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Tokyo Metropolitan Assembly

総務委員会速記録第二号

平成十五年二月十七日(月曜日)
第五委員会室
   午後一時五分開議
 出席委員 十四名
委員長名取 憲彦君
副委員長倉林 辰雄君
副委員長大西由紀子君
理事山下 太郎君
理事藤井  一君
理事松本 文明君
矢島 千秋君
長橋 桂一君
酒井 大史君
古館 和憲君
野田 和男君
橋本辰二郎君
山崎 孝明君
木村 陽治君

 欠席委員 一名

 出席説明員
知事本部本部長前川 燿男君
外務長田邊 隆一君
次長森澤 正範君
技監石河 信一君
企画調整部長渡辺日佐夫君
秘書部長今里伸一郎君
政策部長村山 寛司君
政策担当部長石井 恒利君
企画調整担当部長中田 清己君
特命担当部長高島 茂樹君
危機管理調査担当部長金子正一郎君
国政広域連携担当部長熊野 順祥君
首都調査担当部長関口 栄一君
自治制度改革担当部長幡本  裕君
国際共同事業担当部長高橋 道晴君
総務局局長赤星 經昭君
理事石山 伸彦君
総務部長高橋 和志君
行政改革推進室長島田 健一君
IT推進室情報企画担当部長木谷 正道君
IT推進室電子都庁推進担当部長遠藤 秀和君
人事部長山内 隆夫君
主席監察員古河 誠二君
行政部長反町 信夫君
島しょ・小笠原振興担当部長高橋 敏夫君
災害対策部長徳毛  宰君
参事八木 憲彦君
勤労部長大塚 孝一君
法務部長中村 次良君
特命担当部長川村 栄一君
統計部長早川  智君
人権部長関  正子君
選挙管理委員会事務局局長押切 重洋君
人事委員会事務局局長高橋  功君
任用公平部長松田 曉史君
試験室長村松  満君
参事矢島 達郎君
監査事務局局長藤堂 義弘君
監査担当部長鈴木  襄君

本日の会議に付した事件
 総務局関係
  報告事項
  ・電子都市推進に向けた東京都の取り組みについて(説明)
  ・平成十四年度都区財政調整再調整について(質疑)
  付託議案の審査(質疑)
  ・第三十六号議案  平成十四年度分の都と特別区及び特別区相互間の財政調整の特例に関する条例
  ・第百三十四号議案 平成十四年度東京都一般会計補正予算(第一号)中、歳出 総務局所管分
  ・第百三十五号議案 平成十四年度東京都特別区財政調整会計補正予算(第一号)
 知事本部関係
  付託議案の審査(質疑)
  ・第百三十四号議案 平成十四年度東京都一般会計補正予算(第一号)中、歳出 知事本部所管分
 選挙管理委員会事務局関係
  付託議案の審査(質疑)
  ・第百三十四号議案 平成十四年度東京都一般会計補正予算(第一号)中、歳出 選挙管理委員会事務局所管分
 人事委員会事務局関係
  付託議案の審査(質疑)
  ・第百三十四号議案 平成十四年度東京都一般会計補正予算(第一号)中、歳出 人事委員会事務局所管分
 監査事務局関係
  付託議案の審査(質疑)
  ・第百三十四号議案 平成十四年度東京都一般会計補正予算(第一号)中、歳出 監査事務局所管分
 付託議案の審査(決定)
 ・第三十六号議案 平成十四年度分の都と特別区及び特別区相互間の財政調整の特例に関する条例
 ・第百三十四号議案 平成十四年度東京都一般会計補正予算(第一号)中、歳出 総務委員会所管分
 ・第百三十五号議案 平成十四年度東京都特別区財政調整会計補正予算(第一号)

○名取委員長 ただいまから総務委員会を開会いたします。
 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、所管五局の平成十四年度関係の付託議案の審査並びに総務局関係の報告事項に対する説明聴取及び質疑を行います。ご了承願います。
 これより総務局関係に入ります。
 初めに、電子都市推進に向けた東京都の取り組みについて理事者から報告の申し出がありましたので、これを聴取いたします。

