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Tokyo Metropolitan Assembly

警察・消防委員会速記録第五号

平成二十八年五月三十一日(火曜日)
第十一委員会室
午後一時開議
出席委員 十四名
委員長中屋 文孝君
副委員長東村 邦浩君
副委員長吉原  修君
理事上田 令子君
理事吉野 利明君
理事山下 太郎君
尾崎 大介君
長橋 桂一君
中嶋 義雄君
川井しげお君
高島なおき君
野村 有信君
内田  茂君
吉田 信夫君

欠席委員 なし

出席説明員
警視庁警視総監高橋 清孝君
副総監犯罪抑止対策本部長事務取扱人身安全関連事案総合対策本部長事務取扱
オリンピック・パラリンピック競技大会総合対策本部長事務取扱警務部長事務取扱
山下 史雄君
総務部長筋 伊知朗君
交通部長大澤 裕之君
警備部長緒方 禎己君
地域部長星野 英彦君
公安部長桑原振一郎君
刑事部長中村  格君
生活安全部長茂垣 之雄君
組織犯罪対策部長内藤 浩文君
総務部参事官企画課長事務取扱古澤 宣孝君
総務部会計課長後藤 友二君
東京消防庁消防総監高橋  淳君
次長村上 研一君
企画調整部長安藤 俊雄君
総務部長松川 茂夫君
人事部長阿部 勝男君
警防部長松浦 和夫君
防災部長関  政彦君
救急部長松井 晶範君
予防部長西村 隆明君
装備部長阿出川 悟君
企画調整部企画課長吉田 義実君
企画調整部財務課長市川 博三君

本日の会議に付した事件
警視庁関係
第二回定例会提出予定案件について(説明)
・警視庁下谷警察署庁舎(二十八)改築工事請負契約
・ヘリコプターの買入れについて
報告事項(説明・質疑)
・平成二十七年度東京都一般会計予算(警視庁所管分)の繰越しについて
東京消防庁関係
陳情の審査
(1)二八第四号 東京消防庁の公用車の売払いに関する陳情
(2)二八第五号の三 軽度外傷性脳損傷・脳しんとうの周知と予防、危険性等の相談窓口等の設置に関する陳情
報告事項(説明・質疑)
・平成二十七年度東京都一般会計予算(東京消防庁所管分)の繰越しについて

○中屋委員長 ただいまから警察・消防委員会を開会いたします。
 初めに、このたびの熊本地震により被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。
 ここにお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りし、黙祷をささげたいと思います。
 皆さん、ご起立をお願いします。
 黙祷。
   〔全員起立、黙祷〕

○中屋委員長 黙祷を終わります。ご着席ください。

○中屋委員長 次に、本委員会の担当書記に交代がありましたので、紹介いたします。
 議案法制課の担当書記の長山奈布さんです。
 よろしくお願いいたします。
   〔書記挨拶〕

○中屋委員長 次に、会期中の委員会日程について申し上げます。
 お手元配布の日程のとおり、理事会において申し合わせましたので、ご了承願います。
 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、警視庁関係の第二回定例会に提出を予定されております案件の説明聴取、東京消防庁関係の陳情の審査並びに警視庁及び東京消防庁関係の報告事項の聴取を行います。
 なお、提出予定案件につきましては、本日は説明を聴取し、資料要求をすることにとどめ、質疑は会期中の委員会で行い、報告事項につきましては、説明を聴取した後、質疑を終了まで行いますので、ご了承願います。
 これより警視庁関係に入ります。
 初めに、第二回定例会に提出を予定されております案件につきまして、理事者の説明を求めます。

○筋総務部長 平成二十八年第二回都議会定例会に提出を予定しております警視庁関係の案件についてご説明いたします。
 案件は、契約案一件、事件案一件であります。
 初めに、お手元の資料第1、警視庁下谷警察署庁舎改築工事請負契約案についてご説明いたします。
 下谷警察署は、昭和五十三年に建設された建物でありますが、耐震性に問題があるほか、経年による老朽化や近年の業務量増加に伴う狭隘化などにより、今後の警察業務に支障を来すおそれがあることから、併設の単身者待機寮とともに現状改築を行うものであります。
 新庁舎の概要は、鉄骨造地下二階地上十三階建て、延べ床面積約一万三千六百平方メートルであります。建築工事は本年度から四カ年の計画で、完成は平成三十一年七月を予定しております。契約の相手方は、一般競争入札の結果、清水・村本・池田建設共同企業体、契約金額は五十三億六千五百四十四万円であります。
 次に、資料第2、ヘリコプターの買い入れ案についてご説明いたします。
 本案は、警察活動用小型ヘリコプターで、平成十年及び十一年に配備された現有機の更新機二機を買い入れるものであります。更新機は、一般競争入札の結果、イタリア共和国レオナルド-フィンメカニカ社製アグスタ式AW一〇九型ヘリコプターで、買い入れ予定価格は二機で十四億四千二百七十万円であります。
 更新機の性能は、現有機と比較し、出力が大幅に向上するとともに、搭乗人員数、航続距離等においてもすぐれ、安全性も向上しておりますことから、警察活動をより広範囲に展開できると考えております。更新機の配備は、一機目を平成三十年三月、二機目を三十一年三月に完了したいと考えております。
 以上で説明を終わらせていただきます。ご審議を賜りますようお願いいたします。

