ロゴ 東京都議会

Tokyo Metropolitan Assembly

財政委員会速記録第三号

平成二十二年三月八日(月曜日)
第二委員会室
   午後一時開議
 出席委員 十四名
委員長中屋 文孝君
副委員長原田  大君
副委員長たぞえ民夫君
理事鈴木 隆道君
理事上野 和彦君
理事西岡真一郎君
三宅 正彦君
福士 敬子君
西沢けいた君
関口 太一君
斉藤やすひろ君
中谷 祐二君
菅  東一君
石毛しげる君

 欠席委員 なし

 出席説明員
財務局局長村山 寛司君
経理部長藤原 正久君
主計部長長谷川 明君
主税局局長熊野 順祥君
総務部長宮下  茂君
会計管理局局長新田 洋平君
管理部長山本  隆君
収用委員会事務局局長野口  孝君

本日の会議に付した事件
 付託議案の審査(決定)
・第百十二号議案 平成二十一年度東京都一般会計補正予算(第四号)中、予算総則、歳入、歳出-財政委員会所管分、都債
・第百十四号議案 平成二十一年度東京都公債費会計補正予算(第一号)
・第九十九号議案 東京都美術館(二十一)改修工事請負契約
・第百号議案  東京都子ども家庭総合センター(仮称)(二十一)新築工事請負契約
・第百一号議案 都立江東地区第二養護学校(仮称)(二十一)改築工事請負契約
・第百二号議案 東京都美術館(二十一)改修電気設備工事請負契約
・第百三号議案 東京都美術館(二十一)改修空調設備工事請負契約
・第百四号議案 環二朝潮運河橋りょう(仮称)下部工事(二十一 一-環二築地)請負契約

○中屋委員長 ただいまから財政委員会を開会いたします。
 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、中途議決に係る付託議案の審査を行います。
 これより付託議案の審査を行います。
 第百十二号議案、平成二十一年度東京都一般会計補正予算(第四号)中、予算総則、歳入、歳出、財政委員会所管分、都債、第百十四号議案及び第九十九号議案から第百四号議案までを一括して議題といたします。
 本案については、いずれも既に質疑を終了しております。
 なお、付託議案中、第九十九号議案から第百四号議案までの契約議案については、事業所管の常任委員会からお手元配布のとおり調査の報告がありました。
 朗読は省略いたします。ご了承願います。

平成二十二年三月五日
文教委員長 大西さとる
財政委員長 中屋 文孝殿
契約議案の調査について(報告)
 三月四日付けをもって議長から依頼のあったこのことについて、左記のとおり報告します。
     記
1 調査議案
第九十九号議案 東京都美術館(二十一)改修工事請負契約
第百一号議案 都立江東地区第二養護学校(仮称)(二十一)改築工事請負契約
第百二号議案 東京都美術館(二十一)改修電気設備工事請負契約
第百三号議案 東京都美術館(二十一)改修空調設備工事請負契約
2 調査結果
 全議案に対し異議はありません。

平成二十二年三月五日
厚生委員長 門脇ふみよし
財政委員長 中屋 文孝殿
契約議案の調査について(報告)
 三月四日付けをもって議長から依頼のあったこのことについて、左記のとおり報告します。
     記
1 調査議案
第百号議案 東京都子ども家庭総合センター(仮称)(二十一)新築工事請負契約
2 調査結果
(1) 民主党、自民党、公明党及び日本共産党は、本議案に対し異議はありません。

平成二十二年三月五日
環境・建設委員長 藤井  一
財政委員長 中屋 文孝殿
契約議案の調査について(報告)
 三月四日付けをもって議長から依頼のあったこのことについて、左記のとおり報告します。
     記
1 調査議案
第百四号議案 環二朝潮運河橋りょう(仮称)下部工事(二十一 一-環二築地)請負契約
2 調査結果
(1) 民主党、自民党、公明党は、本議案に対し異議はありません。
(2) 日本共産党は、本議案に対し、次の意見がありました。
 (意見)
 今回の契約案件は、環状二号線幹線道路計画に基づくものであり、勝どき六丁目と、晴海五丁目地区を結ぶ橋梁下部工事の請負契約であるが、この環状二号線計画道路は、バブル期の負の遺産とも言える臨海部へのアクセス道路として、当初計画から大きく変更し、膨大な税金投入となる都市再開発と一体の道路計画である。虎ノ門から晴海地区まで、事業延長三・六一キロメートル、総事業費は市街地再開発事業と一体のものであり、都市整備局と建設局あわせて四千二百三十六億円にもなるものである。一メートル一億円以上の投資的事業であり、住み続けられる街づくりや、環境負荷の点からも、我が党は一貫して反対してきているものである。
 そもそも、今回の対象地区東新橋-有明間は、築地市場の現在地再整備を前提として、地下化の都市計画決定であったものである。しかも、臨海開発事業会計が、臨海副都心へのアクセス道路として、開発者負担で、事業化すべきものであった。ところが、臨海開発の失敗により、一千億円もの事業費を、同会計に負担させられないとの立場で、地上化して事業費を大幅に縮小したうえ、一般会計で負担することになったものである。
 築地市場の豊洲移転の大きな動機の一つに、破たんした臨海開発事業会計の救済があったと言われるゆえんにほかならない。
 今日、豊洲の土壌汚染問題で、再び、築地市場の現在地再整備の世論が高まり、都議会でも、まさに議論の最中であるとき、市場移転前提の計画道路における橋梁工事を認めることはできない。
 今日、税金の使い方として、道路建設のあり方が問われており、環状二号線建設についても、改めて見直すことを求めて反対意見とする。

