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Tokyo Metropolitan Assembly

財政委員会速記録第八号

平成十九年六月二十五日(月曜日)
第二委員会室
   午後一時二分開議
 出席委員 十四名
委員長山田 忠昭君
副委員長尾崎 大介君
副委員長橘  正剛君
理事村上 英子君
理事酒井 大史君
理事曽根はじめ君
伊沢けい子君
山口  拓君
鈴木 隆道君
佐藤 広典君
高木 けい君
藤井  一君
桜井  武君
高島なおき君

 欠席委員 なし

 出席説明員
財務局局長村山 寛司君
経理部長新田 洋平君
主計部長真田 正義君
主税局局長熊野 順祥君
総務部長加島 保路君
会計管理局局長三枝 修一君
管理部長細野 友希君
収用委員会事務局局長中田 清己君
審理担当部長太田雄二郎君

本日の会議に付した事件
付託議案の審査(決定)
・第百三十七号議案 東京都都税条例の一部を改正する条例
・第百三十八号議案 東京都納税貯蓄組合補助金交付条例の一部を改正する条例
・第百五十三号議案 平成十九年度若洲橋鋼けた製作・架設工事請負契約
・地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき専決処分した東京都都税条例の一部を改正する条例の報告及び承認について
 請願陳情の継続審査について
 特定事件の継続調査について

○山田委員長 ただいまから財政委員会を開会いたします。
 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、付託議案の審査並びに請願陳情及び特定事件の閉会中の継続審査及び調査の申し出の決定を行います。
 これより付託議案の審査を行います。
 第百三十七号議案、第百三十八号議案、第百五十三号議案及び地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき専決処分した東京都都税条例の一部を改正する条例の報告及び承認についてを一括して議題といたします。
 本案につきましては、既に質疑を終了しております。
 なお、第百五十三号議案の契約議案につきましては、事業所管の常任委員会から、お手元配布のとおり調査の報告がありました。
 朗読は省略いたします。ご了承をお願いいたしたいと思います。

平成十九年六月二十一日
経済・港湾委員長 石毛しげる
財政委員長 山田 忠昭殿
契約議案の調査について(報告)
 六月二十日付けをもって議長から依頼のあったこのことについて、左記のとおり報告します。
     記
1 調査議案
第百五十三号議案 平成十九年度若洲橋鋼けた製作・架設工事請負契約
2 調査結果
(1) 自民党、民主党、公明党及びネットは、本議案に対し異議はありません。
(2) 日本共産党は、本議案に対し、次の意見がありました。
 (意見)
 本議案は、東京港臨海道路Ⅱ期工事と一体のものであり、臨海副都心開発促進のためのアクセス道路建設につながる工事である。また、道路建設により、自動車の増大、大気汚染の悪化等周辺環境へ負荷を与えることになりかねない。破綻が明らかになっている臨海開発に、これ以上財政投入し、基盤整備を進めるべきではない。老朽化、耐震補強が必要というのであれば、従来の橋の幅員に地元の要求である両側歩道幅を確保したものにすればよいことである。よって、本議案に反対である。

○山田委員長 この際、本案に対し発言の申し出がありますので、これを許します。

○曽根委員 日本共産党都議団として反対議案についての意見を述べます。
 第百三十七号議案は、国の株式の配当、譲渡への課税の減税措置を一年延長することに連動して都税分も延長されることにより、今年度分の税収として合わせて二百七十五億円の減収の影響を伴うものです。
 もともと、バブル崩壊後の景気回復のためということで減税されたものにさらに特例の減税措置を行って、国と地方を合わせて二〇%の税率を半分に抑えていたもので、片や景気回復を理由に国民に対して定率減税を廃止しておきながら、大企業など法人減税は本則にして恒久化してしまうとともに、株式の減税措置も延長するのは言語道断です。
 しかも、委員会で明らかにしたとおり、一握りの方が大半の減税の恩恵を受けることになります。国の申告課税分では、二〇〇五年度に、譲渡所得だけで国と地方を合わせて二千六百五十二億円の減税、対象約三十二万人のうち百億円を超える七人で約二百億円の減税、一億円以上の所得者が約五千人で減税の五六%を得るものです。同じ割合だとするならば、都税の影響分二百七十五億円のうち百五十億円以上が一億円以上の所得者に恩恵となり、東京での人数は約千百人程度と推計されます。
 我が党は、庶民増税による都税の増税分が五百億円なのに対して、その半分に及ぶ額が一方で金持ち中心に減税される株式の減税延長には反対します。
 続いて、第百五十三号議案については、十年前の見直しで一たん保留となった東京港臨海道路二期工事と一体のものであり、臨海開発促進のためのアクセス道路建設につながるものです。破綻が明瞭な臨海開発にこれ以上財政投入し、基盤整備を進めるべきではありません。よって、本議案にも反対します。
 以上です。

○山田委員長 発言は終わりました。
 これより採決を行います。
 初めに、第百三十七号議案及び第百五十三号議案を一括して採決いたします。
 本案は、起立により採決いたします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方はご起立願います。
   〔賛成者起立〕

○山田委員長 起立多数と認めます。よって、第百三十七号議案及び第百五十三号議案は、いずれも原案のとおり決定いたしました。
 次に、第百三十八号議案を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○山田委員長 異議なしと認めます。よって、第百三十八号議案は原案のとおり決定いたしました。
 次に、地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき専決処分した東京都都税条例の一部を改正する条例の報告及び承認についてを採決いたします。
 お諮りをいたします。
 本件は、報告のとおり承認することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○山田委員長 異議なしと認めます。よって、本件は、報告のとおり承認することに決定いたしました。
 以上で付託議案の審査を終わります。

○山田委員長 次に、請願陳情及び特定事件についてお諮りをいたします。
 本日まで決定を見ていない請願陳情並びにお手元配布の特定事件調査事項につきましては、それぞれ閉会中の継続審査及び調査の申し出をいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○山田委員長 異議なしと認め、そのように決定をいたしました。

○山田委員長 この際、所管四局を代表いたしまして村山財務局長から発言を求められておりますので、これを許します。

○村山財務局長 所管四局を代表いたしまして、一言御礼のあいさつをさせていただきます。
 本定例会に提案いたしました議案につきまして、ただいまご決定をいただきました。委員長を初め、委員の皆様にはさまざまな視点から熱心にご審議をいただきまして、まことにありがとうございました。審議の過程で賜りました貴重なご指摘、ご意見につきましては十分に尊重させていただき、今後の都政運営に万全を期してまいりたいと存じます。
 今後とも、ご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。

○山田委員長 発言は終わりました。
 以上をもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時七分散会

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