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Tokyo Metropolitan Assembly

財政委員会速記録第十四号

平成十二年十月二日(月曜日)
   午後一時五分開議
 出席委員 十四名
委員長白井  威君
副委員長鈴木貫太郎君
副委員長倉林 辰雄君
理事中西 一善君
理事古館 和憲君
理事坂口こうじ君
遠藤  衛君
白井 常信君
松村 友昭君
桜井良之助君
大西 英男君
山崎  泰君
矢部  一君
渡辺 康信君

 欠席委員 なし

 出席説明員
財務局局長木内 征司君
経理部長碇山 幸夫君
主計部長成田  浩君
主税局局長大塚 俊郎君
総務部長白戸  毅君
出納長室出納長佐々木克己君
副出納長三宅  亨君
収用委員会事務局局長安間 謙臣君
次長宇口 昌義君

本日の会議に付した事件
 意見書について
 付託議案の審査(決定)
 ・第二百三十七号議案 東京都都税条例の一部を改正する条例
 ・第二百三十八号議案 東京都都税事務所設置条例及び東京都自動車税事務所設置条例の一部を改正する条例
 ・第二百三十九号議案 東京都収入証紙条例の一部を改正する条例
 ・第二百七十一号議案 都営住宅十二H-一〇二東(百人町四丁目)工事請負契約
 ・第二百七十二号議案 都営住宅十二H-一〇三東(百人町四丁目)工事請負契約
 ・第二百七十三号議案 警視庁池上警察署庁舎改築工事請負契約
 ・第二百七十四号議案 環状第八号線北町・若木トンネル(仮称)築造工事(十二・四-一)請負契約
 ・第二百七十五号議案 平成十二年度東京港臨海道路中防側沈埋トンネル建設工事請負契約
 請願陳情の継続審査について
 特定事件の継続調査について

○白井委員長 ただいまから財政委員会を開会いたします。
 初めに、意見書について申し上げます。
 過日の委員会で理事会にご一任いただきました意見書につきましては、調整がつかなかった旨、議長へ報告すべきであるとの結論になりました。ご了承願います。

○白井委員長 本日は、お手元配布の会議日程に従いまして、付託議案審査及び閉会中における請願陳情並びに特定事件の継続審査及び調査の申し出の決定を行います。
 これより、付託議案の審査を行います。
 第二百三十七号議案から第二百三十九号議案まで及び第二百七十一号議案から第二百七十五号議案までを一括して議題といたします。
 本案については、いずれも質疑を終了いたしております。
 なお、第二百七十一号議案から第二百七十五号議案までの契約議案につきましては、それぞれ所管の常任委員会からお手元配布のとおり調査報告がございました。
 朗読は省略いたします。ご了承願います。

平成十二年九月二十八日
        経済・港湾委員長 樺山 卓司
財政委員長 白井  威殿
   契約議案の調査について(報告)
 九月二十七日付をもって議長から依頼のあったこのことについて、左記のとおり報告します。
     記
1 調査議案
 第二百七十五号議案 平成十二年度東京港臨海道路中防側沈埋トンネル建設工事請負契約
2 調査結果
(1)自民党、公明党及び民主党は、本議案に対して異議はありません。
(2)日本共産党は、本議案に対して次の意見がありました。
 (意見)
    東京港臨海道路については、臨海副都心開発に伴う交通量の増加により、港湾業務車両等の通行が厳しくなるという中で造られてきた道路である。契約の受注先を見ると、大手特定ゼネコンが落札している等、特定ゼネコンのための工事であるといわざるを得ない。
    また、道路計画そのものが臨海開発と一体のものでもあることから、本議案に反対する。

平成十二年九月二十九日
        建設・住宅委員長 古賀 俊昭
財政委員長 白井  威殿
   契約議案の調査について(報告)
 九月二十七日付をもって議長から依頼のあったこのことについて、左記のとおり報告します。
     記
1 調査議案
 第二百七十一号議案 都営住宅十二H-一〇二東(百人町四丁目)工事請負契約
 第二百七十二号議案 都営住宅十二H-一〇三東(百人町四丁目)工事請負契約
 第二百七十四号議案 環状第八号線北町・若木トンネル(仮称)築造工事(十二・四-一)請負契約
2 調査結果
 全議案に対して異議はありません。

平成十二年九月二十九日
        警察・消防委員長 野村 有信
財政委員長 白井  威殿
   契約議案の調査について(報告)
 九月二十七日付をもって議長から依頼のあったこのことについて、左記のとおり報告します。
     記
1 調査議案
 第二百七十三号議案 警視庁池上警察署庁舎改築工事請負契約
2 調査結果
 異議はありません。

