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Tokyo Metropolitan Assembly

公営企業委員会速記録第七号

平成二十四年九月十三日(木曜日)
第十委員会室
   午後一時開議
 出席委員 十三名
委員長早坂 義弘君
副委員長新井ともはる君
副委員長長橋 桂一君
理事高橋 信博君
理事西崎 光子君
理事門脇ふみよし君
野田かずさ君
相川  博君
矢島 千秋君
中谷 祐二君
山下ようこ君
鈴木貫太郎君
いのつめまさみ君

 欠席委員 なし

 出席説明員
交通局局長中村  靖君
次長宮川  昭君
総務部長鈴木 尚志君
職員部長廣瀬 秀樹君
資産運用部長室星  健君
電車部長小泉  健君
自動車部長土岐 勝広君
車両電気部長石井 明彦君
建設工務部長遠藤 正宏君
企画担当部長広瀬 健二君
安全管理担当部長岡本 恭広君
バス事業経営改善担当部長太田  博君
技術調整担当部長奥津 佳之君
技術管理担当部長川合 康文君
水道局局長増子  敦君
次長大村 雅一君
総務部長福田 良行君
職員部長松宮 庸介君
経理部長松丸 俊之君
サービス推進部長冨田 英昭君
浄水部長酒井  晃君
給水部長佐々木史朗君
建設部長田村 聡志君
企画担当部長今井  滋君
サービス企画担当部長吉野  明君
設備担当部長佐久間 勝君
多摩水道改革推進本部本部長吉田  永君
調整部長浅沼 寿一君
施設部長山田  廣君
技術調整担当部長青木 秀幸君
下水道局局長小川 健一君
次長石原 清次君
総務部長小山 哲司君
職員部長安藤  博君
経理部長熊谷  透君
計画調整部長黒住 光浩君
施設管理部長渡辺志津男君
建設部長野村 俊夫君
企画担当部長永野  実君
技術開発担当部長坂根 良平君
施設管理担当部長野口 毅水君
流域下水道本部本部長松浦 將行君
管理部長須田  潔君
技術部長中里  隆君

本日の会議に付した事件
 交通局関係
第三回定例会提出予定案件について(説明)
・東京都地方公営企業の設置等に関する条例の一部を改正する条例
 下水道局関係
報告事項(説明・質疑)
・契約の締結について
陳情の審査
(1)二四第四五号 下水道局水再生センターからの放流水の放射能計測及びその結果の公開に関する陳情
 水道局関係
報告事項(説明・質疑)
・平成二十四年の渇水とその対応について
・契約の締結について

○早坂委員長 ただいまから公営企業委員会を開会いたします。
 初めに、会期中の委員会日程について申し上げます。
 先ほどの理事会におきまして、お手元配布の日程のとおり申し合わせました。ご了承願います。
 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、交通局関係の第三回定例会に提出を予定されております案件の説明聴取、下水道局及び水道局関係の報告事項の聴取並びに下水道局関係の陳情審査を行います。
 なお、提出予定案件につきましては、本日は説明を聴取した後、資料要求をすることにとどめ、質疑は会期中の委員会で行い、報告事項につきましては、説明を聴取した後、質疑終了まで行います。ご了承願います。
 これより交通局関係に入ります。
 初めに、先般の人事異動に伴い、局長及び幹部職員の交代がありましたので、交通局長よりあいさつ並びに幹部職員の紹介があります。
 交通局長に就任いたしました中村靖君をご紹介いたします。

○中村交通局長 平成二十四年七月一日付で交通局長を拝命いたしました中村靖でございます。早坂委員長を初め委員の皆様には、平素より当局事業に深いご理解とご支援を賜り、厚く御礼を申し上げます。
 交通局を取り巻く事業環境は厳しい状況にございますが、事業運営に当たりましては、東京の都市活動や都民生活を支える公共交通機関として、お客様から信頼され支持される都営交通を目指し、安全を最優先に、サービスの向上と経営改善に取り組んでまいる所存でございます。
 委員の皆様方におかれましては、今後とも、より一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
 続きまして、七月一日付及び七月十六日付の人事異動によりまして、当局幹部職員に異動がございましたので、紹介させていただきます。
 次長の宮川昭でございます。総務部長の鈴木尚志でございます。建設工務部長の遠藤正宏でございます。安全管理担当部長の岡本恭広でございます。バス事業経営改善担当部長の太田博でございます。
 以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
   〔理事者あいさつ〕

