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Tokyo Metropolitan Assembly

財政委員会速記録第十一号

平成十五年七月七日(月曜日)
第二委員会室
   午後一時五分開議
 出席委員 十四名
委員長川井しげお君
副委員長鈴木貫太郎君
副委員長矢部  一君
理事真木  茂君
理事松村 友昭君
理事桜井  武君
秋田 一郎君
北城 貞治君
鳩山 太郎君
馬場 裕子君
桜井良之助君
藤田 愛子君
藤川 隆則君
宮崎  章君

 欠席委員 なし

 出席説明員
財務局局長櫻井  巖君
経理部長佐藤  広君
主計部長熊野 順祥君
主税局局長川崎 裕康君
総務部長菅原 秀夫君
出納長室出納長大塚 俊郎君
副出納長中路 有一君
収用委員会事務局局長山内 隆夫君

本日の会議に付した事件
 意見書について
 付託議案の審査(決定)
 ・第百六十六号議案 都立葛飾ろう学校(十五)改築工事請負契約
 ・第百六十七号議案 都立大塚ろう学校(十五)改築工事請負契約
 ・第百六十八号議案 都営港南四丁目第三団地(第二期)建設工事請負契約
 ・第百六十九号議案 南田中トンネル(仮称)築造工事その四(十五-環八)請負契約
 ・第百七十号議案 北町・若木トンネル(仮称)築造工事及び擁壁工事(十五-環八)請負契約
 ・第百七十一号議案 旧江戸川(東葛西)防潮堤耐震補強工事(その十)請負契約
 ・第百七十二号議案 北町陸橋(仮称)鋼けた製作・架設工事(十五-環八)請負契約
 ・第百七十三号議案 日暮里・舎人線荒川横断橋りょう鋼けた製作・架設工事(その三)請負契約
 ・第百七十四号議案 多摩地域ユース・プラザ(仮称)整備等事業契約の締結について
 ・地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき専決処分した東京都都税条例及び東京都における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例の一部を改正する条例の報告及び承認について
 請願陳情の継続審査について
 特定事件の継続調査について

○川井委員長 ただいまから財政委員会を開会いたします。
 初めに、意見書について申し上げます。
 過日の委員会で理事会にご一任いただきました意見書は、調整がつかなかった旨、議長に報告すべきであるとの結論になりましたので、ご了承願います。

○川井委員長 本日は、お手元配布の会議日程に従いまして、付託議案の審査並びに閉会中における請願陳情及び特定事件の継続審査及び調査の申し出の決定を行います。
 これより付託議案の審査を行います。
 第百六十六号議案から第百七十四号議案まで及び地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき専決処分した東京都都税条例及び東京都における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例の一部を改正する条例の報告及び承認についてを一括して議題といたします。
 本案については、いずれも既に質疑を終了しております。
 なお、第百六十六号議案から第百七十三号議案までの契約議案及びPFI法に基づく第百七十四号議案につきましては、それぞれ所管の常任委員会から、お手元配布のとおり調査報告がありました。
 朗読は省略いたします。ご了承願います。

平成十五年七月四日
           文教委員長 渡辺 康信
財政委員長 川井しげお殿
   議案の調査について(報告)
 平成十五年七月二日付をもって議長から依頼のあったこのことについて、左記のとおり報告します。
     記
1 調査議案
 (1) 契約議案
    第百六十六号議案 都立葛飾ろう学校(十五)改築工事請負契約
    第百六十七号議案 都立大塚ろう学校(十五)改築工事請負契約
 (2) PFI法に基づく議案
    第百七十四号議案 多摩地域ユース・プラザ(仮称)整備等事業契約の締結について
2 調査結果
 (1) 自民党、公明党、民主党、ネットは、全議案に対し異議はありません。
 (2) 日本共産党は、第百七十四号議案に対し、次の意見がありました。その他の議案については、異議はありません。
(意見)
 民間事業者に有利な契約方法、高額な施設利用費、近隣地域の要望への配慮の欠如及び民間事業者の収益問題などの理由により、都が、直接、整備等事業を行うことが望ましいことは明らかであり、都民の立場から、PFI方式の整備等事業には、賛成できず、本議案に反対する。
(3) 無(自治市民)は、第百七十四号議案に対し、次の意見がありました。その他の議案については、異議はありません。
(意見)
 施設利用費及び近隣地域との対話の重視は、是とするが、自然を理解し、利用者の発想を活かすなどの様々な教育的配慮ができる民間事業者の選定も課題の一つである。教育的意義や計画性を踏まえ、整備等事業のPFI方式の採用に疑問があり、本議案に反対する。

