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Tokyo Metropolitan Assembly

総務委員会速記録第二号

平成二十六年三月七日(金曜日)
第一委員会室
午後一時開議
出席委員 十五名
委員長伊藤こういち君
副委員長小山くにひこ君
副委員長鈴木 章浩君
理事みやせ英治君
理事川井しげお君
理事清水ひで子君
栗山 欽行君
徳留 道信君
野上 純子君
両角みのる君
島田 幸成君
村上 英子君
藤井  一君
中屋 文孝君
宇田川聡史君

欠席委員 なし

出席説明員
知事本局局長中村  靖君
儀典長伊藤 秀樹君
次長武市  敬君
理事遠藤 雅彦君
理事猪熊 純子君
総務部長河内  豊君
調整担当部長小室 一人君
自治制度改革推進担当部長奥田 知子君
外務部長櫻井 和博君
国際共同事業担当部長小菅 政治君
基地対策部長新美 大作君
横田基地共用化推進担当部長筧   直君
政策部長池田 俊明君
尖閣諸島調整・政策担当部長福崎 宏志君
計画調整部長小池  潔君
総合特区推進部長瀬口 芳広君
青少年・治安対策本部本部長河合  潔君
総合対策部長横山  宏君
青少年対策担当部長坂田 直明君
治安対策担当部長五十嵐 誠君
総務局局長中西  充君
危機管理監宮嵜 泰樹君
理事中村 長年君
総務部長榎本 雅人君
訟務担当部長和久井孝太郎君
復興支援対策部長西村 泰信君
情報システム部長長澤  徹君
首都大学支援部長伊東みどり君
人事部長行政改革推進部長兼務内藤  淳君
労務担当部長栗岡 祥一君
主席監察員高橋 英次君
行政部長砥出 欣典君
多摩島しょ振興担当部長事業調整担当部長兼務矢岡 俊樹君
区市町村制度担当部長西川 泰永君
大島災害復興対策担当部長神山 智行君
総合防災部長村松 明典君
企画調整担当部長村山  隆君
防災担当部長早川 剛生君
統計部長中村  豊君
人権部長箕輪 泰夫君
選挙管理委員会事務局局長森 祐二郎君
人事委員会事務局局長真田 正義君
任用公平部長石井  玲君
試験部長芦田 真吾君
審査担当部長小澤 達郎君
監査事務局局長松井多美雄君
監査担当部長仁田山芳範君

本日の会議に付した事件
知事本局関係
提出議案について(説明)
・第百二十九号議案 平成二十六年度東京都一般会計補正予算(第一号)中、歳出 知事本局所管分
付託議案の審査(質疑)
・第百二十三号議案 平成二十五年度東京都一般会計補正予算(第三号)中、歳出 知事本局所管分
選挙管理委員会事務局関係
付託議案の審査(質疑)
・第百二十三号議案 平成二十五年度東京都一般会計補正予算(第三号)中、歳出 選挙管理委員会事務局所管分
監査事務局関係
付託議案の審査(質疑)
・第百二十三号議案 平成二十五年度東京都一般会計補正予算(第三号)中、歳出 監査事務局所管分
人事委員会事務局関係
付託議案の審査(質疑)
・第百二十三号議案 平成二十五年度東京都一般会計補正予算(第三号)中、歳出 人事委員会事務局所管分
青少年・治安対策本部関係
提出議案について(説明)
・第百二十九号議案 平成二十六年度東京都一般会計補正予算(第一号)中、歳出 青少年・治安対策本部所管分
付託議案の審査(質疑)
・第百二十三号議案 平成二十五年度東京都一般会計補正予算(第三号)中、歳出 青少年・治安対策本部所管分
総務局関係
提出議案について(説明)
・第百二十九号議案 平成二十六年度東京都一般会計補正予算(第一号)中、歳出 総務局所管分
報告事項(説明)
・新たな多摩のビジョン行動戦略(素案)について
付託議案の審査(質疑)
・第三十八号議案  平成二十五年度分の都と特別区及び特別区相互間の財政調整の特例に関する条例
・第百二十三号議案 平成二十五年度東京都一般会計補正予算(第三号)中、歳出 総務局所管分
・第百二十四号議案 平成二十五年度東京都特別区財政調整会計補正予算(第一号)
報告事項(質疑)
・平成二十五年度都区財政調整再調整の概要について
付託議案の審査(決定)
・第三十八号議案  平成二十五年度分の都と特別区及び特別区相互間の財政調整の特例に関する条例
・第百二十三号議案 平成二十五年度東京都一般会計補正予算(第三号)中、歳出 総務委員会所管分
・第百二十四号議案 平成二十五年度東京都特別区財政調整会計補正予算(第一号)

