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Tokyo Metropolitan Assembly

財政委員会速記録第三号

平成二十四年三月六日(火曜日)
第二委員会室
   午後一時開議
 出席委員 十四名
委員長鈴木 章浩君
副委員長たぞえ民夫君
副委員長馬場 裕子君
理事中山 信行君
理事西岡真一郎君
理事宇田川聡史君
加藤 雅之君
福士 敬子君
淺野 克彦君
鈴木 勝博君
田中たけし君
鈴木 隆道君
大塚たかあき君
大沢  昇君

 欠席委員 なし

 出席説明員
財務局局長安藤 立美君
経理部長櫻井  務君
主計部長武市  敬君
主税局局長新田 洋平君
総務部長目黒 克昭君
会計管理局局長松田 芳和君
管理部長安藤 弘志君
収用委員会事務局局長細野 友希君

本日の会議に付した事件
付託議案の審査(決定)
・第百三十号議案 平成二十三年度東京都一般会計補正予算(第二号)中、予算総則、歳入、歳出・繰越明許費-財政委員会所管分、都債
・第百三十二号議案 平成二十三年度東京都地方消費税清算会計補正予算(第一号)
・第百十八号議案 都立小岩高等学校(二十三)改修及び改築工事請負契約
・第百十九号議案 都立板橋看護専門学校(二十三)改築工事請負契約
・第百二十号議案 都立鷺宮高等学校(二十三)改築及び改修工事請負契約
・第百二十一号議案 都営住宅二十三H-一〇七東(葛飾区高砂四丁目)工事請負契約
・第百二十二号議案 都営住宅二十三H-一〇四西(世田谷区下馬二丁目)工事請負契約
・第百二十三号議案 環二地下トンネル(仮称)築造工事(二十三 一-環二新大橋工区)請負契約

○鈴木(章)委員長 ただいまから財政委員会を開会いたします。
 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、中途議決に係る付託議案の審査を行います。
 これより付託議案の審査を行います。
 第百三十号議案、平成二十三年度東京都一般会計補正予算(第二号)中、予算総則、歳入、歳出、繰越明許費、財政委員会所管分、都債、第百三十二号議案及び第百十八号議案から第百二十三号議案までを一括して議題といたします。
 本案については、いずれも既に質疑を終了しております。
 なお、付託議案中、第百十八号議案から第百二十三号議案までの契約議案については、事業所管の常任委員会から、お手元配布のとおり、調査の報告がありました。
 朗読は省略いたします。ご了承願います。

平成二十四年三月五日
文教委員長 今村 るか
財政委員長 鈴木 章浩殿
   契約議案の調査について(報告)
 三月一日付けをもって議長から依頼のあったこのことについて、左記のとおり報告します。
     記
1 調査議案
第百十八号議案 都立小岩高等学校(二十三)改修及び改築工事請負契約
第百二十号議案 都立鷺宮高等学校(二十三)改築及び改修工事請負契約
2 調査結果
 全議案に対し異議はありません。

平成二十四年三月五日
都市整備委員長 泉谷つよし
財政委員長 鈴木 章浩殿
   契約議案の調査について(報告)
 三月一日付けをもって議長から依頼のあったこのことについて、左記のとおり報告します。
     記
1 調査議案
第百二十一号議案 都営住宅二十三H-一〇七東(葛飾区高砂四丁目)工事請負契約
第百二十二号議案 都営住宅二十三H-一〇四西(世田谷区下馬二丁目)工事請負契約
2 調査結果
 異議はありません。

平成二十四年三月五日
厚生委員長 松下 玲子
財政委員長 鈴木 章浩殿
   契約議案の調査について(報告)
 三月一日付けをもって議長から依頼のあったこのことについて、左記のとおり報告します。
     記
1 調査議案
第百十九号議案 都立板橋看護専門学校(二十三)改築工事請負契約
2 調査結果
(1) 民主党、自民党、公明党及び日本共産党は、本議案に対し異議はありません。

平成二十四年三月五日
環境・建設委員長 上野 和彦
財政委員長 鈴木 章浩殿
   契約議案の調査について(報告)
 三月一日付けをもって議長から依頼のあったこのことについて、左記のとおり報告します。
     記
1 調査議案
第百二十三号議案 環二地下トンネル(仮称)築造工事(二十三 一-環二新大橋工区)請負契約
2 調査結果
(1) 民主党、自民党、公明党は、本議案に対し異議はありません。
(2) 日本共産党は、本議案に対し、次の意見がありました。
  (意見)
 今回の地下トンネル工事は、都の骨格幹線道路という位置付けで、十四キロメートルに及ぶ環状二号線道路建設中の工事であり、本工区は従前住民がほとんど住み続けられない市街地再開発事業で進める新橋-虎ノ門間の地下トンネルと、汐留から臨海地域を結ぶ道路建設の結節点に当たる工事である。
 本来、汐留-勝どき間は地下トンネル構造であったものが、築地市場の、深刻な土壌汚染があり国が認可するかどうかも不明確な豊洲移転を前提に、平成十五年に地上化し、築地市場内を貫通する道路建設事業を推進しているものである。
 現在営業中の築地市場の桟橋の一部では、隅田川橋りょうの下部工事が市場関係者の「理解と合意」が不十分なまま、進められている。
 地上化によって、日量六万台の交通量が予測されており、大気汚染や騒音など、環境悪化は免れない。
 また、昨年三月十一日の、東日本大震災の影響で、豊洲での液状化や土壌汚染問題についても、未だ疑問点が解決されないまま、市場移転先にありきで進められている本道路建設工事における、今回の新大橋工区地下トンネル工事請負契約については、反対である。