○白井委員長 この際、古館理事から発言を求められておりますので、これを許します。

○古館委員 日本共産党を代表して意見を述べます。
 第二百三十七号議案、東京都都税条例の一部を改正する条例についてですが、この一部改正は、特定目的会社による特定資産の流動化に関する法律等の一部を改正する法律の施行による地方税法の改正に伴い、特定信託について、計算期間ごとに申告納付する規定を加えたものです。
 この規定を加えることは法改正に伴うものであり、これ自体の評価ということではなく、大もとの特定目的会社による特定資産の流動化に関する法律等の一部を改正する法律が、不動産、ゼネコン等の保有する不動産等の不良債権を特定目的信託を用いてバランスシートから分離することにより、不良債権の最終処理を図ろうとするもので、個人投資家にとっても決してプラスになるものではないと考えます。
 したがって、本議案には反対いたします。
 第二百七十五号議案、平成十二年度東京港臨海道路中防側沈埋トンネル建設工事請負契約については、この沈埋トンネルが、臨海副都心開発計画との関連の中で進められてきている道路であり、抜本的な見直しが求められているものです。
 また、一般競争入札でありながら、常にJVのトップを特定の建設業者が独占し続けるなど、まさに大手ゼネコンのための仕事づくりともいうべき請負契約となっています。
 こうした理由から、本議案に反対いたします。
 以上です。

○白井委員長 発言は終わりました。
 これより採決を行います。
 初めに、第二百三十七号議案及び第二百七十五号議案を一括して起立により採決いたします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方はご起立願います。
   〔賛成者起立〕

○白井委員長 起立多数と認めます。よって、第二百三十七号議案及び第二百七十五号議案は、いずれも原案のとおり決定いたしました。
 次に、第二百三十八号議案、第二百三十九号議案及び第二百七十一号議案から第二百七十四号議案までを一括して採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、いずれも原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○白井委員長 異議なしと認めます。よって、第二百三十八号議案、第二百三十九号議案及び第二百七十一号議案から第二百七十四号議案までは、いずれも原案のとおり決定いたしました。
 以上で付託議案の審査を終わります。

○白井委員長 次に、請願陳情及び特定事件についてお諮りいたします。
 本日までに決定を見ていない請願陳情並びにお手元配布の特定事件調査事項につきましては、それぞれ閉会中の継続審査及び調査の申し出をいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○白井委員長 異議なしと認め、そのように決定いたしました。

○白井委員長 この際、所管四局を代表しまして、佐々木出納長から発言を求められておりますので、これを許します。

○佐々木出納長 所管四局を代表いたしまして、一言御礼のごあいさつを申し上げます。
 ただいまは、当委員会に付託されました各議案につきまして、それぞれご審議をいただき、ご決定をいただきました。まことにありがとうございました。
 本日は、現委員による最後の委員会でございます。ご案内のとおり、現下の都政の最大の課題は財政再建でございます。この一年間の財政委員会の活動を振り返りますと、この財政再建に向けましてのさまざまな取り組みをめぐり、大変熱心なご審議をいただきました。
 とりわけ、いわゆる銀行業に対する外形標準課税、この議案につきましては、全国的に大きな関心を寄せられる中で、知事をも招致いたしまして集中的なご審議をいただいたことが大変印象的でございます。委員長初め委員の皆様方に、改めて感謝を申し上げる次第でございます。
 今後とも、どうかよろしくご指導、ご鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げまして、ごあいさつにかえたいと思います。
 本当にありがとうございました。

○白井委員長 発言は終わりました。
 この際、私からも一言お礼のあいさつを申し上げます。
 この一年間、財政委員会の委員長というような役目をお預かりをさせていただいたわけでございますが、無事終わらせていただくことができました。本当にありがとうございました。
 このことにつきましては、副委員長、理事の先生方を初め、各委員の先生方の格別なるご理解とご協力をいただいたたまものであり、なお、あわせまして、所管四局の局長さん及び幹部職員、理事者の皆様方の大変なるご支援とご協力をいただいたたまものでございまして、改めて感謝とお礼を申し上げさせていただく次第でございます。本当にありがとうございました。
 なお、当委員会一年の中では、ただいまも出納長さんからお話がございましたように、外形標準課税、いわゆる銀行税の問題が最大の議案であったかな、そんな思いでございます。
 この議案につきましては、条例の具体案も示されないままのうちに、また、予算委員会の設置もできていないままの中で、特に予算委員会へ参考人を招致するというようなことになったわけでございますが、こうした中で、審議をさせていただく当委員会としての主体性をどこに置くかということであったわけでございますが、幸いにして知事の委員会へのご出席をいただくことができまして、そこで集中論議ができまして、辛うじて委員会としての責務を保つことができたことであろうかと思うわけでございます。
 こうしたことが、大変大きな一つの役目であったのかな、そんなふうにも思います。おかげさまで、この委員会としての議案の審議、責務を果たすことができたわけでございます。
 なお、これから、今度は新年度に向かって、各委員の先生方は、再びこの財政委員会にお残りになりお務めをいただく先生方、あるいは、ほかの委員会へお移りの先生方もおありかと思いますが、どうぞ委員会の権威の確立を図りながら、議会全体の権威確立のために、格別なるご活躍をいただきますよう心からご祈念させていただきまして、大変粗辞でございますが、お礼のごあいさつといたします。
 どうもありがとうございました。(拍手)
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時十五分散会

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