○早坂委員長 あいさつ並びに紹介は終わりました。

○早坂委員長 次に、第三回定例会に提出を予定されております案件について理事者の説明を求めます。

○中村交通局長 平成二十四年第三回定例会に提出を予定しております交通局関係の議案をご審議いただくに当たり、その概要をご説明申し上げます。
 今回提出いたします案件は、東京都地方公営企業の設置等に関する条例の一部を改正する条例案でございます。この条例改正案は、東京都の電気事業における電気の供給先を拡大するものでございます。
 詳しい内容につきましては総務部長からご説明申し上げますので、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○鈴木総務部長 東京都地方公営企業の設置等に関する条例の一部を改正する条例案につきましてご説明申し上げます。
 お手元の資料1をごらんください。一ページは、今回提出を予定しております条例案でございます。
 この条例案は、東日本大震災以降の電気事業を取り巻く環境の変化などを踏まえ、電力市場の競争性を高めていく観点から、現在、東京電力に限定している電気の供給先を拡大し、他の事業者にも売却可能とするよう規定を改めるものでございます。
 二ページをごらんください。二ページは新旧対照表でございます。
 上段に改正案、下段に現行条文をお示ししてございます。傍線を付した箇所が改正部分でございます。
 以上で平成二十四年第三回定例会に提出を予定しております案件についての説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○早坂委員長 説明は終わりました。
 この際、資料要求のある方は発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○早坂委員長 なければ、資料要求はなしと確認させていただきます。
 以上で交通局関係を終わります。

○早坂委員長 これより下水道局関係に入ります。
 初めに、先般の人事異動に伴い、局長及び幹部職員の交代がありましたので、下水道局長よりあいさつ並びに幹部職員の紹介があります。
 下水道局長に就任いたしました小川健一君をご紹介いたします。

○小川下水道局長 去る七月一日付で下水道局長を拝命いたしました小川健一でございます。
 早坂委員長を初め委員の皆様には、日ごろより下水道事業につきましてご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
 私ども下水道局職員一同、お客様である都民の皆様の負託にこたえるべく、お客様の安全を守り、安心で快適な生活を支えるとともに、良好な水環境と環境負荷の少ない都市の実現に貢献するため、下水道事業の一層の推進に尽力する所存でございます。
 委員の皆様におかれましては、今後とも、より一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
 続きまして、七月一日付及び七月十六日付の人事異動によりまして、当局幹部職員に異動がございましたのでご紹介させていただきます。
 次長の石原清次でございます。総務部長の小山哲司でございます。職員部長の安藤博でございます。経理部長の熊谷透でございます。企画担当部長の永野実でございます。技術開発担当部長の坂根良平でございます。施設管理担当部長の野口毅水でございます。流域下水道本部管理部長の須田潔でございます。流域下水道本部技術部長の中里隆でございます。続きまして、当委員会との連絡に当たります総務課長の松本明子でございます。理財課長の福島大起でございます。
 以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
   〔理事者あいさつ〕