○伊藤委員長 ただいまから総務委員会を開会いたします。
 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、知事本局、青少年・治安対策本部及び総務局関係の平成二十六年度補正予算案の説明聴取及び所管六局の中途議決に係る付託議案の審査並びに総務局関係の報告事項の聴取を行います。
 これより知事本局関係に入ります。
 初めに、第百二十九号議案、平成二十六年度東京都一般会計補正予算(第一号)中、歳出、知事本局所管分について理事者の説明を求めます。

○中村知事本局長 今定例会に提出しております平成二十六年度一般会計補正予算案につきまして、知事本局所管分をご説明申し上げます。
 お手元にお配りしてございます資料、平成二十六年度補正予算説明書をごらんください。
 一ページをお開き願います。1、総括表、一般会計歳入歳出予算にございますとおり、歳出について五千万円の増額を提案させていただくものでございます。
 二ページをごらんください。歳出予算科目は、款、総務費、項、知事本局費、目、管理費でございます。既に今定例会に提出しております既定予算額の五十億四百万円と合計いたしますと、五十億五千四百万円の予算となります。
 財源内訳につきましては、特定財源に変動はございませんので、歳出の増額分が、そのまま一般財源の増となってございます。
 次に、下段にございます説明欄の事業及び経費内訳をごらんください。
 内容は、長期計画の策定に必要な調査検討経費でございます。
 以上、平成二十六年度一般会計補正予算案の知事本局所管分につきましてご説明申し上げました。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○伊藤委員長 説明は終わりました。
 この際、資料要求のある方はご発言願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○伊藤委員長 なければ、資料要求はなしと確認させていただきます。

○伊藤委員長 次に、付託議案の審査を行います。
 第百二十三号議案、平成二十五年度東京都一般会計補正予算(第三号)中、歳出、知事本局所管分を議題といたします。
 本案につきましては、既に説明を聴取しております。
 これより質疑を行います。
 発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○伊藤委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本案に対する質疑はこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○伊藤委員長 異議なしと認め、本案に対する質疑は終了いたしました。
 以上で知事本局関係を終わります。

○伊藤委員長 これより選挙管理委員会事務局関係に入ります。
 付託議案の審査を行います。
 第百二十三号議案、平成二十五年度東京都一般会計補正予算(第三号)中、歳出、選挙管理委員会事務局所管分を議題といたします。
 本案につきましては、既に説明を聴取しております。
 これより質疑を行います。
 発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○伊藤委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本案に対する質疑はこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○伊藤委員長 異議なしと認め、本案に対する質疑は終了いたしました。
 以上で選挙管理委員会事務局関係を終わります。

○伊藤委員長 これより監査事務局関係に入ります。
 付託議案の審査を行います。
 第百二十三号議案、平成二十五年度東京都一般会計補正予算(第三号)中、歳出、監査事務局所管分を議題といたします。
 本案につきましては、既に説明を聴取しております。
 これより質疑を行います。
 発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○伊藤委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本案に対する質疑はこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○伊藤委員長 異議なしと認め、本案に対する質疑は終了いたしました。
 以上で監査事務局関係を終わります。

○伊藤委員長 これより人事委員会事務局関係に入ります。
 付託議案の審査を行います。
 第百二十三号議案、平成二十五年度東京都一般会計補正予算(第三号)中、歳出、人事委員会事務局所管分を議題といたします。
 本案につきましては、既に説明を聴取しております。
 これより質疑を行います。
 発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○伊藤委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本案に対する質疑はこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○伊藤委員長 異議なしと認め、本案に対する質疑は終了いたしました。
 以上で人事委員会事務局関係を終わります。

