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Tokyo Metropolitan Assembly

総務委員会速記録第三号

平成二十二年三月五日(金曜日)
第一委員会室
   午後一時開議
 出席委員 十五名
委員長小磯 善彦君
副委員長田中たけし君
副委員長伊藤まさき君
理事大松あきら君
理事古館 和憲君
理事山口  拓君
小林 健二君
小山くにひこ君
淺野 克彦君
西崎 光子君
神野 吉弘君
鈴木 勝博君
吉原  修君
田島 和明君
川井しげお君

 欠席委員 なし

 出席説明員
知事本局局長吉川 和夫君
儀典長川田  司君
次長山口  明君
理事川澄 俊文君
総務部長大井 泰弘君
地方分権推進室長森山 寛司君
参事松下 隆弘君
外務部長遠藤 雅彦君
参事長澤  徹君
基地対策担当部長中村 信一君
参事新美 大作君
政策部長野村 俊夫君
計画調整部長梶原  洋君
参事山越 伸子君
青少年・治安対策本部本部長倉田  潤君
総合対策部長小濱 哲二君
参事浅川 英夫君
参事伊東みどり君
東京オリンピック・パラリンピック招致本部本部長荒川  満君
次長並木 一夫君
企画部長細井  優君
参事重田 敏光君
招致推進部長中嶋 正宏君
連絡調整担当部長藤森 教悦君
総務局局長中田 清己君
危機管理監島田幸太郎君
理事志賀 敏和君
総務部長醍醐 勇司君
参事和久井孝太郎君
行政改革推進部長和賀井克夫君
情報システム部長鈴木 尚志君
首都大学支援部長岸上  隆君
人事部長中西  充君
労務担当部長安藤 弘志君
主席監察員渡辺  勉君
行政部長笠井 謙一君
特命担当部長鈴木 隆夫君
都区制度改革担当部長塩見 清仁君
参事高橋 宏樹君
総合防災部長中村 長年君
参事細渕 順一君
統計部長三田村みどり君
人権部長荒井  浩君
国体・障害者スポーツ大会推進部長皆川 重次君
選挙管理委員会事務局局長矢口 貴行君
人事委員会事務局局長泉本 和秀君
任用公平部長宮川 雄司君
試験室長内藤 泰樹君
参事小澤 達郎君
監査事務局局長三橋  昇君
監査担当部長並木 勝市君

本日の会議に付した事件
 選挙管理委員会事務局関係
付託議案の審査(質疑)
・第百十二号議案 平成二十一年度東京都一般会計補正予算(第四号)中、歳出 選挙管理委員会所管分
 人事委員会事務局関係
付託議案の審査(質疑)
・第百十二号議案 平成二十一年度東京都一般会計補正予算(第四号)中、歳出 人事委員会事務局所管分
 監査事務局関係
付託議案の審査(質疑)
・第百十二号議案 平成二十一年度東京都一般会計補正予算(第四号)中、歳出 監査事務局所管分
 知事本局関係
付託議案の審査(質疑)
・第百十二号議案 平成二十一年度東京都一般会計補正予算(第四号)中、歳出 知事本局所管分
 青少年・治安対策本部関係
付託議案の審査(質疑)
・第百十二号議案 平成二十一年度東京都一般会計補正予算(第四号)中、歳出 青少年・治安対策本部所管分
 東京オリンピック・パラリンピック招致本部関係
付託議案の審査(質疑)
・第百十二号議案 平成二十一年度東京都一般会計補正予算(第四号)中、歳出 東京オリンピック・パラリンピック招致本部所管分
 総務局関係
付託議案の審査(質疑)
・第三十三号議案 東京都区市町村振興基金条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例
・第三十六号議案 平成二十一年度分の都と特別区及び特別区相互間の財政調整の特例に関する条例
・第百十二号議案 平成二十一年度東京都一般会計補正予算(第四号)中、歳出、繰越明許費 総務局所管分
・第百十三号議案 平成二十一年度東京都特別区財政調整会計補正予算(第一号)
報告事項(質疑)
・平成二十一年度都区財政調整再調整の概要について
付託議案の審査(決定)
・第三十三号議案 東京都区市町村振興基金条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例
・第三十六号議案 平成二十一年度分の都と特別区及び特別区相互間の財政調整の特例に関する条例
・第百十二号議案 平成二十一年度東京都一般会計補正予算(第四号)中、歳出、繰越明許費総務委員会所管分
・第百十三号議案 平成二十一年度東京都特別区財政調整会計補正予算(第一号)