○木谷IT推進室情報企画担当部長 本日、電子都市推進に向けた東京都の取り組み(平成十四、十五年度)を取りまとめましたので、その概要についてご報告させていただきます。
 本件は、昨年四月、電子都市構築に関する懇談会からの提言を踏まえ、東京都の取り組むべき施策を明らかにしたものです。これは、電子都市構築に関する懇談会報告書と同様の観点で、1、電子都市構築のための基盤整備への支援施策、十五件、2、都民生活へのIT活用施策、十九件、3、電子自治体の構築と連携施策、二件の三部構成で、合計三十六の施策を取り上げております。
 では、お手元の資料1の電子都市推進に向けた東京都の取り組み(概要)に沿って説明させていただきます。
 第一章は、電子都市構築のための基盤整備への支援でございます。
 概要の左側をごらんいただきたいと思います。
 まず、都が所有するネットワークインフラの活用でございますが、今回取りまとめた施策の中の大きな柱の一つに光ファイバー利用料の見直しがございます。都が所有する光ファイバーは余剰部分の貸し出しを行っております。今回、平成十五年度から、期間限定で、現行の貸出料金を最大約七〇%引き下げを行います。より使いやすい価格で光ファイバーを提供することでその活用を促進し、都内におけるネットワークの基盤整備を加速させようという施策でございます。
 その他、都所有の光ファイバーの利用を希望する電気通信事業者に対する情報開示の促進、相互接続性の向上にかかわる施設整備促進などを取り上げております。
 次に、光ファイバー整備に係る規制緩和でございますが、電気通信事業者がみずから光ファイバーの敷設、整備を行う際に必要となる工事規制の緩和や各種占用手続の簡略化などを取り上げております。
 次に、電子都市構築に関する実証実験の実施でございますが、これは懇談会で提言いただきました公共施設における無線LANインターネット接続などの実証実験の実施に関する施策でございます。
 第二章、右側に行きますけれども、都民がIT革命の効果を最大限活用できるよう東京都が取り組む施策であり、防災、産業、教育などの分野ごとに取りまとめております。
 まず、防災分野でございますが、ここでは都の平成十五年度重点事業でもあります被害予測システムの整備などを取り上げております。
 次に、産業分野でございますが、ここでは同じく平成十五年度重点事業でありますITを活用した港湾物流の効率化などを取り上げております。
 次に、教育分野でございますが、ここでは同じく平成十五年度重点事業のITを活用した教育推進校の設置などを取り上げております。
 次に、健康分野でございますが、同じく平成十五年度重点事業の医療情報提供、医療連携体制の整備、いわゆる電子カルテの推進事業でございます。
 第三章では、電子都市にふさわしい電子自治体の構築と連携に関する施策二件を取りまとめております。
 一つ目は、都区市町村電子自治体共同運営の推進でございます。これは、電子自治体に必要となる電子申請システムなどを共同で開発、運営する施策でございます。東京都及び区市町村において財源及びITの人材を効率的に活用し、住民サービスの向上を目指したものでございます。東京都では昨年五月に電子自治体共同運営協議会準備会を設立し、都内区市町村と検討を進めてまいりました。今月下旬には電子自治体共同運営協議会を設立する予定であり、都区市町村が連携した電子自治体の実現を図ってまいります。
 二つ目は、総合行政ネットワークの展開でございます。電子自治体の基盤となる行政機関同士を結ぶネットワークの整備事業であり、平成十四年度には都と国との相互接続を実施し、平成十五年度には都と区市町村の接続へと順次展開してまいります。
 以上、簡単ではございますが、電子都市推進に向けた東京都の取り組みについて説明させていただきました。よろしくお願いいたします。

○名取委員長 報告は終わりました。
 この際、資料要求のある方はご発言願います。

○松本委員 例えば東京都の持っている光ファイバーの料金を見直しをしますと、具体的にだれがどの程度得をしてというか、どの程度安くなって、どこにどういうメリットがあるのかとか、ITを活用した首都の防災だとか、ITがどういうメリットをもたらすのか、どういうところをねらっているのかというのがわかりやすく、画面でぱっと説明できるような、そういう資料を今度提出して、十五分か三十分、我々がそれを眺めてみれば、ああ、なるほど、なるほど、ITの発展というのはこういうものなのかと、本当の素人でも目にわかりやすく出てくるようなものを資料として提示してください。よろしくお願いします。

