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Tokyo Metropolitan Assembly

財政委員会速記録第四号

平成十二年三月六日(月曜日)
   午後一時七分開議
 出席委員 十四名
委員長白井  威君
副委員長鈴木貫太郎君
副委員長倉林 辰雄君
理事中西 一善君
理事古館 和憲君
理事坂口こうじ君
遠藤  衛君
白井 常信君
松村 友昭君
桜井良之助君
大西 英男君
山崎  泰君
矢部  一君
渡辺 康信君

 欠席委員 なし

 出席説明員
財務局局長木内 征司君
経理部長立花 壯介君
主計部長成田  浩君
主税局局長大塚 俊郎君
総務部長北村 隆史君
出納長室出納長佐々木克己君
副出納長三宅  亨君
収用委員会事務局局長斉藤 好平君
次長長沼 友兄君

本日の会議に付した事件
 付託議案の審査(決定)
  ・第二百一号議案  平成十一年度東京都一般会計補正予算(第二号)中、予算総則、歳入、歳出 財政委員会所管分、都債
  ・第百七十四号議案 都立町田工業高等学校(十一)改築工事請負契約
  ・第百七十五号議案 都立武蔵高等学校(十一)改築工事請負契約
  ・第百七十六号議案 都営住宅一一H-一〇五・八〇一東(新砂三丁目)工事請負契約
  ・第百七十七号議案 都営住宅一一H-一〇六東(新砂三丁目)工事請負契約
  ・第百七十八号議案 都営住宅一一H-〇〇一・八〇四東(枝川一丁目第五)工事請負契約
  ・第百七十九号議案 都営住宅一一H-〇〇二東(町屋六丁目第二)工事請負契約
  ・第百八十号議案  都営住宅一一H-〇〇三東(町屋六丁目第二)工事請負契約
  ・第百八十一号議案 都営住宅一一H-〇〇四東(西五反田三丁目)及び一一CH-〇〇五東(西五反田三丁目・建設局施設)工事請負契約
  ・第百八十二号議案 都営住宅一一H-一一一・八〇三東(百人町三丁目第三)工事請負契約
  ・第百八十三号議案 都営住宅一一H-一一一南(昭島拝島)工事請負契約
  ・第百八十四号議案 都営住宅一一H-〇〇三・八〇三南(多摩ニュータウン十七住区Aブロック)工事請負契約
  ・第百八十五号議案 都営住宅一一H-一一二南(三鷹新川五丁目)工事請負契約
  ・第百八十六号議案 白鬚西地区市街地再開発事業施設建築物(十街区・A棟)建築工事請負契約
  ・第百八十七号議案 神田川・環状七号線地下調節池(第二期)善福寺川取水施設工事(その三-二)請負契約
  ・第百八十八号議案 東京都多摩川清掃工場プラント更新工事請負契約
  ・第百九十号議案  土地の売払いについて
  ・第百九十一号議案 建物の売払いについて
  ・第百九十二号議案 建物の売払いについて
  ・第百九十三号議案 土地の買入れについて

○白井委員長 ただいまから財政委員会を開会いたします。
 本日は、お手元配布の会議日程に従いまして、平成十一年度関係の付託議案の審査を行います。
 これより付託議案の審査を行います。
 第二百一号議案、平成十一年度東京都一般会計補正予算(第二号)中、予算総則、歳入、歳出、財政委員会所管分、都債、第百七十四号議案から第百八十八号議案まで及び第百九十号議案から第百九十三号議案までを一括して議題といたします。
 本案については、いずれも質疑を終了いたしております。
 なお、第百七十四号議案から第百八十八号議案までの契約議案につきましては、それぞれ所管の常任委員会から、お手元配布のとおり調査報告がございました。
 朗読は省略いたします。ご了承願います。
平成十二年三月三日
文教委員長 植木こうじ
財政委員長 白井  威殿
   契約議案の調査について(報告)
 三月二日付をもって議長から依頼のあったこのことについて、左記のとおり報告します。

1 調査議案
 第百七十四号議案 都立町田工業高等学校(十一)改築工事請負契約
 第百七十五号議案 都立武蔵高等学校(十一)改築工事請負契約
2 調査結果
 異議はありません。
平成十二年三月三日
都市・環境委員長 尾崎 正一
財政委員長 白井  威殿
   契約議案の調査について(報告)
 三月二日付をもって議長から依頼のあったこのことについて、左記のとおり報告します。