○伊藤委員長 これより青少年・治安対策本部関係に入ります。
 初めに、第百二十九号議案、平成二十六年度東京都一般会計補正予算(第一号)中、歳出、青少年・治安対策本部所管分について理事者の説明を求めます。

○河合青少年・治安対策本部長 平成二十六年第一回東京都議会定例会に提出しております青少年・治安対策本部関係の案件につきまして、ご説明申し上げます。
 お手元の資料第1号、平成二十六年度補正予算説明書の表紙をお開き願います。
 1、総括表の(2)、歳出における補正予算額の欄にございますように、青少年治安対策費の補正として、新たに二億四千七百万円の増額を行うものでございます。
 その内容といたしましては、下段の2、歳出予算の説明欄にございますように、通学路防犯設備整備事業に要する経費であります。近年、児童が通学する際、重大な事故や犯罪被害が多く発生いたしております。そこで、学校が地域と連携して行う見守り活動を補完するため、通学路の危険箇所に防犯カメラを設置する経費の一部を補助し、安全対策の推進、強化を図るものでございます。
 以上が補正予算案の概要でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○伊藤委員長 説明は終わりました。
 この際、資料要求のある方はご発言願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○伊藤委員長 なければ、資料要求はなしと確認させていただきます。

○伊藤委員長 次に、付託議案の審査を行います。
 第百二十三号議案、平成二十五年度東京都一般会計補正予算(第三号)中、歳出、青少年・治安対策本部所管分を議題といたします。
 本案につきましては、既に説明を聴取しております。
 これより質疑を行います。
 発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○伊藤委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本案に対する質疑はこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○伊藤委員長 異議なしと認め、本案に対する質疑は終了いたしました。
 以上で青少年・治安対策本部関係を終わります。

○伊藤委員長 これより総務局関係に入ります。
 初めに、第百二十九号議案、平成二十六年度東京都一般会計補正予算(第一号)中、歳出、総務局所管分について理事者の説明を求めます。

○中西総務局長 今定例会に提出しております平成二十六年度一般会計補正予算案についてご説明申し上げます。
 資料第1号、平成二十六年度補正予算説明書の一ページをごらんください。
 (2)、歳出の表、補正予算額の欄の一番下の段でございます。歳出合計にございますように、五億円の増額補正を行うものでございます。
 続いて、二ページをごらんください。
 歳出予算項目は、款、総務費、項、防災管理費の目、防災指導費でございます。これは、各家庭において災害に対する備えを万全にするため、普及啓発を目的といたします防災ブックの検討、作成に要する経費の増額補正を行うものでございます。
 説明は以上でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○伊藤委員長 説明は終わりました。
 この際、資料要求のある方はご発言願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○伊藤委員長 なければ、資料要求はなしと確認させていただきます。

