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Tokyo Metropolitan Assembly

警察・消防委員会速記録第四号

平成二十年六月四日(水曜日)
第十一委員会室
   午後一時四分開議
 出席委員 十三名
委員長串田 克巳君
副委員長三原まさつぐ君
副委員長中嶋 義雄君
理事宮崎  章君
理事土屋たかゆき君
理事渡辺 康信君
東村 邦浩君
比留間敏夫君
内田  茂君
三田 敏哉君
山下 太郎君
田中  良君
名取 憲彦君

 欠席委員 なし

 出席説明員
警視庁警視総監矢代 隆義君
総務部長高橋美佐男君
警務部長金高 雅仁君
交通部長坂口 正芳君
警備部長西村 泰彦君
地域部長一ノ瀬 隆君
公安部長植松 信一君
刑事部長舟本  馨君
生活安全部長白石  明君
組織犯罪対策部長三浦 正充君
総務部企画課長臼井 祐一君
総務部会計課長中野 良一君
東京消防庁消防総監小林 輝幸君
次長人事部長事務取扱新井 雄治君
企画調整部長伊藤 克巳君
総務部長秋山  惠君
警防部長荻野 秀夫君
防災部長大江 秀敏君
救急部長野口 英一君
予防部長北村 吉男君
装備部長有賀雄一郎君
企画調整部企画課長村上 研一君
企画調整部財務課長柏木 修一君

本日の会議に付した事件
 警視庁関係
第二回定例会提出予定案件について(説明)
・警視庁赤坂警察署庁舎(二十)改築工事請負契約
・ヘリコプターの買入れについて
陳情の審査
(1)二〇第九号 駐車禁止等除外標章の交付条件変更に関する陳情
報告事項(説明・質疑)
・平成十九年度東京都一般会計予算(警視庁所管分)の繰越しについて
 東京消防庁関係
第二回定例会提出予定案件について(説明)
・特別区の消防団員等の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例
・ヘリコプターの買入れについて
・大型ヘリコプター用エンジンの買入れについて
報告事項(説明・質疑)
・平成十九年度東京都一般会計予算(東京消防庁所管分)の繰越しについて

○串田委員長 ただいまから警察・消防委員会を開会いたします。
 初めに、先般の人事異動に伴い、本委員会の担当書記に交代がありましたので、ご紹介いたします。
 議事課の担当書記、加藤啓輔君です。議案法制課担当書記の増田耕君です。よろしくお願いいたします。
   〔書記あいさつ〕

○串田委員長 次に、会期中の委員会日程について申し上げます。
 お手元配布の日程のとおり理事会において申し合わせましたので、ご了承願います。
 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、警視庁及び東京消防庁関係の第二回定例会に提出を予定されております案件の説明聴取及び報告事項の聴取並びに警視庁関係の陳情の審査を行います。
 なお、提出予定案件につきましては、本日は説明を聴取し、資料要求することにとどめ、質疑は会期中の委員会で行い、報告事項につきましては、説明聴取の後、質疑を終了まで行いますので、ご了承願います。
 これより警視庁関係に入ります。
 初めに、先般の人事異動に伴い、幹部職員に交代がありましたので、警視総監からご紹介があります。

○矢代警視総監 先般の人事異動により幹部の交代がございましたので、ご紹介申し上げます。
 総務部長の高橋美佐男、交通部長の坂口正芳でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
   〔理事者あいさつ〕