○小磯委員長 ただいまから総務委員会を開会いたします。
 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、選挙管理委員会事務局、人事委員会事務局、監査事務局、知事本局、青少年・治安対策本部、東京オリンピック・パラリンピック招致本部及び総務局関係の付託議案の審査、並びに総務局関係の報告事項に対する質疑を行います。
 これより選挙管理委員会事務局関係に入ります。
 付託議案の審査を行います。
 第百十二号議案、平成二十一年度東京都一般会計補正予算(第四号)中、歳出、選挙管理委員会事務局所管分を議題といたします。
 本案につきましては、既に説明を聴取しておりますので、直ちに質疑を行います。
 ご発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○小磯委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本案に対する質疑はこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○小磯委員長 異議なしと認め、本案に対する質疑は終了いたしました。
 以上で選挙管理委員会事務局関係を終わります。

○小磯委員長 これより人事委員会事務局関係に入ります。
 付託議案の審査を行います。
 第百十二号議案、平成二十一年度東京都一般会計補正予算(第四号)中、歳出、人事委員会事務局所管分を議題といたします。
 本案につきましては、既に説明を聴取しておりますので、直ちに質疑を行います。
 ご発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○小磯委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本案に対する質疑はこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○小磯委員長 異議なしと認め、本案に対する質疑は終了いたしました。
 以上で人事委員会事務局関係を終わります。

○小磯委員長 これより監査事務局関係に入ります。
 付託議案の審査を行います。
 第百十二号議案、平成二十一年度東京都一般会計補正予算(第四号)中、歳出、監査事務局所管分を議題といたします。
 本案につきましては、既に説明を聴取しておりますので、直ちに質疑を行います。
 ご発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○小磯委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本案に対する質疑はこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○小磯委員長 異議なしと認め、本案に対する質疑は終了いたしました。
 以上で監査事務局関係を終わります。

○小磯委員長 これより知事本局関係に入ります。
 初めに、理事者の欠席について申し上げます。
 真田理事は、公務のため、本日の委員会に出席できない旨、申し出がありました。ご了承願います。
 付託議案の審査を行います。
 第百十二号議案、平成二十一年度東京都一般会計補正予算(第四号)中、歳出、知事本局所管分を議題といたします。
 本案につきましては、既に説明を聴取しておりますので、直ちに質疑を行います。
 ご発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○小磯委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本案に対する質疑はこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○小磯委員長 異議なしと認め、本案に対する質疑は終了いたしました。
 以上で知事本局関係を終わります。

○小磯委員長 これより青少年・治安対策本部関係に入ります。
 付託議案の審査を行います。
 第百十二号議案、平成二十一年度東京都一般会計補正予算(第四号)中、歳出、青少年・治安対策本部所管分を議題といたします。
 本案につきましては、既に説明を聴取しておりますので、直ちに質疑を行います。
 ご発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○小磯委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本案に対する質疑はこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○小磯委員長 異議なしと認め、本案に対する質疑は終了いたしました。
 以上で青少年・治安対策本部関係を終わります。

○小磯委員長 これより東京オリンピック・パラリンピック招致本部関係に入ります。
 付託議案の審査を行います。
 第百十二号議案、平成二十一年度東京都一般会計補正予算(第四号)中、歳出、東京オリンピック・パラリンピック招致本部所管分を議題といたします。
 本案につきましては、既に説明を聴取しておりますので、直ちに質疑を行います。
 ご発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○小磯委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本案に対する質疑はこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○小磯委員長 異議なしと認め、本案に対する質疑は終了いたしました。
 以上で東京オリンピック・パラリンピック招致本部関係を終わります。

○小磯委員長 これより総務局関係に入ります。
 付託議案の審査及び報告事項に対する質疑を行います。
 第三十三号議案、第三十六号議案、第百十二号議案、平成二十一年度東京都一般会計補正予算(第四号)中、歳出、繰越明許費、総務局所管分、及び第百十三号議案、並びに報告事項、平成二十一年度都区財政調整再調整の概要についてを一括して議題といたします。
 本案及び本件につきましては、既に説明を聴取しておりますので、直ちに質疑を行います。
 ご発言を願います。