○鈴木(章)委員長 この際、本案に対し発言の申し出がありますので、これを許します。

○たぞえ委員 第百二十三号議案、環二地下トンネル(仮称)築造工事請負契約について意見を述べます。
 契約案である地下トンネル工事は、都の骨格幹線道路という位置づけで、延長十二キロメートルに及ぶ環状二号線の道路建設工事です。本工区は、市街地再開発事業で進めている新橋-虎ノ門の地下トンネルと、汐留から臨海地域を結ぶ結節点に当たる箇所の工事であります。
 この間の事業化では、汐留-勝どき間は地下トンネル構造の計画でしたが、築地市場の移転先となった豊洲が深刻な土壌汚染問題が明らかになったにもかかわらず、豊洲移転について国の認可が不明確なのに、平成十五年、地下から地上化に変更したため、築地市場内を地上構造で、地理的には地上の真ん中を通すものとなりました。
 この地上化と連動して、契約案の道路工事は地下式ではありますが、環状二号線の一体化道路であり、そのため、日量六万台の交通量が予測され、臨海部から都心部に自動車交通量を増加させるものです。
 あくまでも市場移転ありきで進められていることと同時に、都心部の開発を促進する起爆剤としての環状道路は、深刻化する都心集中を加速するものであり、契約に反対するものです。
 以上です。

○福士委員 それでは、自治市民’ 93といたしまして、私からも、第百二十三号議案、環二地下トンネル(仮称)築造工事請負契約について意見を申し述べます。
 環状二号線新大橋工区地下トンネルは、築地市場の豊洲移転と二〇二〇年東京オリンピック開催が決定した場合の晴海地区の選手村建設、有明地区の競技場新設等を前提とした計画となっています。
 しかし、築地市場の移転は、昨年、築地東卸組合理事長選で、一時は移転反対派が当選していたなど、賛否が拮抗する状況が続いていました。移転に反対する組合員もいまだにおり、環二建設に伴う築地市場桟橋撤去工事では、座り込みなどの抗議行動も行われたと聞いています。
 豊洲地区は、砒素、鉛など、調査対象地点のほとんどを占める五十三地点で基準値を超え、浸透しないと説明されてきた不透水層からベンゼンも検出されています。
 さらに、この地区は、築地に比べて地盤が脆弱で、三・一一、東日本大震災でも液状化が多数発生しています。都は、液状化は表面だけ、建物を建てることで液状化は防げるとしていますが、専門家からは、東京都の調査が不十分であるとの声も出されています。しかも、昨年六月には、液状化の状況確認、調査を求める専門家やマスコミの立ち入りをも拒否しており、情報を隠さねばならないような中での安全発言には疑問が残ります。
 また、二〇二〇年オリンピック招致は、福島原発の事故の影響の中でどうなるのか疑問ですが、たとえオリンピック招致が決定したとしても、今後、人口減少時代となる中、大会終了後、選手村の適正な跡地利用が可能なのか、オリンピック招致を前提とした晴海地区開発にも問題を感じています。
 長野市では、一流建築家が設計したオリンピック選手村が市営住宅や県の職員住宅に使われ、オリンピック開催時に駐車場として使われていた戸建て用分譲地域や住宅関連用地が売れ残るなど、選手村跡地の有効活用に苦慮しています。人口減少時代に突入している現在、インフラに対する過大な投資は厳に慎むべきです。
 道路の建設費、維持管理費に対し、交通需要という費用対効果の視点から見ても、地下トンネル建設を含めた環状二号線の計画は反対をいたします。
 以上です。

○鈴木(章)委員長 発言は終わりました。
 これより採決を行います。
 初めに、第百二十三号議案を採決いたします。
 本案は、起立により採決いたします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方はご起立願います。
   〔賛成者起立〕

○鈴木(章)委員長 起立多数と認めます。よって、第百二十三号議案は原案のとおり決定いたしました。
 次に、第百三十号議案、平成二十三年度東京都一般会計補正予算(第二号)中、予算総則、歳入、歳出、繰越明許費、財政委員会所管分、都債、第百三十二号議案及び第百十八号議案から第百二十二号議案までを一括して採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、いずれも原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○鈴木(章)委員長 異議なしと認めます。よって、第百三十号議案、平成二十三年度東京都一般会計補正予算(第二号)中、予算総則、歳入、歳出、繰越明許費、財政委員会所管分、都債、第百三十二号議案及び第百十八号議案から第百二十二号議案までは、いずれも原案のとおり決定いたしました。
 以上で付託議案の審査を終わります。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時七分散会

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