○串田委員長 紹介は終わりました。

○串田委員長 次に、第二回定例会に提出を予定されております案件について理事者の説明を求めます。

○高橋総務部長 平成二十年第二回都議会定例会に提出を予定しております警視庁関係の案件につきまして、ご説明申し上げます。
 案件は、警視庁赤坂警察署庁舎改築工事請負契約案、ヘリコプターの買入れ案の二件でございます。
 初めに、お手元の資料第1、警視庁赤坂警察署庁舎改築工事請負契約案についてご説明を申し上げます。
 赤坂警察署庁舎は昭和四十八年に建設されたものでありますが、経年による老朽化に加え、近年の警察業務の増大及び各種装備資器材の拡充などにより狭隘化が進み、警察業務の運営及び都民サービスの提供に支障を来しかねない状況にあることから、新たに庁舎を建設しようとするものでございます。
 新庁舎の設計に当たっては、災害時の活動拠点としての機能を十分に発揮できるよう、一般庁舎の一・五倍の耐震性を確保するとともに、震災等の突発的な事案に対処する警察力を確保するため、単身待機宿舎を併設することとしております。その規模は、鉄骨づくり地下三階地上九階建て、延べ床面積約一万七千平方メートルとなっております。
 本庁舎の建設に係る予算につきましては、本年の第一回都議会定例会においてご承認いただいておりますが、去る四月十七日に行われました一般競争入札の結果、錢高・福田・東レ建設共同企業体が三十六億九千三百九十万円でその建築工事を落札いたしました。今定例会でご承認をいただきましたならば、速やかに契約を締結し、平成二十三年二月二十八日までの庁舎完成を目指して着工する予定でございます。
 次に、お手元の資料第2、ヘリコプターの買入れ案についてご説明申し上げます。
 本案は、平成三年二月に配備された当庁の中型ヘリコプター「おおとり二号」が減耗更新期を迎えたことから、その後継機として買い入れをお願いするものでございます。新機種の導入に当たり、去る四月二十八日に一般競争入札を行った結果、イタリアとイギリスの合弁会社であるアグスタ・ウェストランド社製AW一三九型ヘリコプターを更新機として決定いたしました。本機は、現有機よりも速度、航続距離及び燃費等においてすぐれた運行性能を有しており、より多くの成果を上げることができると期待しているところであります。新機種につきましては、パトロール活動、事件事故発生時の捜索活動、救難救助活動等の日常業務に当たらせるほか、大震災等大規模災害発生時には負傷者等の救出活動、被災情報の収集等に従事させることとしております。
 なお、本機買い入れの予算につきましては、本年の第一回都議会定例会においてご承認いただいておりますが、機体本体のほか、緊急着水装置、航空救助装置等の特別装置の費用を含め、十二億八千八百万円を買い入れ予定価格としております。今定例会でご承認をいただきましたならば、正式に契約を締結し、平成二十一年三月をめどに配備したいと考えております。
 以上で今定例会に提出を予定しております案件の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。

○串田委員長 説明は終わりました。
 この際、資料要求のある方はご発言願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○串田委員長 なければ、資料要求はなしと確認させていただきます。

○串田委員長 次に、陳情の審査を行います。
 二〇第九号、駐車禁止等除外標章の交付条件変更に関する陳情を議題といたします。
 理事者の説明を求めます。

○坂口交通部長 資料整理番号1により、二〇第九号、駐車禁止等除外標章の交付条件変更に関する陳情につきましてご説明申し上げます。
 本陳情の要旨は、昨年八月の東京都道路交通規則の一部改正によりまして、駐車禁止等除外標章の交付対象の範囲から、下肢障害三級の二、三級の三及び四級が外されたことに対しまして、この対象範囲を改正前の交付対象範囲に戻すことを求めるというものであります。
 警視庁におきましては、交付対象を見直すに当たりまして、公共交通機関等のバリアフリー化の進展、駐車施設の整備拡充、駐車秩序の整序等を求める意識の高まりなど、都内における交通実態の変化等を踏まえた上で、違法駐車が減少したとはいえ、駐車秩序のさらなる整序化を図る必要があること、また、隣接する関東周辺各県とも同一の方針をとる必要があること等を考慮し、これまで身体に障害をお持ちの方等に交付しておりました駐車禁止等除外標章につきましては、単独での歩行が困難で、介助者が必要な重度な障害をお持ちの方をその交付対象とする見直しを行ったものでありますが、改正後、本人標章としたことや、聴覚障害、上肢障害等を新たに対象に加えたことについて評価する意見がある一方で、本件陳情のような三年の経過措置期間以後に標章の交付を受けられなくなる方などから意見、要望等もいただいているところであります。
 警視庁といたしましては、今後とも、見直しにより影響を受ける方々や関係団体とも積極的、継続的な対話の機会を設けるとともに、身体に障害をお持ちの方等の移動への配慮や駐車秩序の整序化等、さまざまな観点を考慮しつつ、除外標章の交付を受けられなくなることで個別具体的にどのような問題点が生ずるのか、幅広くご意見をいただき、その対応を検討してまいりたいと考えております。