○伊藤委員長 次に、理事者から報告の申し出がありますので、これを聴取いたします。

○矢岡多摩島しょ振興担当部長事業調整担当部長兼務 新たな多摩のビジョン行動戦略(素案)につきましてご説明申し上げます。
 お手元に、資料第2号としてA3判の素案の概要を、資料第3号として素案本文の冊子を配布させていただいておりますが、本日は概要の資料でご説明させていただきます。
 恐れ入りますが、資料第2号、新たな多摩のビジョン行動戦略(素案)の概要をごらんください。
 まず、1の策定の背景・趣旨でございます。
 都は昨年三月、人口減少や高齢化の進展など多摩地域を取り巻く状況の変化を踏まえ、多摩の将来像二0〇〇一に次ぐ多摩振興の基本構想として、新たな多摩のビジョンを発表いたしました。
 このビジョンの中で、目指すべき姿として掲げた、魅力にあふれ、活力に満ち、安全・安心が確保された多摩を実現する取り組みを具体化するものとして、今回、新たな多摩のビジョン行動戦略を策定いたします。
 策定の基本的な考え方といたしましては、歴史、文化、自然など多摩地域の強みを発揮すること。二つ目としまして、二〇二〇年オリンピック・パラリンピックの開催など歴史的な契機を生かしていくこと。三番としまして、行政、民間企業、NPOなど多摩の総力を結集していくこととしております。
 次に、2の本戦略の概要とポイントでございます。
 まず、概要といたしまして、ビジョンが目指す多摩の姿の目標年度を二〇三〇年としております。計画期間は平成二十六年度からの三カ年、全体の事業数は、都の取り組みとして約百七十の事業、さらに市町村、民間等の約六十の取り組みを記載しております。平成二十六年度の都事業費に係る経費は約四千億円でございます。
 本戦略のポイントは三つございます。
 ポイント1としまして、まちづくり、高齢者、子育てなどの分野ごとにビジョンが目指す多摩の姿を示すとともに、市町村や民間等の取り組みを、多様な主体の取り組みとして提示しております。
 ポイント2は、多摩地域の持続的な発展に向けた取り組みを二十の行動戦略として体系化し、戦略ごとに戦略的視点を明示しております。
 ポイント3としまして、多摩島しょ振興推進本部やビジョン連携推進会議の活用など推進体制の整備を掲げております。
 こうした取り組みを通じて、多様な主体の一層の連携を促進し、魅力にあふれ、活力に満ち、安全・安心が確保された多摩を実現していきたいと考えてございます。
 次に、二枚目をごらんください。3の行動戦略における主な取り組みでございます。
 ビジョンで掲げた方向性を踏まえ、第一章から第八章まで章立てし、その中で二十の行動戦略とその取り組みを体系化させております。
 主な取り組みについて申し上げます。
 第一章、持続可能な暮らしやすいまちづくりでは、まちづくりの分野で、新たな都市計画道路の整備方針の策定や、多摩ニュータウンの団地再生支援などの取り組みを、スポーツ、文化の分野で、多摩地域におけるスポーツ施設の整備などの取り組みを、子育て、教育、高齢者、障害者の分野で、多様な保育サービスの提供や都有地を活用した高齢者福祉施設等の整備促進などの取り組みを掲げてございます。
 第二章、産業についてですが、産産連携、産学公連携によって、新製品、新サービスを創出するイノベーションの取り組みなどを掲げてございます。
 第三章は、観光や農林水産業の取り組みでございます。地域に埋もれた観光資源や自然資源を生かした観光の振興などの取り組みを掲げてございます。
 第四章は、交通インフラでございます。南北、東西の幹線道路ネットワークの整備や道路の無電柱化などの取り組みを掲げてございます。
 第五章は、防災の取り組みです。医療施設等の耐震化や橋梁の長寿命化、水害、土砂災害対策の取り組みを掲げてございます。
 第六章は、エネルギーに関する取り組みとして、エネルギー管理システムを使ったスマートハウス等の普及などの取り組みを掲げてございます。
 第七章が自然の保全と活用でございます。緑の骨格をなす都立公園の整備、自然公園の活用などを掲げてございます。
 第八章は、持続可能な行政サービスの推進として、上下水道事業における市町村との連携などの取り組みを掲げております。
 新たな多摩のビジョン行動戦略(素案)の説明は以上でございますが、今後、パブリックコメントを募集した上で、三月末に公表したいと考えております。
 よろしくお願いを申し上げます。

○伊藤委員長 報告は終わりました。
 この際、資料要求のある方は発言を願います。

○清水委員 一点だけお願いいたします。
 二十三区における都立施設数及びスポーツ関連施設、多摩地域における都立施設数及びスポーツ関連施設について、資料をお願いいたします。

○伊藤委員長 ほかにございますでしょうか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○伊藤委員長 ただいま清水理事から資料要求がありましたが、これを委員会の資料要求とすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○伊藤委員長 異議なしと認めます。理事者におかれましては、要求された委員と調整の上、ご提出願います。