○早坂委員長 あいさつ並びに紹介は終わりました。

○早坂委員長 次に、理事者から報告の申し出がありますので、これを聴取いたします。

○熊谷経理部長 工事の請負契約につきましてご報告申し上げます。
 恐れ入りますが、お手元の資料1、工事請負契約の締結についてをごらんいただきたいと存じます。
 今回ご報告申し上げますのは、平成二十四年五月一日から七月三十一日までの間に締結した予定価格九億円以上の工事請負契約十五件でございます。
 恐れ入りますが、一ページをお開き願います。総括表をお示ししてございます。この総括表によりましてご説明させていただきます。
 まず、区部の下水道工事でございます。
 土木工事のうち幹線工事といたしましては、江東幹線工事、契約金額七十四億一千八百余万円一件でございます。この工事は、江東区の一部の雨水を収容する江東幹線を施行するものでございます。
 枝線工事といたしましては、江東区大島六、七丁目付近再構築工事、契約金額九億六千六百余万円一件でございます。この工事は、江東区大島六、七丁目付近の既設管渠の更新にあわせて雨水排除能力を増強するために施行するものでございます。
 処理場工事といたしましては、森ヶ崎水再生センター(東)水処理施設耐震補強工事、契約金額十億二千六百余万円一件でございます。この工事は、同センターの水処理施設の耐震性向上のため、耐震補強工事を施行するものでございます。
 次に、設備工事といたしましては、全十件で、合計百三十億七千六百余万円でございます。
 このうち、両国ポンプ所発電設備その三工事は、同ポンプ所の非常時における運転電力を供給する自家用発電設備のうち、原動機及び発電機を設置するものでございます。
 三河島水再生センター発電設備再構築その二工事及び芝浦水再生センター発電設備再構築その四工事は、いずれも各センターの非常時における運転電力を供給する自家用発電設備の附帯設備及びその運転に必要な電気設備を施行するものでございます。
 木場ポンプ所電気設備その五工事は、木場ポンプ所から両国ポンプ所及び業平橋ポンプ所を遠方監視制御するために必要な電気設備を施行するとともに、木場ポンプ所の監視制御設備が老朽化したため再構築するものでございます。
 梅田ポンプ所沈砂池機械設備再構築工事は、同ポンプ所本館の沈砂池機械設備が老朽化したため再構築するものでございます。
 東尾久浄化センター西日暮里系ポンプ室ポンプ設備工事は、荒川区東尾久地区等の浸水対策のため、同センター西日暮里系ポンプ室に汚水ポンプ設備、雨水ポンプ設備等を施行するものでございます。
 勝島ポンプ所発電設備その四工事は、同ポンプ所の非常時における運転電力を供給する自家用発電設備の附帯設備及びその運転に必要な電気設備を施行するものでございます。
 新河岸水再生センター沈砂池機械設備再構築工事は、同センター第二主ポンプ室の沈砂池機械設備が老朽化したため再構築するものでございます。
 三河島水再生センター第二浅草系ポンプ室ポンプ設備工事は、同センター第二浅草系ポンプ室にポンプ設備等を施行するものでございます。
 東尾久浄化センター西日暮里系ポンプ室沈砂池機械設備工事は、荒川区東尾久地区等の浸水対策のため、同センター西日暮里系ポンプ室に沈砂池機械設備等を施行するものでございます。
 以上、区部下水道工事の合計は全十三件で、契約金額の合計は二百二十四億八千八百余万円でございます。
 続きまして、流域下水道工事でございます。
 土木工事といたしまして、浅川水再生センター水処理施設その八工事、契約金額九億九百余万円一件でございます。この工事は、高度処理を推進するため、同センター水処理施設第四系列の第二沈殿池躯体、反応槽覆蓋等を築造するとともに、既設水処理施設管廊部等の耐震補強を行うものでございます。
 設備工事といたしまして、北多摩二号水再生センター汚泥焼却設備改良工事、契約金額九億四千五百万円一件でございます。この工事は、同センターの汚泥焼却設備が老朽化したため、汚泥焼却炉及びその附帯設備を高温焼却及び多層燃焼方式に対応した汚泥焼却設備に改良し、設備の延命化及び環境負荷の低減を図るため施行するものでございます。
 以上、流域下水道工事の合計は全二件で、契約金額の合計は十八億五千四百余万円でございます。
 区部、流域を合わせた全十五件の契約金額の合計は、一番下の欄にございますとおり、二百四十三億四千二百余万円でございます。右側のページに、それぞれの年度別内訳をお示ししてございます。
 なお、十五件の契約方法は、一般競争入札によるものが十四件、随意契約によるものが一件でございます。
 随意契約により契約いたしましたのは、北多摩二号水再生センター汚泥焼却設備改良工事でございます。この工事は、既存の汚泥焼却設備の機能改良を行うものであり、設備の正常な稼働を確保するためには、製造会社固有の技術と高度な知識が必要不可欠であることから、随意契約により契約したものでございます。
 三ページ目以降には、それぞれの工事ごとの契約内容及び入札結果等の詳細を掲げてございますので、ご参照いただきたいと存じます。
 以上で、簡単ではございますが、工事の請負契約についての報告を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