1 調査議案
 第百八十八号議案 東京都多摩川清掃工場プラント更新工事請負契約
2 調査結果
 異議はありません。
平成十二年三月三日
建設・住宅委員長 古賀 俊昭
財政委員長 白井  威殿
   契約議案の調査について(報告)
 三月二日付をもって議長から依頼のあったこのことについて、左記のとおり報告します。

1 調査議案
 第百七十六号議案 都営住宅一一H-一〇五・八〇一東(新砂三丁目)工事請負契約
 第百七十七号議案 都営住宅一一H-一〇六東(新砂三丁目)工事請負契約
 第百七十八号議案 都営住宅一一H-〇〇一・八〇四東(枝川一丁目第五)工事請負契約
 第百七十九号議案 都営住宅一一H-〇〇二東(町屋六丁目第二)工事請負契約
 第百八十号議案  都営住宅一一H-〇〇三東(町屋六丁目第二)工事請負契約
 第百八十一号議案 都営住宅一一H-〇〇四東(西五反田三丁目)及び一一CH-〇〇五東(西五反田三丁目・建設局施設)工事請負契約
 第百八十二号議案 都営住宅一一H-一一一・八〇三東(百人町三丁目第三)工事請負契約
 第百八十三号議案 都営住宅一一H-一一一南(昭島拝島)工事請負契約
 第百八十四号議案 都営住宅一一H-〇〇三・八〇三南(多摩ニュータウン十七住区Aブロック)工事請負契約
 第百八十五号議案 都営住宅一一H-一一二南(三鷹新川五丁目)工事請負契約
 第百八十六号議案 白鬚西地区市街地再開発事業施設建築物(十街区・A棟)建築工事請負契約
 第百八十七号議案 神田川・環状七号線地下調節池(第二期)善福寺川取水施設工事(その三-二)請負契約
2 調査結果
 全議案に対して異議はありません。

○白井委員長 この際、本案に対し発言の申し出がありますので、これを許します。

○古館委員 それでは意見を述べます。
 今回の補正は、九九年度の最終補正予算ということだけではなく、二〇〇〇年度の当初予算とあわせた石原知事による最初の予算であります。
 まず、一般会計補正予算の全体像ですが、財政委員会質疑で指摘しましたように、ソフト対策としては二百億円程度の雇用対策だけで、三千百一億円のおよそ七割が投資型経費となっており、公営住宅の整備など評価できるものもありますが、しかし、その多くが、第三セクターへの法外な追加支援に都民の税金が注ぎ込まれ、しかも、そのほとんどを借金によって賄うというものであります。
 補正予算の、とりわけ第三セクターの二社に対して、千百五十億円もの財政投入について、その妥当性につきましては極めて問題のあるものであると考えております。
 例えば、東京臨海高速鉄道の工事費が八百億円も増額になった問題も、その主たる原因がJR駅との接続によるもので、JR大崎駅付近のJR貨物線の下を通る工事が、当初合意していた開削工法をJR側の要求でシールド工法に切りかえたことで、百七十五億円も工事費が膨らんだり、JR山手線、埼京線上に広場をつくる工事についても、その全額を臨海高速鉄道が全額負担していること。さらに、都が出資している東京都地下鉄建設株式会社についても、建設を担当しておきながら、スーパーゼネコン任せにして、当初予定よりも三千億円も予算額がふえるなど、都民の税金の途方もないむだ遣いに対して、石原都政が、その原因と責任をあいまいにし、都民に対する説明もまともにしないまま、補正予算に計上するなどは、その一方で都民福祉の削減が提案されてきている中で、都民の理解が得られるものではなく、賛成するわけにはいきません。
 今回の補正が、最初に述べたように、その大半を借金である都債の発行によって賄い、九八年度に続いて九九年度も都債発行額が八千億円を突破し、都民の後年度負担を一層大きくしたことは、極めて重大であります。
 財政委員会の質疑の中で、こうした巨額の都債発行を続けることになれば、七年後の二〇〇七年には、一般会計だけで十兆円を超えることも予測され、都の財政難を一層深刻にしていくことは避けられない、このことを申し述べたとおりであります。
 都財政難の真の原因は、都民の税金が、現在に至っても一兆円を超えて公共事業に注ぎ込まれていることにあり、この財政構造を根本的に転換し、かけがえのない都民の福祉、全国に誇る東京の福祉を守ることが、都民の願いにこたえる方向であることを強く指摘をして、本補正予算には反対するものであります。
 次に、第百九十一号議案、建物の売り払いについてですが、この建物は、現在も東京都がん検診センターとして使用しているところであります。がんが最も死亡率の高い疾病として、がん検診センターの役割はますます強まっております。
 ところが、東京都は多摩がん検診センターと統廃合する計画を明らかにしており、都民からは、この売却を機に、千代田区神田駿河台にある東京都がん検診センターがなくなるのではないかとの声が出されています。財政委員会で、我が党委員の質疑の中で明らかになったことは、所管委員会である厚生委員会には、建物の売却の報告も全くされていないこと、したがって、現在の東京都がん検診センターが建物売却後にはどうなるのか、がん検診センターの存続に当たってどのような契約になるのかなどが全く明らかになっておりません。建物の売却に際しても、現在東京都がん検診センターとして機能しているところであり、厚生委員会での質疑が何よりも優先されなければならないと考えるところであります。
 もとより日本共産党都議団は、東京都医師会への売却について、反対するものではありませんが、都民の心配がどのように生かされるのか、また、売却後のがん検診センターを継続するための契約などがどうなるのかなどが明らかにされていない現在、賛成することはできないことを申し述べておきます。
 以上であります。