○伊藤委員長 次に、付託議案の審査及び報告事項に対する質疑を行います。
 第三十八号議案、第百二十三号議案、平成二十五年度東京都一般会計補正予算(第三号)中、歳出、総務局所管分及び第百二十四号議案並びに報告事項、平成二十五年度都区財政調整再調整の概要についてを一括して議題といたします。
 本案及び本件につきましては、いずれも既に説明を聴取しております。
 これより質疑を行います。
 発言を願います。

○みやせ委員 私、みやせの方からは、若干の質問と意見を述べさせていただきます。新人でございますので、基本的なこともございますが、どうかご容赦いただければと思います。
 さて、高度化する日本社会において、地域ごとの課題やニーズも多種多様化、複雑化してまいりました。そういったことで、国の方で三位一体の改革が行われ、地方自治体へ財源や権限がおろされてまいりました。まさに地域のことは地域で決める、地域それぞれの特性や強み、そして地域の活力を最大限生かしていく。その後、各地方自治体の自立や独自性の重要性がさらに増しております。
 東京都は、一千三百万人を抱える広域自治体でありますから、それぞれの地域やニーズに細やかに対応することが厳しい、難しい状況であります。調整三税のうち、交付金を五五%特別区に振り分け、コスト管理や特別区間の均一化を行う意味でも重要であります都区財政調整制度、今回の区長会との調整も、実に四カ月間にわたったと聞いております。
 平成二十五年度は、当初予算に対しまして二・七%のプラスとなったようでございますが、その要因や二十五年度の特別区との調整について、意見の相違や特筆すべき内容や項目は何であったのでしょうか、都の所見をお伺いいたします。

○砥出行政部長 平成二十五年度最終の都区財政調整につきましては、市町村民税法人分が、景気回復を受けまして当初予算に対し約三百七十億円、率にして六・七%のプラスという見込みであり、再調整を実施することといたしました。
 また、再調整の算定内容につきましては特別区から提案がされており、特別区が喫緊に取り組んでいる防災対策、子育て施策の算定や財政健全化の観点から、後年度負担の軽減を図ることが可能な算定を実施するべきであるといった内容でございました。
 都といたしましても、区の提案に対し特に意見の相違はなく、区側提案を基本に都区で合意したところでございます。

○みやせ委員 ありがとうございました。
 今回は交付金が二・七%ふえましたので、大きな混乱がなく調整が終わったとのことでありましたが、実際には平成二十一年度のように財源が大きく減る場合も予想されます。そのときの対応についてお伺いをいたします。

○砥出行政部長 お話の平成二十一年度につきましては、市町村民税法人分が、最終予算で当初予算と比較してマイナス二六・一%と大幅な減収となり、財調交付金の総額は、当初予算に比べ八百三十九億円のマイナスとなりました。その際にも、都と区で真摯に議論をし、協議を重ね、最終的には都区で合意し、事業費を見直すなどによりまして再調整を行ったところでございます。

○みやせ委員 ありがとうございます。
 東京都はこのたび、地方法人特別税や法人住民税の一部国税化に対しまして、大いに反対を申し入れているかと思います。国に対しては、地方自治体がみずからの責任と権限により行財政運営が可能となる基盤を確立すべきであると、東京都は財源や権限の移譲を強く国に求めております。
 国からの東京都への要求は理不尽なものでありましたが、同様に、区との協議においては、調整三税は都税であり、交付金は都が区に交付するものであるから、都が算定するといった誤解が区側に持たれないように、さらに努力をするべきであります。
 今後、都区のあり方を検討するに際しましては、基礎的自治体としての特別区の自立、自治権拡充に十二分に配慮しながら真摯に議論をし、特別区の意見も十分、よく聞いていただけますようお願いを申し上げます。
 以上、最後に意見を述べまして、私の質問とさせていただきます。ありがとうございました。

○両角委員 私からも何点か、都区財政調整制度についてお伺いをしたいと思います。今、かぶる部分もありましたので、その部分は省かせていただきたいと思います。
 まず、今回調整税が増額となって、財源超過が生じた結果として交付金総額がふえたということでありますけれども、この調整税の見積もり、あるいはその調定はどのような時期に、どのような形で行っているのかをまず伺いたいと思います。
 また、区に対しては、普通交付金、特別交付金は、いかなる時期にどのように交付をしているのか、この点についてお聞かせをいただきたいと思います。