○早坂委員長 報告は終わりました。
 これより本件に対する質疑を行います。
 発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○早坂委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本件に対する質疑はこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○早坂委員長 異議なしと認め、報告事項に対する質疑は終了いたしました。

○早坂委員長 次に、陳情の審査を行います。
 二四第四五号、下水道局水再生センターからの放流水の放射能計測及びその結果の公開に関する陳情を議題といたします。
 理事者の説明を求めます。

○中里技術部長 陳情二四第四五号、下水道局水再生センターからの放流水の放射能計測及びその結果の公開に関する陳情についてご説明を申し上げます。
 恐れ入りますが、お手元の資料2、請願・陳情審査説明表をお開き願います。
 この陳情は、世田谷区にお住まいの金子真悟様から提出されたものでございます。
 陳情の要旨は、下水道局八王子水再生センターからの放流水について、検出限界〇・一ベクレル毎リットルで放射能の濃度を測定するとともに、逐次、ホームページなどによってその測定結果を公開していただきたいというものでございます。
 この陳情に関する現在の状況でございますが、水再生センターの放流水については、平成二十三年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により放出された放射性物質による環境の汚染への対処に関する特別措置法に基づく放射性物質濃度の測定義務はないとされております。
 しかし、下水道局では自主的に、本年一月から月一回、水再生センターの放流水の放射性物質濃度の測定を行い、公表しております。さらに、本年四月から、測定に際しての検出下限値を、放射能濃度等測定方法ガイドラインにおいて、排水に適用される十から二十ベクレル毎リットルから、公共の水域に適用される一から二ベクレル毎リットルに変更し、十倍の精度で分析を行っております。
 また、八王子水再生センターにおける放射性物質濃度の測定結果については、本年一月の測定開始以来、流域下水道本部が管理する他の水再生センターと同様に、不検出となっております。この測定結果は、特別措置法施行規則に規定されている公共の水域の濃度限度をはるかに下回るものであり、周辺環境への影響はないものと考えられます。
 したがって、現在の検出下限値をさらに下げて測定する必要はないと考えております。今後も、これまでと同様に、水再生センターの放流水の放射性物質濃度を適切に測定し、公表してまいります。
 説明は以上でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○早坂委員長 説明は終わりました。
 本件について発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○早坂委員長 発言がなければ、これより採決を行います。
 本件は、起立により採決いたします。
 本件は、趣旨採択とすることに賛成の方はご起立願います。
   〔賛成者起立〕

○早坂委員長 起立少数と認めます。よって、陳情二四第四五号は不採択と決定いたしました。
 以上で陳情の審査を終わります。
 以上で下水道局関係を終わります。

○早坂委員長 これより水道局関係に入ります。
 初めに、増子水道局長より発言の申し出がありますので、これを許します。

○増子水道局長 お許しをいただきまして、おわびとご報告を申し上げます。
 去る九月三日に、当局に在職していた職員が収賄の疑いで逮捕されるという不祥事が発生いたしました。当局のみならず、都職員全体に対する都民の信頼を著しく損なう事態となり、まことに申しわけございません。都民の方々並びに委員の皆様方に対し、深くおわび申し上げます。
 事件の概要につきましてご説明をさせていただきます。
 捜査機関による正式な発表はございませんが、報道されている内容を要約いたしますと、現在、交通局の担当係長であり、本年三月まで水道局経理部営繕課建築担当係長であった大機基宏四十九歳は、水道局が発注した工事に関して、郡リース株式会社の社員から、繰り返し飲食接待を受けたとして逮捕されたというものでございます。
 水道局といたしましては、事件発覚の翌日、直ちに水道局汚職防止対策本部を設置して、今回の事件に関する事実関係を調査し、厳正に対処するとともに、原因の究明及び再発防止策の確立に局を挙げて取り組んでいくことを確認したところでございます。
 その後、九月七日に東京都の汚職等防止委員会が開催され、これを受けて、同日、水道局汚職防止対策本部を開催し、局業務についてチェックの仕組みや体制の再点検と改善策の検討に着手いたしました。その後、九月十日に部長級職員で構成する臨時所長会を招集し、改めて、すべての職場で汚職防止の取り組みを徹底するよう指示いたしました。
 当局といたしましては、このような不祥事の再発防止と東京水道に対するお客様の信頼回復に、職員一同が全力で取り組んでまいる所存でございます。よろしくお願い申し上げます。