○串田委員長 説明は終わりました。
 本件について発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○串田委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本件は、継続審査とすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○串田委員長 異議なしと認めます。よって、陳情二〇第九号は継続審査といたします。
 以上で陳情の審査を終わります。

○串田委員長 次に、理事者から報告の申し出がありますので、これを聴取いたします。

○高橋総務部長 平成十九年度予算の翌年度への繰り越しにつきまして、お手元の資料、平成十九年度繰越説明書によりご報告申し上げます。
 まず、一ページの総括表をごらんください。
 上段の繰越明許費繰越ですが、平成十九年度一般会計予算におきまして、交通安全施設の管理及び整備事業に係る繰越明許費として、合計一億五千百万円の予算を議決していただいたところでありますが、このうち、翌年度に繰り越した金額は七千百十三万円でありました。その財源は国庫支出金及び繰越金であります。
 次に、下段の事故繰越でありますが、繰り越しした金額は十一億六千七百九十九万二千円であり、その財源は国庫支出金及び繰越金であります。
 次に、その事由についてご説明をいたします。
 二ページをお開きいただきたいと思います。
 まず、繰越明許費繰越についてでありますが、道路管理者による関係道路の改良及び新設工事が遅延したため、交通信号機の移設等の工事五件、新設等の工事六件を翌年度にわたって実施する必要が生じたことによるものであります。
 三ページをお開き願いたいと思います。
 次に、事故繰越の事由についてでありますが、警察総合庁舎別棟増築工事及び西新井警察署改築工事の調整に日時を要し、工期延長が必要となったことから繰り越しとなったものであります。
 以上で平成十九年度予算の翌年度への繰り越しに関するご報告を終わらせていただきます。

○串田委員長 報告は終わりました。
 これより本件に対する質疑を行います。
 ご発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○串田委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本件に対する質疑はこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○串田委員長 異議なしと認め、報告事項に対する質疑は終了いたしました。
 以上で警視庁関係を終わります。

○串田委員長 これより東京消防庁関係に入ります。
 初めに、先般の人事異動に伴い、幹部職員に交代がありましたので、消防総監から紹介があります。

○小林消防総監 先般の人事異動により幹部に異動がありましたので、紹介させていただきます。
 総務部長の秋山惠です。警防部長の荻野秀夫です。装備部長の有賀雄一郎です。防災部長の大江秀敏です。よろしくお願いいたします。
   〔理事者あいさつ〕

