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Tokyo Metropolitan Assembly

財政委員会速記録第十九号

平成二十七年十二月十四日(月曜日)
第二委員会室
午後一時開議
出席委員 十三名
委員長鈴木 錦治君
副委員長堀  宏道君
副委員長遠藤  守君
理事崎山 知尚君
理事松村 友昭君
理事酒井 大史君
大津ひろ子君
山内れい子君
神野 次郎君
桜井 浩之君
ともとし春久君
宇田川聡史君
大山とも子君

欠席委員 なし

出席説明員
財務局局長長谷川 明君
経理部長オリンピック・パラリンピック調整担当部長兼務十河 慎一君
主計部長岩瀬 和春君
主税局局長小林  清君
総務部長オリンピック・パラリンピック調整担当部長兼務西海 哲洋君
会計管理局局長塚本 直之君
管理部長オリンピック・パラリンピック調整担当部長兼務片山  謙君
収用委員会事務局局長目黒 克昭君

本日の会議に付した事件
決議について
付託議案の審査(決定)
・第百九十六号議案 東京都固定資産評価審査委員会関係手数料条例
・第二百十六号議案 都立南花畑学園特別支援学校(仮称)(二十七)改築工事請負契約
・第二百十七号議案 都立小金井特別支援学校(二十七)改築工事請負契約
・第二百十八議案  東京消防庁深川消防署有明分署庁舎(二十七)新築工事請負契約
・第二百十九号議案 東京消防庁町田消防署庁舎(二十七)新築工事請負契約
・第二百二十号議案 清澄排水機場耐震補強工事請負契約
・第二百二十一号議案 今井水門耐震補強工事請負契約
・第二百二十二号議案 平成二十七年度新砂水門(再整備)建設工事(その二)請負契約
・第二百二十三号議案 東京国際展示場(二十七)地盤改良工事請負契約
・第二百二十四号議案 中川防潮堤耐震補強工事(その二百三)請負契約
・第二百二十五号議案 綾瀬川護岸耐震補強工事(その二十五)請負契約
・第二百二十六号議案 綾瀬川護岸耐震補強工事(その二十六)請負契約
・第二百二十七号議案 地下トンネル築造工事及び擁壁築造工事(二十七 四-放三十五北町)請負契約
・第二百三十号議案  当せん金付証票の発売について
・第二百三十一号議案 土地の信託の変更について
請願陳情の継続審査について
特定事件の継続調査について

○鈴木委員長 ただいまから財政委員会を開会いたします。
 初めに、決議について申し上げます。
 過日の委員会で理事会にご一任をいただきました決議一件につきましては、お手元配布の案文のとおり調整いたしました。
 案文の朗読は省略いたします。

   固定資産税及び都市計画税の軽減措
   置の継続に関する決議(案)
 我が国の景気は、緩やかな回復基調が続いているものの、多くの都民や中小企業者にとってその実感は薄く、また海外景気の動向など先行きに不安感がある。こうした中、二十三区の地価水準は、全国と比較して依然として高く、基準地価も三年連続で上昇するなど、固定資産税等の過大な負担はいまだ解消されていない。
 都は、これまで独自に固定資産税等の軽減措置を実施することで税負担の緩和を図り、都民の暮らしや中小企業者の事業継続等を支援してきた。
 今、これらの軽減措置を廃止することは、都民や厳しい経営状況にある中小企業者等に対し、多大な税負担増を求めることになりかねない。
 よって、東京都議会は、二十三区に住み、働く、都民や中小企業者等の税負担感に配慮する観点から、次の事項を実施するよう強く求めるものである。
一 商業地等に対する固定資産税等の負担水準の上限引下げを平成二十八年度も継続すること。
二 小規模住宅用地に対する都市計画税の軽減措置を平成二十八年度も継続すること。
三 小規模非住宅用地に対する固定資産税等の減免措置を平成二十八年度も継続すること。
 以上、決議する。
  平成二十七年十二月 日
東京都議会

○鈴木委員長 本件は、議長宛て提出の手続をとりたいと思いますので、ご了承願います。

○鈴木委員長 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、付託議案の審査並びに請願陳情及び特定事件の閉会中の継続審査及び調査の申し出の決定を行います。
 これより付託議案の審査を行います。
 第百九十六号議案、第二百十六号議案から第二百二十七号議案まで、第二百三十号議案及び第二百三十一号議案を一括して議題といたします。
 本案については、いずれも既に質疑を終了しております。
 なお、付託議案中、第二百十六号議案から第二百二十七号議案までの契約議案及び第二百三十一号議案の土地の信託に関する議案については、事業所管の常任委員会からお手元配布のとおり調査の報告がありました。
 朗読は省略いたします。ご了承願います。