○早坂委員長 発言は終わりました。

○早坂委員長 次に、先般の人事異動に伴い、幹部職員の交代がありましたので、増子水道局長より紹介があります。

○増子水道局長 平成二十四年七月一日及び十六日付の人事異動によりまして、当局の幹部職員に異動がございましたので紹介させていただきます。
 次長の大村雅一でございます。サービス推進部長の冨田英昭でございます。企画担当部長の今井滋でございます。多摩水道改革推進本部調整部長の浅沼寿一でございます。
 どうぞよろしくお願いいたします。
   〔理事者あいさつ〕

○早坂委員長 紹介は終わりました。

○早坂委員長 次に、理事者から報告の申し出がありますので、これを聴取いたします。
 初めに、平成二十四年の渇水とその対応について報告を聴取いたします。

○増子水道局長 今般の渇水の報告をいたします。
 都の水源の約八割を占める利根川水系の上流八ダムの貯水量は、七月下旬までは、ほぼ満水の状態で推移していましたけれども、七月末以降、雨が非常に少なかったことから、急激に低下いたしました。このため、去る九月三日には、私を本部長とする渇水対策本部を設置し、都民への節水のお願いなど当面の対策を決定いたしました。
 現在、九月十一日から実施されている取水制限に合わせ、多摩川水系の活用や、より一層の節水をお願いするなどにより、都民の皆様への影響を最小限に抑えるように努めております。
 今後、まとまった降雨がない場合、貯水量の回復が見込めないことも考えられますが、引き続き、水源状況、気象情報等を慎重に見守りながら、安定給水の確保に努めてまいります。
 委員長を初め委員の皆様方には、引き続きご指導を賜りますようお願い申し上げまして、私からの報告を終わらせていただきます。
 詳細につきましては総務部長よりご説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。

○福田総務部長 今回の渇水の経過とこれまでの対応につきまして、お手元にお配りいたしました資料1、平成二十四年の渇水とその対応についてに基づきましてご説明申し上げます。
 めくっていただきまして、一ページをごらんいただきたいと思います。
 まず、1の利根川水系の水源状況でございます。利根川上流八ダムの貯水量は、水道局長からもご説明差し上げましたとおり、七月下旬までは、ほぼ満水状態で推移しておりましたが、その後、七月末から降水量が極端に少なかったため、八月一日には貯水量が約三億二千万立方メートル、貯水率九四%であったものが急激に低下し、九月十二日現在、貯水量は一億二千九百八十九万立方メートル、貯水率にして三八%にまで落ち込み、平年を大きく下回る状況となっております。
 次に、2の渇水対応の経過と、3の取水制限に伴う具体的な対策について、一連の内容ですので続けて説明いたします。
 このような水源状況の悪化を受け、九月三日に、国や一都五県の関係者から成る利根川水系渇水対策連絡協議会の幹事会が開催され、自主節水に努めるとともに、幅広い広報活動を通じて、利用者に節水の協力を要請することが確認されました。
 水道局では、この会の開催結果を受け、同日中に、渇水対策本部を設置し、第一回会議で都民への節水のお願いなど、当面の対策を決定いたしました。
 その後も、利根川水系の貯水量が回復しない状況の中、九月七日に再び同幹事会が開催され、九月十一日から一〇%の取水制限を実施することが確認されました。このため、水道局においても、同日、渇水対策本部会議を開催し、取水制限が実施された場合には、小河内ダムからの放流量をふやすこと、また、都民の皆様には、さらなる節水をお願いすることを決定いたしました。現在、一〇%の取水制限中ですが、こうした対策により、都民生活に大きな影響は出ておりません。
 次に、4の今後の対策でございますが、今後もまとまった降雨がない場合、さらに厳しい状況になることが予想されますが、都民生活や都市活動への影響を最小限に抑えるため、効率的な水運用を行っていくとともに、必要な情報を適時適切に提供し、都民の理解が得られるよう努めてまいります。
 二ページ以降につきましては、資料といたしまして、渇水の状況と対策、三ページは、渇水に伴い実施した主な施策、四ページから六ページには、それぞれ利根川水系、荒川水系、多摩川水系のダム貯水量及び降水量をお示ししてございますので、ご参照いただきたいと存じます。
 簡単ではございますが、以上で私からの説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。