○串田委員長 紹介は終わりました。

○串田委員長 次に、第二回定例会に提出を予定されております案件について理事者の説明を求めます。

○新井次長 平成二十年第二回都議会定例会に提出を予定しております東京消防庁関係の案件につきましてご説明申し上げます。
 案件は三件ございまして、一件目は、特別区の消防団員等の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例案、二件目は、ヘリコプターの買入れ案、三件目は、大型ヘリコプター用エンジンの買入れ案であります。
 初めに、お手元の資料1によりまして、特別区の消防団員等の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例案についてご説明申し上げます。
 本条例は、特別区の消防団員及び消防作業従事者、救急業務協力者に対する公務災害補償について定めたものであります。今回改正いたしますのは、本条例の基礎となっております非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令が改正されたことから、政令等との整合を図るため、本条例を改正するものであります。
 それでは、三ページ、新旧対照表の下欄、第三条第二項をごらんいただきたいと存じます。この条文は公務災害補償を受ける権利について定めたものでありまして、昨年五月、株式会社日本政策金融公庫法が成立し、本年十月から国民生活金融公庫が株式会社日本政策金融公庫となりますことから、下欄の傍線部分を上欄の傍線部分に改めるものであります。
 次に、第五条第三項をごらんいただきたいと存じます。この条文は、負傷や死亡などの災害を受けた特別区の消防団員等に扶養親族がある場合には、要件に応じた額を加算して得た額を補償基礎額とすることを定めたものであります。今回、扶養親族である配偶者がある場合の配偶者以外の扶養親族の加算額を、扶養親族でない配偶者がある場合の加算額と同額に引き上げることから、下欄の傍線部分を上欄の傍線部分に改めるものであります。
 なお、本条例案につきましては、公布の日から施行し、四月一日から適用したいと考えております。第三条第二項の国民生活金融公庫の名称の変更につきましては、法の改正にあわせまして平成二十年十月一日から施行したいと考えております。
 次に、資料2のヘリコプターの買入れ案についてご説明申し上げます。
 本案は、当庁の中型ヘリコプター「かもめ」の更新機の買い入れをお願いするものであります。
 「かもめ」は、昭和六十三年に運航を開始して以来約二十年にわたり、平素の消防活動はもとより、緊急消防援助隊や国際消防救助隊として従事してまいりました。とりわけ平成七年の阪神・淡路大震災に際しましては、空からの情報収集活動を初め、物資や人員の輸送などで多大な成果を上げてまいりました。また、平成三年のバングラデシュのサイクロン災害では、日本の消防ヘリコプターとして海外へ初めて派遣された機体でもあります。
 当庁では、このたびの「かもめ」の更新に当たり、各種消防活動能力の向上が図れる運航性能を有する中型ヘリコプターを希望していたところ、去る五月九日、東京消防庁におきまして一般競争入札を行いました結果、高い運航性能を有するフランス共和国ユーロコプター社製AS三六五N三型ヘリコプターが更新機として決定したところでございます。
 また、買い入れ予定価格につきましては十三億一千百九十五万九千四百円であり、機体本体のほかに、消防活動用装備品等が含まれております。
 なお、本案につきましては、都議会のご承認を得られましたならば、正式に契約を締結したいと考えております。
 次に、資料3の大型ヘリコプター用エンジンの買入れ案についてご説明申し上げます。
 本案は、昨年度更新させていただきました大型ヘリコプター「ゆりかもめ」の予備エンジンの買い入れをお願いするものであります。
 ヘリコプターのエンジンは点検整備や修理に長期間を要しますことから、運航できない状況を回避し、年間を通した航空消防活動体制を維持するため、当機に搭載可能なフランス共和国ツルボメカ社製マキラ二A型エンジンを買い入れるもので、買い入れ予定価格は二億七千七百九万五千円でございます。
 なお、本案につきましても、都議会のご承認を得られましたならば、正式に契約を締結したいと考えております。
 以上、大変雑駁ではございますが、第二回定例会に提出を予定しております案件の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○串田委員長 説明は終わりました。
 この際、資料要求のある方はご発言願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○串田委員長 なければ、資料要求はなしと確認させていただきます。

○串田委員長 次に、理事者から報告の申し出がありますので、これを聴取いたします。

○新井次長 平成十九年度予算の翌年度への繰り越しにつきまして、お手元の資料、平成十九年度繰越説明書によりご報告いたします。
 表紙をお開きください。事故繰越でございますが、地方自治法第二百二十条第三項ただし書きに、契約等の支出負担行為を済ませた後に、避けがたい事故のため年度内に支出が終わらなかった経費については、これを翌年度に繰り越して使用することができるとされております。これに基づき繰り越しました金額は一億五千六百二十二万二千円で、その財源はすべて繰越金でございます。
 次に、その理由につきましてご説明いたします。
 右側説明欄をごらんください。無線機外三点の製造におきまして、携帯無線機の主要部品であるリチウム蓄電池の日本工業規格における安全性試験の基準が強化され、製造に日時を要したことから、納期延長が必要となったものでございます。
 以上で平成十九年度予算の翌年度への繰り越しに関するご報告を終わらせていただきます。

○串田委員長 報告は終わりました。
 これより本件に対する質疑を行います。
 ご発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○串田委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本件に対する質疑はこれをもって終了したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○串田委員長 異議なしと認め、報告事項に対する質疑は終了いたしました。
 以上で東京消防庁関係を終わります。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時二十四分散会

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