○山口委員 平成二十一年度の都区財政調整について、減額補正の予算案と関連の条例案が提案をされておりますので、これに関して何点か質問をさせていただきたいと思います。
 景気後退による企業収益の悪化などによって、平成二十年度に続き、最終補正予算は二年連続の減額予算となりました。一般会計は、二千八百四十一億円を減額補正して六兆六千四百六十六億円、特別区財政調整会計は、八百三十九億円を減額補正して八千六百三十五億円となりました。
 まずは、都が最終補正予算において、減額補正を行うこととなった理由について所見をお伺いしたいと思います。

○笠井行政部長 財調交付金は、都が徴収しております固定資産税それから市町村民税法人分など調整税等の五五%を、特別区に交付する交付金でございます。
 今年度の調整税等が当初予算と比べて、固定資産税は増額したものの、市町村民税法人分の大幅な減額が見込まれることから、財調交付金も当初予算と比べて約八百三十九億円の減額となったため、今回、補正予算案と関係条例案をご提案したものでございます。

○山口委員 二十一年度の財政調整交付金に関して、昨年十一月に都税収入が当初予算額と比較して五千億円減収する見込みとなったことから、再調整の必要が生じることとなったわけであります。そこで、十二月から都区の協議が始まり、減額の再調整を提案されたものと考えます。
 今回、都から提案された特別区財政調整交付金の再調整を行うに当たって、特別区とどのような協議を行ってきたのか、所見をお伺いしたいと思います。

○笠井行政部長 今年度の財調につきましては、調整税等が当初予算に比べて大幅な減収となる見込みとなったことから、その減収対策について区と協議をいたしました。
 この協議の中で、特別区側は、調整税等の減収に見合って、都が区に対して区市町村振興基金の貸し付けを行うように求め、一方、都側からは、基準財政需要額の見直しを求めました。
 協議の結果、給与の見直しや道路改良費への起債の充当を行って、需要額の圧縮を図ることとし、それでもなお財源が不足する分については、都が区市町村振興基金の貸し付けを行うこととして、協議を取りまとめることができたわけでございます。

○山口委員 平成二十一年度の都区財政調整では、新規に地域コミュニティ活動支援費や校庭芝生管理費などを算定するなど、基準財政需要額を、経常的経費、投資的経費を合わせて二十四項目改善いたしました。
 今の答弁にもありましたように、今回の再調整の協議では、こうした需要の圧縮を行うこととなったわけでありますが、この再調整によって区民サービスは急激に低下することにならないと考えてよろしいのでしょうか。都の所見を伺います。

○笠井行政部長 再調整の協議に当たりましては、都といたしましても、できるだけ区民サービスの低下につながらないよう配慮して、特別区との協議に臨んだところでございます。
 先ほどもお話しいたしましたように、今回の見直しは、内部管理経費であります給与費について、特別区人事委員会の引き下げ勧告を受けて見直すなど、需要額の圧縮を図ったものでございます。
 したがいまして、都といたしましては、区民サービスに直接影響はないものと考えております。今後とも財調の協議に当たりましては、こうした点も含め、区側と十分に議論していきたいと思います。

○山口委員 景気は持ち直しの動きは見られますものの、雇用や所得の改善が著しくおくれていることなどから、その本格的な回復に至るまでは、なお相当の時間を要すると見られているわけであります。
 こうした中で、来年度も都や特別区の税収は厳しい状況が続くと認識をされておりますが、こうしたときこそ、特別区の行政サービスの水準を確保すべく、都と特別区の間でしっかり議論、対応していただくことを要望いたしまして、質問を終わりたいと思います。