○中屋委員長 説明は終わりました。
 この際、資料要求のある方は発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○中屋委員長 なければ、資料要求はなしと確認させていただきます。

○中屋委員長 次に、理事者から報告の申し出がありますので、これを聴取します。

○筋総務部長 平成二十七年度予算の翌年度への繰り越しにつきまして、お手元の資料、平成二十七年度繰越説明書によりご報告いたします。
 まず、一ページの総括表をごらんください。
 平成二十七年度一般会計予算におきまして、交通安全施設の管理及び整備事業に係る繰越明許費として、合計二億五千八百万円の予算を議決していただきましたが、このうち翌年度に繰り越した金額は六千二百五十万四千円でありました。その財源は国庫支出金及び繰越金であります。
 次に、下段の事故繰越でありますが、繰り越した金額は二億二千五百四十六万八千円であり、その財源は繰越金であります。
 次に、その事由についてご説明します。
 まず、繰越明許費繰越についてでありますが、二ページに記載のとおり、交通安全施設につきまして、道路管理者による関係道路の改良工事等が遅延したため、交通信号機の移設工事等四件、新設工事等六件を翌年度にわたって実施する必要が生じたことによるものであります。
 三ページをごらんください。
 次に、事故繰越についてでありますが、警察ヘリコプター管理の年次点検特別整備において、機体部品の交換に伴う整備の調整に日時を要したため、また、警察施設整備の交番改築工事において、地中障害物の撤去作業等により、工事の調整に日時を要したため、いずれも繰り越しとなったものです。
 以上で平成二十七年度予算の翌年度への繰り越しに関するご報告を終わらせていただきます。

○中屋委員長 報告は終わりました。
 これより本件に対する質疑を行います。
 発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○中屋委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本件に対する質疑はこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○中屋委員長 異議なしと認め、報告事項に対する質疑は終了いたしました。
 以上で警視庁関係を終わります。

○中屋委員長 これより東京消防庁関係に入ります。
 初めに、先般の人事異動に伴い幹部職員に交代がありましたので、消防総監から紹介があります。

○高橋消防総監 先般の人事異動によりまして幹部に異動がありましたので、紹介させていただきます。
 総務部長の松川茂夫です。救急部長の松井晶範です。企画調整部長の安藤俊雄です。
 よろしくお願いいたします。
   〔理事者挨拶〕

○中屋委員長 紹介は終わりました。

○中屋委員長 次に、陳情の審査を行います。
 まず、陳情二八第四号を議題といたします。
 理事者の説明を求めます。

○阿出川装備部長 お手元の陳情審査説明表により、陳情番号二八第四号、東京消防庁の公用車の売払いに関する陳情についてご説明申し上げます。
 一ページをごらんいただきたいと存じます。
 本陳情は、八王子市の武信達徳氏から出されたものであります。
 陳情の趣旨は、都において、東京消防庁の不用になった緊急車両指定のない公用車について、現状のスクラップを目的としての売り払いではなく、中古車両として売り払いを行っていただきたいというものでございます。
 当庁では、緊急車両指定のない公用車、いわゆる乗用車型の査察広報車は、官公庁、事業所等との業務連絡のほか、立入検査、訓練指導への出向など、幅広い用途で活用しております。これらの車両は修繕部品の一般的な調達可能期間に合わせ、十年間使用するものとして更新計画を立てておりますが、過去三年間の実績では、車両整備を継続的に実施することで、平均十七年間使用している実情にあります。
 これまでに使用廃止とした車両については、次の二通りの方法により処分を実施しております。
 一つ目といたしましては、主に消防救助機動部隊などの消防部隊が、交通事故を想定した救助活動訓練等に活用しており、車両を切断などした後、スクラップとして売却処分しております。
 また、二つ目といたしましては、訓練用途としても活用することのなかった車両については、十七年という使用年数等から、スクラップとして売却処分しております。
 今後、使用廃止となった車両については、消防活動技術の向上のための訓練用車両として活用していくことを基本とし、これ以外の車両については、中古車としての売却も含め、適正な対価による売り払いを実施してまいります。
 以上、簡単ではございますが、現在の状況の説明とさせていただきます。よろしくご審査のほどお願い申し上げます。