○名取委員長 ほかに。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○名取委員長 ただいま松本理事から資料要求がありましたが、これを委員会の資料要求とすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○名取委員長 異議なしと認めます。理事者においては、要求された委員と調整の上、ご提出願います。

○名取委員長 次に、付託議案の審査及び報告事項に対する質疑を行います。
 第三十六号議案、第百三十四号議案、平成十四年度東京都一般会計補正予算(第一号)中、歳出、総務局所管分及び第百三十五号議案を一括して議題といたします。
 また、報告事項、平成十四年度都区財政調整再調整については、付託議案との関連がありますので、あわせて議題といたします。
 本案及び報告事項につきましては、既に説明を聴取しております。
 その際資料の要求はいたしておりませんので、直ちに質疑を行います。
 発言を願います。

○古館委員 それでは、電子都庁予算にかかわって幾つか質問します。
 今回の補正予算の中で電子都庁予算が十億円の減額補正ということになっておりますが、最初にその内訳はどういうものなのか、お知らせいただきたいと思います。

○遠藤IT推進室電子都庁推進担当部長 減額補正額十億円の主な内訳でございますけれども、新宿庁舎及び事業所の光ファイバーの配線工事等にかかわる経費について三億九千万、次にパソコンの事業所配備にかかわる経費として二億円、三番目ですけれども、その他システム開発経費等につきまして四億一千万円というふうになっております。

○古館委員 これは、ちょっと資料をいただいたら、入札のいわゆる差金といいますか、それなんです。それで、例えば今、庁内のスーパーバックボーン配線工事というので見ますと、一番高い札を出すところと一番低い落札金額を出すところの差が大体二倍とか、そういう状況になっていまして、かなり落札金額というのが予定価格よりも低くなっているということが十分予測されております。それから、TAIMSの事業所、クライアントの借り入れというのも同じように、これも二倍、二分の一ぐらいの価格で落札をしている。
 それで、私も、ちなみに財務局関係の、やはり電子関係にかかわる契約をちょっと資料でいただいたら、例えば文書総合管理システムの開発業務委託、二次開発分というと、最高札を出したところよりも、一番低く出した入札金額が--最高札が大体四倍ぐらいになっているんですよね。だから、四分の一で落札をすると。
 それから、十四年度の東京都の内部庶務事務の申請受付システム開発委託というところでは、大体二千九百万円というのが予定価格超過といわれていますので、それより若干下回るのが予定価格かと思うんですが、ここでは一番低く出してきたところが九十五万円で出してきているわけですよね。ですから、これは三十倍という差があるわけです。それから、ほかの方も七倍とか三・五倍とかですね。そういう意味でいうと、一様に予定価格よりも大幅に低く出てきております。
 このことについてなんですけれども、毎年、私ども各会派に要請に来られる東京都の官公需の適格組合協会というのがございますが、そこでは、最近のこの東京都の電子政府関連システムの入札におきまして、大手システム開発会社の極端な安値による落札が相次いでいると。これはシステム開発の入札に最低落札価格が設定されていないことに起因していると。この中で要望なんですが、ダンピング防止の観点と、中小企業者の受注機会の確保、そして、そういう点から見ても最低制限価格のようなものを設定できないかということがいわれております。
 前にも東京都の中の契約で、都の電子政府関連システムでは日立が七百五十円で落札したということが、たしか二年前だったんですけれども、非常に話題になりました。したがって、こういうことについて財務局ともよく相談しながら、どういうあり方が適切なのかということについてぜひ検討していただきたいと思いますけれども、その点についてご見解を伺いたいと思います。

○遠藤IT推進室電子都庁推進担当部長 東京都におきましては、極端な安値入札を防止するために、平成十三年度からシステム開発契約におきまして、価格面だけではなく、技術面も評価する総合評価による入札方式を導入しております。
 契約制度を所管する財務局におきましては、この総合評価入札方式の運用状況を見きわめながら、総体として低廉で、しかも質が高いシステム構築が可能となるよう今後も努力するというふうに聞いておりますけれども、制度の検討に当たりましては、IT推進室といたしましても意見を述べるなど、適切に対応してまいりたいと考えております。