○中西委員 私は、東京都議会自由民主党を代表いたしまして、当委員会に付託されました平成十一年度最終補正予算関係議案についての意見を述べさせていただきたいと思います。
 ご案内のとおり、我が国経済は戦後最悪という深刻な不況の中で、自由民主党は政府と協力をして、昨年末の経済新生対策を初めとして、さまざまな景気対策に、つまり財政出動その他で全力を挙げて、アクセルを踏んで景気対策に取り組んできたところであります。景気がよくならなければ、福祉も何もないわけであります。こうした経済回復のための取り組みによって、民間企業の設備投資、民間企業がよくなれば、下請さんも潤うわけであります。民間企業の設備投資等で、景気好転への兆しがちょっと見え始めたというところではありますが、まだ個人消費がちょっとずつ足踏みをしているという状況で、まだまだ予断が許されないわけであります。
 国民生活がとにかく明るく、夢のある二十一世紀を迎えることができるか否かは、これはひとえに、景気がよくなるか否かにかかっているわけであります。今は、その非常に大切な分水嶺である、大変大事な分岐点であるということであります。東京の都市部が再生しなければ、この日本の景気は再生しないわけです。これは、石原慎太郎知事も申し上げておるわけであります。我が党も同じ意見であります。
 そうした意味で、平成十一年度最終補正予算において、国の経済新生対策や緊急雇用対策、大変失業が多いわけですから、緊急雇用対策をしなければなりません。対策に時期を失することなく適切に行政が応じたことは、我が党の主張に本当に沿っていただきまして、大変すばらしいことであると思います。と同時に、臨海高速鉄道などの公共交通機関の整備への対応は、これは通勤混雑であります。確かに公共工事といいますが、女性は今どんどん社会進出しておりますが、通勤地獄というのは非常に社会問題となっているわけであります。一言で公共工事といえない部分があるわけであります。こういう公共交通機関の整備への対応は、都市構造の再編促進、さらには都市環境の改善に大きく寄与していると思うわけであります。
 したがって、我々は、この大所高所から見て、一つの意見に偏らず、平成十一年度最終補正予算関係議案に絶対的に賛成することを申し上げたいと思います。

○白井委員長 発言は終わりました。
 これより採決を行います。
 初めに、第二百一号議案、平成十一年度東京都一般会計補正予算(第二号)中、予算総則、歳入、歳出、財政委員会所管分、都債及び第百九十一号議案を一括して採決いたします。
 本案は、起立により採決いたします。
 本案は、いずれも原案のとおり決定することに賛成の方はご起立願います。
   〔賛成者起立〕

○白井委員長 起立多数と認めます。よって、第二百一号議案、平成十一年度東京都一般会計補正予算(第二号)中、予算総則、歳入、歳出、財政委員会所管分、都債及び第百九十一号議案は、いずれも原案のとおり決定いたしました。
 次に、第百七十四号議案から第百八十八号議案まで、第百九十号議案、第百九十二号議案及び第百九十三号議案を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、いずれも原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○白井委員長 異議なしと認めます。よって、第百七十四号議案から第百八十八号議案まで、第百九十号議案、第百九十二号議案及び第百九十三号議案は、いずれも原案のとおり決定いたしました。
 以上で付託議案の審査を終わります。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時十八分散会

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