○中屋委員長 説明は終わりました。
 本件について発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○中屋委員長 発言がなければ、これより採決を行います。
 お諮りいたします。
 本件は、趣旨採択とすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○中屋委員長 異議なしと認めます。よって、陳情二八第四号は趣旨採択と決定いたしました。

○中屋委員長 次に、陳情二八第五号の三を議題といたします。
 理事者の説明を求めます。

○松井救急部長 お手元の陳情審査説明表により、陳情番号二八第五号の三、軽度外傷性脳損傷・脳しんとうの周知と予防、危険性等の相談窓口等の設置に関する陳情についてご説明申し上げます。
 二ページをごらんいただきたいと存じます。
 本陳情は、大阪府東大阪市の軽度外傷性脳損傷仲間の会代表の藤本久美子氏から出されたものであり、陳情の趣旨は、救急救命士、救急隊員に脳震盪の評価ツールであるポケットSCAT2の携帯を義務づけることを、国、政府等関係機関に対し、要請する意見書を提出していただきたいというものでございます。
 では、現在の状況についてご説明申し上げます。
 当庁の救急活動は、救命を主眼とし、傷病者の観察及び必要な救急処置を行い、速やかに適応医療機関に搬送することを原則としております。その活動は、医学的観点から救急隊員が行う応急処置等の質を保障し、傷病者の救命効果の向上を図るために設置された東京都メディカルコントロール協議会において承認を受けております。
 救急隊員は、これら医学的根拠に基づく救急活動基準をもとに活動を行っており、救急隊に求められる傷病者の観察評価の方法については、既にポケットSCAT2の内容を網羅しております。具体的には傷病者の観察の際は、観察カードを用いて、五感及び観察用資器材を駆使しながら、傷病者を医師の管理下に置くまで継続的に観察を実施し、傷病者の状態の把握、重症度、緊急度の評価、適応医療機関の選定等を行っております。
 脳震盪についても、救急隊員は、びまん性脳損傷の一つとして、医師による教育を受けており、頭部外傷として捉えた救急活動を行っております。
 さらに、当庁では、救急隊指導医制度を導入しており、災害情報センターに常駐する医師が、リアルタイムで救急隊へ救急処置等に関する指示や助言を行っております。
 今後とも東京都メディカルコントロール協議会や救急隊指導医等との連携を図りながら、適切な救急活動を推進してまいります。
 以上、現在の状況の説明とさせていただきます。よろしくご審査のほどお願い申し上げます。

○中屋委員長 説明は終わりました。
 本件について発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○中屋委員長 発言がなければ、これより採決を行います。
 お諮りいたします。
 本件は、不採択とすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○中屋委員長 異議なしと認めます。よって、陳情二八第五号の三は不採択と決定いたしました。
 以上で陳情の審査を終わります。

○中屋委員長 次に、理事者から報告の申し出がありますので、これを聴取いたします。

○村上次長 平成二十七年度予算の翌年度への繰り越しにつきまして、お手元の資料、平成二十七年度繰越説明書によりご説明申し上げます。
 表紙をおめくりください。
 事故繰越でございますが、地方自治法第二百二十条第三項ただし書きに、契約等の支出負担行為を済ませた後に、避けがたい事故のため年度内に支出が終わらなかった経費については、これを翌年度に繰り越して使用することができるとされております。これに基づき繰り越しました金額は九百八十三万円で、その財源は一般財源でございます。
 その理由につきましてご説明いたします。
 右側、説明欄をごらんください。
 防火水槽一基の撤去工事において、解体工事区域内の土地所有者によるライフラインの撤去が不十分であった影響により、必要な工期を確保できなくなったことから、当該工事に係る経費を本年度に繰り越したものでございます。
 以上で平成二十七年度予算の翌年度への繰り越しに関するご報告を終わらせていただきます。

○中屋委員長 報告が終わりました。
 これより本件に対する質疑を行います。
 発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○中屋委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本件に対する質疑はこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○中屋委員長 異議なしと認め、報告事項に対する質疑は終了いたしました。
 以上で東京消防庁関係を終わります。
 なお、本日審査いたしました陳情中、採択と決定いたしました分につきましては、執行機関に送付し、その処理の経過及び結果について報告を請求することにいたしますので、ご了承願います。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時十八分散会

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