棄についての報告を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

○小宮委員長 報告は終わりました。
 この際、資料要求のある方は発言を願います。−−なければ、資料要求はなしと確認させていただきます。

○小宮委員長 次に、契約の締結について報告を聴取します。

○熊谷経理部長 工事の請負契約につきましてご報告申し上げます。
 恐れ入りますが、お手元の資料3、工事請負契約の締結についてをごらんいただきたいと存じます。
 今回ご報告申し上げますのは、平成二十六年五月一日から平成二十六年七月三十一日までの間に締結した予定価格九億円以上の工事請負契約九件でございます。
 恐れ入りますが、一ページをお開き願います。総括表をお示ししてございます。
 この総括表によりましてご説明させていただきます。
 まず、区部の下水道工事でございます。
 土木工事のうち幹線工事といたしましては、京島幹線工事、契約金額二十四億四千六百余万円一件でございます。この工事は、墨田区の一部の雨水を収容する京島幹線を施行するものでございます。
 ポンプ所工事といたしましては、吾嬬ポンプ所施設再構築その三工事、契約金額九億八千余万円一件でございます。この工事は、墨田区の一部の雨水量の増加及び施設の老朽化に対応するため、同ポンプ所施設の再構築工事を施行するものでございます。
 次に、設備工事といたしましては、全五件で、合計百三億一千百余万円でございます。
 このうち、志村ポンプ所発電設備再構築その二工事は、同ポンプ所の非常時における運転電力を供給するため、別途施行の自家用発電設備の附帯設備工事等を施行するものでございます。
 新河岸水再生センター汚泥濃縮設備工事は、同センターの汚泥を分離濃縮するため、汚泥濃縮機及び附帯設備を施行するものでございます。
 南部汚泥処理プラント発電設備工事は、同プラントの非常時における運転電力を供給するための自家用発電設備のうち、原動機等の設置工事を施行するものでございます。
 南部汚泥処理プラント汚泥焼却設備再構築工事は、同プラントの汚泥焼却設備が老朽化したため、再構築工事を施行するものでございます。
 中川水再生センター発電設備その二工事は、同センターの非常時における運転電力を供給するため、別途施行の自家用発電設備の附帯設備工事等を施行するものでございます。
 以上、区部下水道工事の合計は全七件で、契約金額の合計は百三十七億三千八百余万円でございます。
 続きまして、流域下水道工事でございます。
 設備工事といたしまして、全二件で、合計十八億四千余万円でございます。
 このうち、北多摩二号水再生センター沈砂池機械設備整備工事は、同センターの沈砂池機械設備が老朽化したため、これを整備するとともに、施設の耐震補強工事を施行するものでございます。
 北多摩二号水再生センター・浅川水再生センター間連絡管電気設備工事は、別途施行の両センター間連絡管の機械設備工事に伴い必要となる電気設備工事を施行するものでございます。
 区部、流域を合わせた全九件の契約金額の合計は、一番下の欄にございますとおり百五十五億七千八百余万円でございます。右側のページにそれぞれの年度別内訳をお示ししてございます。
 なお、九件の契約方法は、いずれも一般競争入札によるものでございます。三ページ目以降には、それぞれの工事ごとの契約内容及び入札結果等の詳細を掲げてございますので、ご参照いただきたいと存じます。
 以上で、簡単ではございますが、工事の請負契約についての報告を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

○小宮委員長 報告は終わりました。
 これより本件に対する質疑を行います。
 発言を願います。

○上田委員 ご報告ありがとうございました。区部が七件、流域が二件、全部で九件ということでございますが、一者応札が散見されております。競争状況の健全性は担保できているのかなというふうに思いました。
 現状確認も踏まえて、こちらの方、どのようになっているのかご報告いただければと思います。

○熊谷経理部長 現在、当局では、電子入札方式を採用しております。この方式では、入札に参加している業者数を入札前に公表することはなく、応札する業者は、当該入札に何者が参加しているのか知ることなく札入れをする仕組みとなっております。
 一者応札は、結果として入札経過調書の公表後にわかることであり、入札の段階では応札業者が知ることはございません。
 したがいまして、入札に参加する業者には、落札に向けてできるだけコストを圧縮した上で応札しようとする動機づけがなされ、実質的な競争性は確保されていると考えております。

○上田委員 電子入札という時代になりまして、状況的にも、また手続的にも瑕疵はないのかなというふうには思うんですが、しかしながら、結果的に寡占になるということで、技術者、企業が育たず、業界全体の下水道工事技術の継承と担保が難しくなるのではないかと危惧をするところでございます。
 業界全体の健全な技術確保について、新規参入促進も含めた下水道局の見解を伺いたいと思います。よろしくお願いします。

○熊谷経理部長 今回、報告させていただきました報告案件にございますような下水道施設における電気設備などの設備工事は、それぞれの下水道施設に要求される特別な機能を備えた機器をオーダーメードで製造し、設置することが求められます。
 さらに、当局の施設は大規模でありますことから、その受注には一定以上の高い技術水準が必要となります。そのような背景のもとでも、例えば、当局の大型の設備工事を受注できる登録業者は三十者を超えており、その数は近年大きく変化していないことから、業界、業者の間では競争状態になっているんだというふうに認識しているところでございます。いずれの業者も、下水道工事の受注に向けて、それぞれの分野で技術の向上や、その継承に努めているものと受けとめております。
 さらに、業者の新規参入につきましても、一定の資格要件を満たしさえすれば、入札に参加できる仕組みにしておりまして、新規参入への道は開かれているところでございます。

○上田委員 オリンピック・パラリンピックを踏まえ、技術系、外資系企業誘致も東京都の目指すところでありますことからも、不調の場合もあるということもちょっと仄聞をしておりますことから、多方面からの新規参入をさらに促していくことを求め、質問を終わらせていただきます。

○小宮委員長 ほかに発言がなければ、お諮りいたします。
 本件に対する質疑はこれをもって終了したいと思います。これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○小宮委員長 異議なしと認め、本件に対する質疑は終了しました。
 以上で下水道局関係を終わります。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時三十七分散会

ページ先頭に戻る