○古館委員 それでは、第百十二号議案の二十一年度一般会計補正予算にかかわって、質疑をしたいと思います。
 その中に、全国瞬時警報システム、Jアラートというのが入っておりまして、それにかかわる予算が計上されておりますので、このことについて質問をしたいと思います。
 二年前の二〇〇八年六月三十日ですけれども、福井県美浜町で、町内全域にミサイル着弾情報が流れました。これは、これからつけようとしているJアラートの誤作動が原因だったということであります。
 この情報で町じゅうがパニック状態に陥りました。役場内にある警報受信システムの受信を知らせる回転灯があるんですが、そこにふぐあいがあって、消防庁の電話指示を受けながら管理用コンピューターを再起動させたところ、この放送が流れたということのようであります。
 また、東京新聞の三月四日付の報道によりますと、一見便利なこのシステムなんですけれども、一見便利なシステムというふうに見出しをつけて--ところが、この津波騒動があって、各地で、いわゆる警報受信システムがトラブルを起こしていると。
 注意報の解除となった神奈川県の茅ヶ崎市では、誤作動で再びまた注意報が流れたと。市が直後に、解除ですと訂正をする放送までしなければ、混乱していたと。同横須賀市では警報が二度も流れて、驚いた市民から苦情が来た。同じく三浦市でも、既に閉鎖された避難所に、このように何度も出るということで、住民が逃げてくる騒ぎとなったと、こういうことが報じられているんですね。
 さらに東京新聞は、Jアラートは速報性を売りにするけれども、今回、津波警報や注意報は事前にテレビなどで大々的に流れていた、つまりJアラートが、そういうふうに速報性といいながら、結局はテレビなんかで--この間も、ご存じのとおり、結局防災無線で流せば、ちゃんとそういう意味での対応は十分にできている、その方がかえって間違いが少ない、このように毎日新聞などが報じているんですね。
 この点について、私もそのように考えるのでありますけれども、都としてはJアラートについてどのように評価をしているのか、まずお尋ねをしたいと思います。

○細渕参事 Jアラートでございますけれども、通信衛星を利用しまして、津波警報や弾道ミサイル情報など、対処に時間的余裕がない事態に係る緊急情報を、国から直接、瞬時に住民に伝達するシステムでございます。
 現在、区市町村が警報等の情報を収集、伝達する手段としましては、Jアラートと従来の防災行政無線がございますが、このように複数のルートを確保することは、住民に確実に情報を伝達する上で有効でございます。
 それぞれに特徴がございますが、危機が身近に差し迫った場合、住民がその状況をいち早く知り、避難などの対応をとる時間を少しでも確保することが大変重要でございまして、この点で、住民に直接かつ瞬時に情報を提供できますJアラートには、意義があると考えてございます。
 都といたしましては、危機管理の観点から、不測の事態に備え、区市町村におけるJアラートの整備促進に努めてまいりたいと考えてございます。

○古館委員 今、私がJアラートについて、どういうものかというふうに聞いたのではなくて、さっきの、いわゆるJアラート自体が一見便利なシステムのようであるけれども、この間トラブルが相次いでいると。今るる述べましたので、結局これ自体の正確性というか、そういうことがなかなか担保されていないというところに、最大の今日の問題がここにあるわけですよね。そういうことを導入するということについて、当局としてどのような認識、どのように考えているかということを聞いたので、改めてもう一回答弁してもらいたいと思います。

○細渕参事 今回のチリ地震、あるいはそれ以前に誤作動があったということは事実として認識してございますけれども、このJアラート、先ほど申し上げたように、時間的に余裕がない場合、その場合にいかに住民が避難するかという、時間を確保する、これは大変に、身を守る、財産、生命を守るという立場から非常に重要なことでございまして、その一点、大変すぐれている点がございます。したがいまして、これは導入すべきというふうに考えているところでございます。

