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Tokyo Metropolitan Assembly

警察・消防委員会速記録第十号

平成二十五年十一月二十八日(木曜日)
第十一委員会室
午後一時開議
出席委員 十四名
委員長崎山 知尚君
副委員長服部ゆくお君
副委員長長橋 桂一君
理事おときた駿君
理事田島 和明君
理事山下 太郎君
東村 邦浩君
石毛しげる君
中嶋 義雄君
吉原  修君
吉野 利明君
野村 有信君
内田  茂君
吉田 信夫君

欠席委員 なし

出席説明員
警視庁警視総監西村 泰彦君
総務部長太田  誠君
警務部長山下 史雄君
交通部長井上 剛志君
警備部長平井 興宣君
地域部長駒田 茂生君
公安部長松本 光弘君
刑事部長吉田 尚正君
生活安全部長石田 高久君
組織犯罪対策部長頼本 和也君
総務部企画課長茂垣 之雄君
総務部会計課長古澤 宣孝君
東京消防庁消防総監大江 秀敏君
次長救急部長事務取扱有賀雄一郎君
企画調整部長徳留 壽一君
総務部長高橋  淳君
人事部長小室 憲彦君
警防部長松浦 和夫君
防災部長村上 研一君
予防部長荒井 伸幸君
装備部長岡本 修二君
企画調整部企画課長清水 洋文君
企画調整部財務課長岡本  透君

本日の会議に付した事件
警視庁関係
報告事項(説明)
・伊豆大島風水害に伴う災害警備活動について
東京消防庁関係
報告事項(説明)
・伊豆大島土砂災害に伴う東京消防庁の活動状況について
第四回定例会提出予定案件について(説明)
・東京消防庁江東航空センター庁舎(二十五)新築工事(その二)請負契約

○崎山委員長 ただいまから警察・消防委員会を開会いたします。
 初めに、このたびの台風二十六号により亡くなられた方々のご冥福をお祈りするため、黙祷をささげたいと思います。
 委員の先生方、ご起立を願います。よろしくお願いいたします。
 黙祷。
   〔全員起立、黙祷〕

○崎山委員長 どうぞお直り願います。ご着席願います。

○崎山委員長 次に、会期中の委員会日程について申し上げます。
 お手元配布の日程のとおり、理事会において申し合わせましたので、ご了承願います。
 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、東京消防庁関係の第四回定例会に提出を予定されております案件の説明聴取並びに警視庁及び東京消防庁関係の報告事項の聴取を行います。
 なお、提出予定案件につきましては、本日は説明を聴取し、資料要求をするにとどめ、質疑は会期中の委員会で行います。
 また、報告事項につきましては、説明を聴取した後、委員会を代表して、私から一言申し上げさせていただきます。ご了承願います。
 これより警視庁関係に入ります。
 理事者から報告の申し出がありますので、これを聴取いたします。