○早坂委員長 報告は終わりました。
 これより本件に対する質疑を行います。
 発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○早坂委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本件に対する質疑はこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○早坂委員長 異議なしと認め、本件に対する質疑は終了いたしました。

○早坂委員長 次に、契約の締結について報告を聴取いたします。

○松丸経理部長 工事請負契約につきまして、お手元の資料2、契約締結報告書によりご報告申し上げます。
 本日ご報告申し上げますものは、平成二十四年五月一日から平成二十四年七月三十一日までの間に契約を締結いたしました予定価格が一件九億円以上の工事請負契約四件でございます。
 一ページをお開き願います。本日ご報告申し上げます契約四件の総括表でございます。
 以下、順次、契約の概要についてご説明申し上げます。
 二ページをお開き願います。この契約は、新座市本多一丁目地内から朝霞市泉水一丁目地先間原水連絡管(二〇〇〇ミリ)用トンネル築造工事でございます。
 工事の内容は、水源及び浄水施設整備事業の一環として、埼玉県新座市本多一丁目三番地内から同県朝霞市泉水一丁目六番地先間に、原水連絡管用内径二七〇〇ミリのトンネル築造工事を、シールド工法により施行するものでございます。
 契約の方法はWTO一般競争入札、契約金額は十六億五千八百四十四万三千五百円、契約の相手方は大日本・あおみ建設共同企業体でございます。
 入札経過につきましては三ページに、施工場所の図面につきましては四ページにございますので、ご参照いただきたいと存じます。
 五ページをお開き願います。この契約は、港区港南三丁目地先から同区港南四丁目地先間配水本管(八〇〇ミリ)布設替工事でございます。
 工事の内容は、送配水施設整備事業の一環として、港区港南三丁目一番地先から同区港南四丁目五番地先間において、内径八〇〇ミリの配水本管布設がえ工事を開削工法により施行するものでございます。
 契約の方法は一般競争入札、契約金額は十一億九千三百六十四万円、契約の相手方は岩田地崎・須藤建設共同企業体でございます。
 入札経過につきましては六ページに、施工場所の図面につきましては七ページにございますので、ご参照いただきたいと存じます。
 八ページをごらんください。この契約は、上北沢給水所(仮称)から杉並区浜田山三丁目地先間送水管(一三五〇ミリ)トンネル内配管及び制水弁室築造工事でございます。
 工事の内容は、送配水施設整備事業の一環として、世田谷区上北沢五丁目二番地内から杉並区浜田山三丁目二十六番地先間において、内径一三五〇ミリの送水管新設工事を推進工法、トンネル内配管及び開削工法により施行するものでございます。
 契約の方法は特命随意契約、契約金額は十六億九千五百七十五万円、契約の相手方は株式会社竹中土木でございます。
 施工場所の図面につきましては九ページにございますので、ご参照いただきたいと存じます。
 一〇ページをお開き願います。この契約は、三郷浄水場中央監視制御設備等改良工事でございます。
 工事の内容は、三郷浄水場の中央監視制御設備等の老朽化に伴う改良工事及び新規施設でございます第二高度浄水施設の信号を中央監視制御設備に取り込む工事を施行するものでございます。
 契約の方法はWTO一般競争入札、契約金額は三十七億六百五十万円、契約の相手方は株式会社日立製作所でございます。
 入札経過につきましては一一ページに、施工場所の図面につきましては一二ページにございますので、ご参照いただきたいと思います。
 以上、簡単ではございますがご報告申し上げます。よろしくお願いいたします。

○早坂委員長 報告は終わりました。
 これより本件に対する質疑を行います。
 発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○早坂委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本件に対する質疑はこれをもって終了したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○早坂委員長 異議なしと認め、本件に対する質疑は終了いたしました。
 以上で水道局関係を終わります。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時三十五分散会

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