○名取委員長 本案及び本件に対する質疑はこれをもって終了したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○名取委員長 異議なしと認め、本案及び本件に対する質疑は終了いたしました。
 以上で総務局関係を終わります。

○名取委員長 これより知事本部関係に入ります。
 付託議案の審査を行います。
 第百三十四号議案、平成十四年度東京都一般会計補正予算(第一号)中、歳出、知事本部所管分を議題といたします。
 本案につきましては、既に説明を聴取しております。
 その際資料の要求はございませんでしたので、直ちに質疑を行います。
 発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○名取委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本案に対する質疑はこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○名取委員長 異議なしと認め、本案に対する質疑は終了いたしました。
 以上で知事本部関係を終わります。

○名取委員長 これより選挙管理委員会事務局関係に入ります。
 付託議案の審査を行います。
 第百三十四号議案、平成十四年度東京都一般会計補正予算(第一号)中、歳出、選挙管理委員会事務局所管分を議題といたします。
 本案につきましては、既に説明を聴取しております。
 その際資料の要求はございませんので、直ちに質疑を行います。
 発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○名取委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本案に対する質疑はこれをもって終了したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○名取委員長 異議なしと認め、本案に対する質疑は終了いたしました。
 以上で選挙管理委員会事務局関係を終わります。

○名取委員長 これより人事委員会事務局関係に入ります。
 付託議案の審査を行います。
 第百三十四号議案、平成十四年度東京都一般会計補正予算(第一号)中、歳出、人事委員会事務局所管分を議題といたします。
 本案につきましては、既に説明を聴取しております。
 その際資料の要求はございませんでしたので、直ちに質疑を行います。
 発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○名取委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本案に対する質疑はこれをもって終了したいと思いますが、ご異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○名取委員長 異議なしと認め、本案に対する質疑は終了いたしました。
 以上で人事委員会事務局関係を終わります。

○名取委員長 これより監査事務局関係に入ります。
 付託議案の審査を行います。
 第百三十四号議案、平成十四年度東京都一般会計補正予算(第一号)中、歳出、監査事務局所管分を議題といたします。
 本案につきましては、既に説明を聴取しております。
 その際資料の要求はございませんでしたので、直ちに質疑を行います。
 発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○名取委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本案に対する質疑はこれをもって終了したいと思いますが、ご異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○名取委員長 異議なしと認め、本案に対する質疑は終了いたしました。
 以上で監査事務局関係を終わります。

○名取委員長 これより付託議案の審査を行います。
 第三十六号議案、第百三十四号議案、平成十四年度東京都一般会計補正予算(第一号)中、歳出、総務委員会所管分及び第百三十五号議案を一括議題といたします。
 この際、本案に対し発言の申し出がありますので、これを許します。

○古館委員 第三十六号議案並びに第百三十五号議案、平成十四年度都区財政調整にかかわる条例について意見を述べます。
 これら二条例については、都が実施しました非住宅用地に対する固定資産税減免措置に伴って、特別区に対してその減税分を補てんするものでありますが、この措置につきましては、昨年の第一回定例会総務委員会におきまして、我が党木村委員が減税策そのものについて評価しながらも、対等、平等の関係にある特別区との十分な協議と合意を得ずに実行したことに対して、その協議の保障と合意の形成、そして当然のこととして財源保障を求めたものであります。こうした経過からも、減税に対する財源保障が行われたことに対して賛成するものであります。
 第百三十四号議案につきましては、たび重なる職員給与等の縮減を求めてきた結果の減額でありますけれども、労使合意に基づくものでありまして、賛成するものであります。
 以上です。

○名取委員長 これより採決を行います。
 第三十六号議案、第百三十四号議案、平成十四年度東京都一般会計補正予算(第一号)中、歳出、総務委員会所管分及び第百三十五号議案を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、いずれも原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○名取委員長 異議なしと認めます。よって、第三十六号議案、第百三十四号議案、平成十四年度東京都一般会計補正予算(第一号)中、歳出、総務委員会所管分及び第百三十五号議案はいずれも原案のとおり決定いたしました。
 以上で付託議案の審査を終わります。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時二十九分散会

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