平成二十七年十二月十一日
文教委員長 植木こうじ
財政委員長 鈴木 錦治殿
   契約議案の調査について(報告)
 十二月九日付けをもって議長から依頼のあったこのことについて、左記のとおり報告します。
     記
1 調査議案
 第二百十六号議案 都立南花畑学園特別支援学校(仮称)(二十七)改築工事請負契約
 第二百十七号議案 都立小金井特別支援学校(二十七)改築工事請負契約
2 調査結果
 (1) 自民党、公明党、民主党、維新の党、ネットは、全議案に対し異議はありません。
 (2) 日本共産党は、第二百十六号議案に対し、次の意見がありました。
  その他の議案については意義はありません。
  (意見)
   隣接している城北特別支援学校と南花畑学園特別支援学校を、一体のものとして大規模併置校として改築するものだが、大規模併置校となるとそれぞれの学校に配置されていた管理職や栄養士などが統合によって削減されることになる。今でも不足している教職員がさらに減らされることは問題である。そもそも、異なる障害児の交流も隣接する学校同士で行うことで可能であり、あえてふたつの学校を併置して大規模化する必要はない。
   改築によって教室数が増えることは評価するが、それぞれの学校として改築すべきであり、契約議案には反対である。

平成二十七年十二月十一日
都市整備委員長 中村ひろし
財政委員長 鈴木 錦治殿
   土地信託議案の調査について(報告)
 十二月九日付けをもって議長から依頼のあったこのことについて、左記のとおり報告します。
     記
1 調査議案
 第二百三十一号議案 土地の信託の変更について
2 調査結果
 (1) 自民党、公明党、民主党、無所属(東京維新の会)は、本議案に対し異議はありません。
 (2) 日本共産党は、本議案に対し、次の意見がありました。
  (意見)
   都の土地信託は、勝どきを始め五箇所で行われたが、いずれも信託配当が、目標を大きく下回るとともに、信託銀行は、貸出し利息と信託料で着実に利益を上げ、勝どきを含め四箇所では、都への配当分より多い額を毎年受け取っている。
   都としては、都有地を都民のために全面的に活用することを放棄して銀行にゆだねた上にバブル崩壊で見通しが狂い、オフィスが埋まらなければ都の事務所が入居してテナント料を負担する事態になっている。
   こうした経過について明確な総括もしないまま、土地信託を安易に延長するやり方は認められないし、今後のあり方は、改めて都民的活用の立場で見直すべきである。
   勝どきサンスクエアは、ほかに比べて利益を上げているが、都への配当額は、予定額の二十九億円に対し二億円程度である。一方で約二十二億円余の積立金を蓄えている。信託をやめて返還させれば、この積立金も都の裁量で有効に活用の道が開ける。
   このビルは、勝どき駅の真上にあって、今後、オリンピックなどに向けて、重要な位置にある。近隣地域は人口急増地域であり、今後の活用を都として検討すべきである。
   以上の点から、土地信託の安易な延長には反対する。

平成二十七年十二月十日
経済・港湾委員長 島崎 義司
財政委員長 鈴木 錦治殿
   契約議案の調査について(報告)
 十二月九日付けをもって議長から依頼のあったこのことについて、左記のとおり報告します。
     記
1 調査議案
 第二百二十二号議案 平成二十七年度新砂水門(再整備)建設工事(その二)請負契約
 第二百二十三号議案 東京国際展示場(二十七)地盤改良工事請負契約
2 調査結果
 異議はありません。

平成二十七年十二月十日
環境・建設委員長 田中 朝子
財政委員長 鈴木 錦治殿
   契約議案の調査について(報告)
 十二月九日付けをもって議長から依頼のあったこのことについて、左記のとおり報告します。
     記
1 調査議案
 第二百二十号議案 清澄排水機場耐震補強工事請負契約
 第二百二十一号議案 今井水門耐震補強工事請負契約
 第二百二十四号議案 中川防潮堤耐震補強工事(その二百三)請負契約
 第二百二十五号議案 綾瀬川護岸耐震補強工事(その二十五)請負契約
 第二百二十六号議案 綾瀬川護岸耐震補強工事(その二十六)請負契約
 第二百二十七号議案 地下トンネル築造工事及び擁壁築造工事(二十七 四-放三十五北町)請負契約
2 調査結果
 全議案に対し異議はありません。