○砥出行政部長 調整額の見積もりについてでございますが、財調交付金の財源でございます調整税は、都の歳入予算に連動いたします。このため、毎年、都の補正予算の編成を待って調整税の額を確定し、都区間で協議し、交付金の再調整を行っているところでございます。
 なお、再調整後の交付金額は十二月下旬に特別区に提示しております。
 また、交付金の交付時期につきましては、条例に基づきまして、普通交付金については毎月の分割交付、特別交付金につきましては十二月に交付額の三分の一、翌年三月に残りの三分の二を交付することとしております。

○両角委員 今こういうことをお聞きしたのは、三月のこの時期に、今は増額、増減があって再調整をした交付を決定するということでありますので、受け手の区として、三月、議決を経て新たな交付が来たときに十分対応できるような時間があるのかなと、そういう疑問から質問をさせていただいたわけなんですが、その点についてはいかがでしょうか。

○砥出行政部長 財調交付金の財源見通しにつきましては、十二月下旬に特別区に提示しておりまして、各区の予算編成には十分間に合うものと認識しております。また、再調整の内容につきましても、都区で協議を重ねて決定しておりまして、各区は、こうした内容を把握し、補正予算によって対応しております。

○両角委員 今答弁を伺いまして、安心をしたところでありますが、かなりの時間的余裕の中で都区の調整を経て、事前に区が準備をして対応ができるということで、安心をしたというところであります。
 最後になりますけれども、この都区財政調整制度の実際の交付実績を拝見いたしますと、例えば平成二十五年度の当初算定では、港区の交付がゼロという形で、一方で足立区は九百二十億円程度の交付を受けているということでありまして、過去こういった傾向が随分続いているように、数字から見ると把握ができるというところであります。
 そうすると、財政余力の大きい区では、財政調整制度から一定独立をして、独自の政策展開をする、施行することが可能になるのではないか。一方で、財政余力の小さいところは財政調整交付金への依存が高まってきて、独自施策の展開が困難になるのではないか。そのような指摘もあるわけでございますけれども、今後の二十三区との権限と財源の配分問題に関してどのような見解をお持ちか、最後に伺いたいと思います。

○砥出行政部長 事務の移譲や財源の配分につきましては、これまでも都は、都区間で十分協議し、都区合意のもと決定してきておりまして、今後とも適切に対応してまいります。
 なお、都区財政調整制度は、都と特別区及び特別区相互間の財源の均衡化を図り、特別区の行政の自主的かつ計画的な運営を確保することを目的とする制度でございます。
 また、本交付金につきましては、使途を特定しない一般財源でございます。
 さらに、算定項目などは都区で十分協議を行い、毎年度都区合意に基づき定められておりまして、本制度は有効に機能しているものと認識しております。

○伊藤委員長 ほかに発言がなければ、お諮りいたします。
 本案及び本件に対する質疑は、いずれもこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○伊藤委員長 異議なしと認め、本案及び本件に対する質疑はいずれも終了いたしました。
 以上で総務局関係を終わります。

○伊藤委員長 これより付託議案の審査を行います。
 第三十八号議案、第百二十三号議案、平成二十五年度東京都一般会計補正予算(第三号)中、歳出、総務委員会所管分及び第百二十四号議案を一括して議題といたします。
 本案につきましては、いずれも既に質疑を終了しております。
 これより採決を行います。
 第三十八号議案、第百二十三号議案、平成二十五年度東京都一般会計補正予算(第三号)中、歳出、総務委員会所管分及び第百二十四号議案を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、いずれも原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○伊藤委員長 異議なしと認めます。よって、第三十八号議案、第百二十三号議案、平成二十五年度東京都一般会計補正予算(第三号)中、歳出、総務委員会所管分及び第百二十四号議案は、いずれも原案のとおり決定いたしました。
 以上で付託議案の審査を終わります。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時三十二分散会

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