平成十五年七月三日
        建設・住宅委員長 高島なおき
財政委員長 川井しげお殿
   契約議案の調査について(報告)
 七月二日付をもって議長から依頼のあったこのことについて、左記のとおり報告します。
     記
1 調査議案
 第百六十八号議案 都営港南四丁目第三団地(第二期)建設工事請負契約
 第百六十九号議案 南田中トンネル(仮称)築造工事その四(十五-環八)請負契約
 第百七十号議案 北町・若木トンネル(仮称)築造工事及び擁壁工事(十五-環八)請負契約
 第百七十一号議案 旧江戸川(東葛西)防潮堤耐震補強工事(その十)請負契約
 第百七十二号議案 北町陸橋(仮称)鋼けた製作・架設工事(十五-環八)請負契約
 第百七十三号議案 日暮里・舎人線荒川横断橋りょう鋼けた製作・架設工事(その三)請負契約
2 調査結果
(1) 自民党、公明党、民主党、ネットは、全議案に対し異議はありません。
(2) 共産党は第百七十号議案に対し、次の意見がありました。その他の議案については異議はありません。
(意見)
 環境を守る問題で地元住民の合意を得ていない状況での契約の締結、工事は認められない。
(3) 無(市民の党)は第百七十三号議案に対し、次の意見がありました。その他の議案については異議はありません。
(意見)
 平成十五年六月、都発表の「機能するバランスシート」による日暮里・舎人線事業についての事業評価は、インフラ部を含めて試算すると平成二十九年度末には約二百九十五億円の累積赤字が見込まれている。現在、財政状況の悪化している中で、公共事業を行う際は、採算性がきわめて重要となっている。
 このような視点から日暮里・舎人線の事業には反対である。

○川井委員長 この際、松村理事から発言を求められておりますので、これを許します。

○松村委員 議題になりました案件について、三件について意見を述べさせていただきます。
 第百七十号議案、北町・若木トンネル築造工事及び擁壁工事請負契約についてです。
 環境を守る問題で地元住民の合意を得ていない状況での契約締結であり、反対です。
 次に、第百七十四号議案、多摩地域ユース・プラザ整備事業契約締結について意見を述べます。
 PFIを前提に民間事業者が入札しやすいように入札予定額を高めに設定してやるなど、民間事業者に至れり尽くせりの契約となっていること、区部と同様、青年の家の代替機能にはなり得ず、料金も多少下がっているとはいえ、社会教育施設としては高過ぎることなど、広く都民が利用すべき施設として重大な欠陥があります。
 よって、都民の立場から、多摩ユース・プラザにおいて都が直接建設、運営を行うことが望ましいことは明らかであり、PFIによる本契約は反対です。
 次に、専決について意見を述べます。
 今回改正されたもので、ゴルフ場利用税、軽油引取税など、我が党は国会で賛成したものもありますが、不動産取得税、特別土地保有税、事業所税など、都市再生絡みの案件として国会でも反対したところです。
 よって、地方税法改正による公布の施行に伴う都条例の改正の専決処分ですが、一つの議案としての賛否なので、反対いたします。
 以上です。

○川井委員長 発言は終わりました。
 これより採決を行います。
 初めに、第百七十号議案及び第百七十四号議案を一括して採決いたします。
 本案は、起立により採決いたします。
 本案は、いずれも原案のとおり決定することに賛成の方はご起立を願います。
   〔賛成者起立〕

○川井委員長 起立多数と認めます。よって、本案は、いずれも原案のとおり決定いたします。
 次に、第百六十六号議案から第百六十九号議案まで及び第百七十一号議案から第百七十三号議案までを一括して採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、いずれも原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○川井委員長 異議なしと認めます。よって、本案は、いずれも原案のとおり決定いたしました。
 次に、地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき専決処分した東京都都税条例及び東京都における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例の一部を改正する条例の報告及び承認についてを採決いたします。
 本件は、起立により採決いたします。
 本件は、報告のとおり承認することに賛成の方はご起立を願います。
   〔賛成者起立〕

○川井委員長 起立多数と認めます。よって、本件は、報告のとおり承認することに決定いたしました。
 以上で付託議案の審査を終わります。

○川井委員長 次に、請願陳情及び特定事件についてお諮りいたします。
 本日までに決定を見ていない請願陳情並びにお手元配布の特定事件調査事項につきましては、それぞれ閉会中の継続審査及び調査の申し出をいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○川井委員長 異議なしと認め、そのように決定をいたしました。
 なお、委員の派遣が必要な場合につきましては、その取り扱いは委員長に一任をいただきたいと思います。ご了承願います。

○川井委員長 この際、所管四局を代表いたしまして、大塚出納長から発言を求められておりますので、これを許します。

○大塚出納長 所管四局を代表いたしまして、一言お礼のごあいさつを申し上げます。
 ただいまは、当委員会に付託されました各議案につきまして、それぞれご審議の上、ご決定をいただきました。まことにありがとうございました。
 また「途半ばにある財政再建」について、あるいは新銀行創設について等、報告事項につきましても、さまざまな視点からご議論をいただきました。
 委員の皆様方からいただきました貴重なご指摘、ご意見につきましては、今後の行政運営、執行に反映させ、万全を期してまいります。
 今後ともよろしくご指導のほどをお願い申し上げまして、御礼のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。

○川井委員長 発言は終わりました。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時十三分散会

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