○平井警備部長 伊豆大島風水害に伴う災害警備活動についてご報告いたします。
 まず、先月十六日、伊豆大島での土砂災害において、多くのとうとい命が失われたことは大変残念であり、亡くなられた方々、そのご遺族に心からお悔やみ申し上げますとともに、被災された方々にお見舞い申し上げます。
 当庁では、十月十五日午後五時三十八分、気象庁から東京地方及び大島を含む伊豆諸島北部に大雨洪水警報が発表されたことを受け、直後に本庁庁舎内に災害警備連絡室を設置し、都内全域の被害情報の収集と関係機関との連絡調整に当たりました。また、大島警察署では、台風の接近に備え、連絡体制を確立するとともに、管内の警戒活動及び危険箇所の確認などに当たりました。
 台風第二十六号は、十六日未明から明け方にかけて大島付近を通過し、記録的な豪雨をもたらしましたが、大島警察署においては、大島町役場に対し避難勧告の要請を行ったほか、被災家屋からの救出救助活動、住民の安否確認、被害状況の把握等に当たりました。その間、防風雨の影響による道路の冠水や土砂崩れなどが発生し、警察活動は困難をきわめました。
 当庁では、大島町での甚大な被害が明らかとなったことから、直ちに特殊救助隊員を招集し、当庁航空隊のヘリコプターで第一陣を派遣、救出救助活動を開始いたしました。また、本部の指揮体制を、災害警備連絡室から総合警備本部へ格上げして体制を強化するとともに、機動隊や警察犬部隊なども出動準備を行わせ、発災当日のうちに機動隊二個中隊、警備犬部隊、鑑識課員など、第一陣の特殊機動隊と合わせて百十一名を現地に派遣いたしました。
 さらに、十七日の午後には、機動隊二個中隊等百三十三名を増派し、元町二丁目地区を中心に、総勢二百四十四名で救出救助活動を行い、翌十八日からは、東京消防庁並びに自衛隊と協議し、当庁部隊は弘法浜から都道二〇八号線までの区域における救出救助及び捜索活動を行いました。
 その後、十一月十六日までの間は継続して部隊を派遣し、救出活動及び捜索活動を行ったほか、警戒活動や交通対策、ご遺体の検視なども行いました。
 当庁では、三十二日間に及ぶ本災害警備活動に、延べ六千五十二名の職員が従事したほか、ヘリコプター六機、災害用重機等十三台、警備艇などを派遣いたしました。大島警察署においては、今現在もまだ、いまだ行方不明となっている四名の方々の捜索活動を継続しているほか、被災された方々の不安感を払拭すべく、治安維持活動に当たっております。
 当庁では、このたびの災害警備活動を通じて得た経験と教訓を踏まえ、首都直下地震を初めとする大規模災害に備え、管内危険箇所の再点検、各種対応訓練による職員の対処能力及び技術の強化はもとより、地域の方々の自助、共助精神を醸成し、地域防災力の向上を図るなど、災害警備対策の万全を期するとともに、都民の安全と治安の維持に努めていきたいと考えております。
 以上で、伊豆大島風水害に伴う災害警備活動に関する報告を終わらせていただきます。

○崎山委員長 報告は終わりました。
 この際、委員会を代表して、私から一言申し上げさせていただきたいと思います。
 このたびの台風二十六号による伊豆大島の土石流災害は、多くの方々の生命、財産を奪う大変残念な事態となり、改めてお亡くなりになられました皆様に、心より哀悼の意を表するとともに、被災された皆様に対し、心からお見舞いを申し上げます。行方不明者の救出と、現地大島町の一日も早い復旧、復興を願ってやみません。
 警視庁におかれましては、ただいまご報告がありましたとおり、被災者の救助、捜索活動などさまざまな支援活動を、特殊救助隊を初め多くの方々によって精力的に行っていただきました。大変厳しく危険な状況にもかかわらず、発災直後から一カ月の間、活動を続けていただき、西村警視総監を初め警視庁の皆様のご尽力に対し、委員一同、心から感謝を申し上げます。
 不幸にして大規模な災害が発生した場合には、迅速で的確な災害復旧を行うことにより、都民生活の安定を守り、被災地の復興に資することが極めて重要であります。
 今後とも、都民の安全・安心のために一層ご尽力いただきますようお願いを申し上げまして、私の挨拶とさせていただきます。
 本当にお疲れさまでございました。ありがとうございます。
 以上で警視庁関係を終わります。

○崎山委員長 これより東京消防庁関係に入ります。
 初めに、先般の人事異動に伴い、幹部職員に交代がありましたので、消防総監より紹介があります。

○大江消防総監 先般の人事異動によりまして、幹部に異動がありましたので紹介させていただきます。
 警防部長の松浦和夫です。
 よろしくお願いいたします。
   〔理事者挨拶〕