平成二十七年十二月十一日
警察・消防委員長 中屋 文孝
財政委員長 鈴木 錦治殿
   契約議案の調査について(報告)
 十二月九日付けをもって議長から依頼のあったこのことについて、左記のとおり報告します。
     記
1 調査議案
 第二百十八号議案 東京消防庁深川消防署有明分署庁舎(二十七)新築工事請負契約
 第二百十九号議案 東京消防庁町田消防署庁舎(二十七)新築工事請負契約
2 調査結果
 全議案に対し異議はありません。

○鈴木委員長 この際、本案に対し発言の申し出がありますので、これを許します。

○松村委員 二議案について意見を述べます。
 第二百十六号議案は、隣接している城北特別支援学校と南花畑特別支援学校を一体のものとして大規模併置校として改築するものです。
 大規模併置校となると管理職や栄養士などが削減される問題、異障害の交流も隣接する学校同士で行うことが可能であり、あえて二つの学校を併置して大規模校化する必要はありません。改築によって教室数がふえることは評価しますが、別々の学校として改築すべきであり、契約案件には反対します。
 第二百三十一号議案は、土地信託の変更についての議案です。
 都の土地信託は、勝どきを初め五カ所で行われましたが、いずれも信託配当が目標を大きく下回るとともに、信託銀行は、貸出利息と信託料で着実に利益を上げ、勝どきを含め四カ所では、都への配当分より多い額を毎年受け取っています。
 都としては、都有地を都民のために全面的に活用することを放棄して銀行に委ねた上、バブル崩壊で見通しが狂い、オフィスビルが埋まらなければ都の事務所が入居してテナント料を負担する事態になっています。
 こうした経過について明確な総括もしないまま、土地信託を安易に延長するやり方は認められません。今後のあり方は、改めて都民的活用の立場で見直すべきです。
 勝どきサンスクエアは、ほかに比べて利益を上げていますが、都への配当額は予定額の二十九億円に対し二億円程度。一方で、約二十二億円余の積立金を蓄えています。信託をやめて返還させれば、この積立金も都の裁量で有効に活用する道が開けます。
 このビルは、勝どき駅の真上にあって、今後のオリンピックなどに向けて重要な位置にもあり、近隣地域は人口急増地域であることからも、都として今後の活用を都民参加の観点から検討すべきです。
 以上の点から、土地信託の安易な延長には反対します。
 以上です。

○鈴木委員長 発言は終わりました。
 これより採決を行います。
 初めに、第二百十六号議案及び第二百三十一号議案を一括して採決いたします。
 本案は、起立により採決いたします。
 本案は、いずれも原案のとおり決定することに賛成の方はご起立願います。
   〔賛成者起立〕

○鈴木委員長 起立多数と認めます。よって、第二百十六号議案及び第二百三十一号議案は、いずれも原案のとおり決定いたしました。
 次に、第百九十六号議案、第二百十七号議案から第二百二十七号議案まで及び第二百三十号議案を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、いずれも原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○鈴木委員長 異議なしと認めます。よって、第百九十六号議案、第二百十七号議案から第二百二十七号議案まで及び第二百三十号議案は、いずれも原案のとおり決定いたしました。
 以上で付託議案の審査を終わります。

○鈴木委員長 次に、請願陳情及び特定事件についてお諮りいたします。
 本日まで決定を見ていない請願陳情並びにお手元配布の特定事件調査事項につきましては、それぞれ閉会中の継続審査及び調査の申し出をいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○鈴木委員長 異議なしと認め、そのように決定いたしました。

○鈴木委員長 この際、所管四局を代表いたしまして、長谷川財務局長から発言を求められておりますので、これを許します。

○長谷川財務局長 所管四局を代表いたしまして、一言ご挨拶を申し上げます。
 本定例会に提案いたしました議案につきまして、それぞれご審議の上、ただいまご決定をいただき、まことにありがとうございました。
 付託議案及び報告事項の審議の過程で委員の皆様方から賜りました貴重なご指摘、ご意見につきましては、十分に尊重させていただき、今後の都政運営に万全を期してまいりたいと存じます。
 鈴木委員長を初め委員の皆様方には、今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。どうもありがとうございました。

○鈴木委員長 発言は終わりました。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時六分散会

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