○中屋委員長 この際、本案に対し発言の申し出がありますので、これを許します。

○たぞえ委員 第百四号議案、環二朝潮運河橋りょう(仮称)下部工事(二十一 一-環二築地)請負契約について意見を述べます。
 提案されている契約案件は、環状二号線幹線道路計画に基づくものであり、勝どき六丁目と晴海五丁目を結ぶ橋梁下部工事の請負契約であります。この環状二号線道路計画は、バブル期の負の遺産ともいえる臨海部へのアクセス道路として、当初計画から大きく変更し、莫大な税金投入となる都市再開発と一体の道路計画であります。
 虎ノ門から晴海地区まで、事業延長三・六一キロメートル、総事業費は、市街地再開発事業と一体のため、都市整備局、建設局合わせて四千二百三十六億円にもなり、道路自身一メートル一億円以上の投資的事業であることから、まちづくりや環境負荷の点からも、日本共産党は一貫して反対してきているものです。
 そもそも今回の対象地区、東新橋-有明間は、築地市場の現在地再整備を前提として、地下化の都市計画決定であったものです。しかも、臨海開発事業会計が、臨海副都心へのアクセス道路として、開発者負担で事業化すべきものでした。
 ところが臨海開発の失敗により、一千億円もの事業費を同会計に負担させられないと、地上化して事業費を大幅に縮小した上、一般会計で負担することになったのであります。築地市場の豊洲移転の大きな動機の一つに、破綻した臨海開発事業会計の救済であったといわれるゆえんにほかなりません。
 今日、豊洲の土壌汚染問題で、再び築地市場の現在地再整備の世論が高まっており、議会でもまさに議論の最中であるとき、市場移転前提の計画道路に、橋梁工事を認めることはできません。税金の使い方、道路計画のあり方が問われており、環状二号線建設についても改めて見直すことを求めて、反対の意見といたします。

○福士委員 それでは私からも、自治市民'93といたしまして、百四号議案、環二朝潮運河橋梁下部工事について意見を申し述べます。
 環状二号線虎ノ門以南は、通称マッカーサー道路と呼ばれる虎ノ門、汐留地区、築地市場からビッグサイトに至る区間の大半が未開通となっていますが、この区間は二〇一六年の東京オリンピックが開催され、築地市場が豊洲に移転することを前提とした計画となっていました。
 しかし、オリンピックの招致を失敗し、メーンスタジアム予定地だった晴海の今後の利用予定は定まっておりません。築地市場の豊洲移転も新市場予定地から高濃度の汚染物質が検出され、卸売市場の現在地再整備を求める声も出ており、計画の先行きは不透明なものとなっています。
 環状二号線は、現在の築地市場を貫く形で計画されており、全線開通にはかなりの期間を要することが考えられます。さらに、築地市場が現在地再整備となった場合には、晴海、豊洲という、ともに利用予定地の定まっていない地区を通る道路となります。道路の建設費、維持管理費に対する交通需要という費用対効果の視点から見ても、朝潮運河橋梁工事を含めた環状二号線の計画は、拙速に推進すべきではないと考えます。その意味で、反対をいたします。

○中屋委員長 発言は終わりました。
 これより採決を行います。
 初めに、第百四号議案を採決いたします。
 本案は、起立により採決いたします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方はご起立願います。
   〔賛成者起立〕

○中屋委員長  起立多数と認めます。よって、第百四号議案は原案のとおり決定いたしました。
 次に、第百十二号議案、平成二十一年度東京都一般会計補正予算(第四号)中、予算総則、歳入、歳出、財政委員会所管分、都債、第百十四号議案及び第九十九号議案から第百三号議案までを一括して採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、いずれも原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○中屋委員長  異議なしと認めます。よって、第百十二号議案、平成二十一年度東京都一般会計補正予算(第四号)中、予算総則、歳入、歳出、財政委員会所管分、都債、第百十四号議案及び第九十九号議案から第百三号議案までは、いずれも原案のとおり決定いたしました。
 以上で付託議案の審査を終わります。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時七分散会

ページ先頭に戻る