○崎山委員長 紹介は終わりました。

○崎山委員長 次に、理事者から報告の申し出がありますので、これを聴取いたします。

○有賀次長 伊豆大島土砂災害に伴う東京消防庁の活動状況についてご報告申し上げます。
 去る十月十六日未明に関東地方に接近、上陸いたしました台風二十六号により、伊豆大島においては土砂災害による家屋の倒壊などで甚大な被害が発生いたしました。改めて、犠牲になられた方々に対し心から哀悼の意を表しますとともに、被災した方々に対しお見舞いを申し上げます。
 当庁では、今回の台風二十六号の接近に伴い、管内全域に水防第二非常配備態勢を発令し、消防職員、消防団員を参集させ、管内の被害の軽減に万全の体制で対応いたしました。
 伊豆大島への応援活動は、十六日九時〇〇分、東京都大島町から東京消防庁に対し、東京消防庁東京都大島町消防応援協定に基づく応援要請があったことから、同日、消防ヘリコプター「ひばり」及び「はくちょう」により四十五名、自衛隊輸送機により二十一名、大型旅客船により四十二名、計百八名の隊員を大島町に派遣いたしました。以降、十一月八日までの二十五日間で、消防車両十台、消防職員延べ二千二百七十名を派遣し、計五名の方々を救出いたしました。
 当庁の派遣部隊は、緊急消防援助隊として編成された埼玉県、千葉県、神奈川県、静岡県の隊員延べ二千五十五名のほか、大島町消防本部、大島町消防団、自衛隊、警視庁、海上保安庁とも連携を図り、主に元町神達地区において、レスキューソーやチェーンソー、探査装置などの資器材を活用し、土砂災害の二次災害の発生を危惧される中、二十四時間体制で倒木や瓦れき、土砂などを一つ一つ除去しながら、行方不明の方々の検索救助活動及び警戒活動等を懸命に実施いたしました。また、十月二十日には、島内の入院患者を当庁の救急隊十四隊により自衛隊木更津駐屯地から都立広尾病院へ、十一月八日の帰島に際しましては、救急隊十一隊により都立広尾病院から自衛隊入間基地へ、それぞれ救急搬送いたしました。
 当庁はこれまでも、大規模複合災害等に対する消防活動体制の充実強化を当庁の重点施策に掲げ、消防行政の推進をしてまいりました。今回の伊豆大島土砂災害における消防活動で得た経験を生かし、今後とも自助、共助、公助の理念を踏まえて、地域防災力の向上とともに、さらに関係機関と連携を図りながら、今後、発生が危惧される首都直下地震を初めとする大規模災害に備え、消防行政を推進してまいります。
 以上、大変雑駁ではございますが、伊豆大島土砂災害に伴う東京消防庁の活動状況につきましてご報告申し上げます。

○崎山委員長 報告は終わりました。
 この際、委員会を代表して、私から一言申し上げます。
 ただいまご報告がありましたとおり、東京消防庁におかれましては、大変厳しい環境の中にもかかわらず、ハイパーレスキューを初め多くの方々に、昼夜を問わず、警戒活動や救援、救助など、さまざまな活動を献身的に行っていただきました。私も、発災後、約四十時間後に大島町を訪れて、皆様の活動をつぶさに拝見をさせていただきました。
 大江消防総監を初め東京消防庁の皆様のご尽力に対し、委員会一同、心から感謝を申し上げます。
 申すまでもなく、市民の生命、財産を守ることは、行政の最も重要な使命であります。今後とも、都民生活の安全・安心のために一層ご活躍をくださいますようお願いを申し上げまして、私の挨拶とさせていただきます。
 本当にお疲れさまでございました。ありがとうございました。

○崎山委員長 次に、第四回定例定例会に提出を予定されております案件について、理事者の説明を求めます。

○有賀次長 平成二十五年第四回都議会定例会に提出を予定しております東京消防庁関係の案件につきましてご説明申し上げます。
 案件は、契約案件一件で、東京消防庁江東航空センター庁舎(二十五)新築工事(その二)請負契約案であります。
 資料によりましてご説明を申し上げます。
 江東航空センターの庁舎は、昭和四十七年に竣工し、老朽化が著しいことから、防災拠点としての機能確保と事務効率、都民サービスの向上を図るため、平成二十二年度から設計等を進めてまいりました。
 本案は、本体工事の契約案でございまして、江東区新木場四丁目十九番の現在地におおむね二年の工期で新築するものでございます。
 規模等につきましては、鉄骨鉄筋コンクリートづくり、地上五階建て、延べ床面積四千二百七十三・八平方メートルでございます。
 去る十月十八日、財務局におきまして三者による一般競争入札を行い、淺沼・小俣建設共同企業体を落札者と決定いたしました。落札金額は十八億七百五万円でございます。
 なお、本契約につきましては、平成二十七年度までの債務負担行為となるものでございまして、都議会のご承認が得られましたならば、正式に工事請負契約を締結する予定でございます。
 以上、大変雑駁ではございますが、第四回定例会に提出を予定しております案件の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○崎山委員長 説明は終わりました。
 この際、資料要求のある方はご発言願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○崎山委員長 なければ、資料要求はなしと確認させていただきます。
 以上で東京消防庁関係を終わります。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時十八分散会

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