○古館委員 先ほど私が指摘をしたわけですけれども、それについては今の答弁でも、確たるものがあるというふうに、私は思えない。
 なぜかというと、各市でこういうトラブルが起こっているというのが現実であって、そのことで、逆に市民が振り回されているという事態がJアラートによって起こっているということが現実なんだということを、まずきちんと押さえておかないとならないと思うんですね。こういうところでJアラートの配備ということがいいのかどうかという問題が問われているので、私は質問をいたしました。
 それで、意見を述べますけれども、本補正予算の中に、今いったように防災管理費として防災情報通信設備整備費が四億三千万円ということで入っております。先ほど私、質疑で明らかにしたように、これはいわゆる全国瞬時警報システムという名前をつけているわけでありますけれども、通称Jアラートというふうにいってもおります。
 この導入のためとのことでありますけれども、Jアラートは、まず地震などの自然災害情報について気象庁が、あるいはまたミサイル発射などの有事情報については内閣官房が、総務省の消防庁へと緊急情報を出すというような仕組みだと聞いております。そうすると、総務省の消防庁が通信衛星を使って瞬時に自治体の受信機に情報を伝達する、それで自治体の防災行政無線を自動的に起動させて、サイレンや音声で住民に伝えるというシステムのことだと説明されております。
 しかし今、結局つけているところではどういう状態が起こっているかというのは、先ほど私が質問で述べたとおりでありまして、実際には誤作動などによって住民に、大変な、逆に恐怖だとか混乱を与えている、こういう問題が発生しているわけですね。
 そもそもJアラートは、国民保護法、これに基づいて二〇〇七年から運用が開始されたものであります。国民保護法というのと防災というのは本質的に性格は全く違うわけであります。したがって、防災よりも武力攻撃などへの迅速な対応というのが主目的として出てきているという危険性を指摘しないわけにはまいりません。
 専門家も、Jアラートは防災ばかりか有事対応にも全く逆に役に立っていないと、現在までの実態、状態を見て、そのように指摘をしているものであります。ですから、専門家の方からいうと、むだの見本みたいなものだと、こういう指摘も出ている。
 こういうものでありますから、今、力を入れなければならないのは、大規模地震などに対する緊急な対応こそが必要であって、この問題にやっぱりきちんと、まずは正面切って東京都として対応していくと。したがって、このJアラートそのものの設置、これについての検証も今後十分にした上での判断で私はいいのではないか、時期尚早過ぎるというふうに考えております。
 よって、第百十二号議案、平成二十一年度一般会計補正予算の中にこれが含まれておりますので、反対するものであります。
 以上です。

○小磯委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本案及び本件に対する質疑はこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○小磯委員長 異議なしと認め、本案及び本件に対する質疑は終了いたしました。
 以上で総務局関係を終わります。

○小磯委員長 これより付託議案の審査を行います。
 第三十三号議案、第三十六号議案、第百十二号議案、平成二十一年度東京都一般会計補正予算(第四号)中、歳出、繰越明許費、総務委員会所管分並びに第百十三号議案を一括して議題といたします。
 本案につきましては、既に質疑を終了しております。
 この際、本案に対し発言の申し出がありますので、これを許します。

○古館委員 第三十三号議案、東京都区市町村振興基金条例の一部改正、これにつきましては、区市町村振興基金のうち、特別区への貸し付けに運用する額に不足が生じる見込みということでありますので、賛成であります。
 また、第三十六号議案、平成二十一年度分の都と特別区及び特別区相互間の財政調整の特例に関する条例につきましては、平成二十一年度分の財政調整につきましては、調整税の減収等によって財源不足が生じたために、基準財政需要額等の算定方法に特例を設ける、そして再算定をしたというものでありますので、これは都区合意となっておりますので、賛成であります。
 次に、第百十二号議案につきましては、先ほども述べましたけれども、全国瞬時警報システム、Jアラートにかかわる問題につきましては、これは本当の意味での警報問題として、災害を未然に防ぐということからも、まだこの問題についての信用性は乏しいという立場から、この問題については、私どもとして賛成するわけにはまいりません。
 以上、意見を表明いたします。

○小磯委員長 発言は終わりました。
 これより採決を行います。
 初めに、第百十二号議案、平成二十一年度東京都一般会計補正予算(第四号)中、歳出、繰越明許費、総務委員会所管分を採決いたします。
 本案は、起立により採決いたします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方はご起立願います。
   〔賛成者起立〕

○小磯委員長 起立多数と認めます。よって、第百十二号議案、平成二十一年度東京都一般会計補正予算(第四号)中、歳出、繰越明許費、総務委員会所管分は、原案のとおり決定いたしました。
 次に、第三十三号議案、第三十六号議案及び第百十三号議案を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、いずれも原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○小磯委員長 異議なしと認めます。よって、第三十三号議案、第三十六号議案及び第百十三号議案は、いずれも原案のとおり決定いたしました。
 以上で付託議案の審査を終わります。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時三十一分散会

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