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Tokyo Metropolitan Assembly

経済・港湾委員会速記録第十一号

令和元年六月十四日(金曜日)
第八委員会室
午後一時開議
出席委員 十三名
委員長中山ひろゆき君
副委員長小林 健二君
副委員長山崎 一輝君
理事奥澤 高広君
理事尾崎あや子君
理事小山くにひこ君
うすい浩一君
柴崎 幹男君
斉藤やすひろ君
白戸 太朗君
ひぐちたかあき君
三宅 茂樹君
あぜ上三和子君

欠席委員 一名

出席説明員
産業労働局局長藤田 裕司君
次長十河 慎一君
総務部長坂本 雅彦君
中央卸売市場市場長村松 明典君
管理部長豊洲市場活性化担当部長兼務福崎 宏志君
港湾局局長斎藤 真人君
技監原   浩君
総務部長梅村 拓洋君
労働委員会事務局局長松山 英幸君

本日の会議に付した事件
意見書について
付託議案の審査(決定)
・第百十三号議案 東京都中央卸売市場条例の一部を改正する条例
・第百十四号議案 東京都立芝浦屠場条例の一部を改正する条例
・第百十五号議案 東京都港湾管理条例の一部を改正する条例
特定事件の継続調査について

○中山委員長 ただいまから経済・港湾委員会を開会いたします。
 初めに、意見書について申し上げます。
 過日の委員会で理事会にご一任いただきました意見書一件につきましては、調整がつかなかった旨、議長に報告すべきであるとの結論になりましたので、ご了承願います。

○中山委員長 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、付託議案の審査及び特定事件の閉会中の継続調査の申し出の決定を行います。
 これより付託議案の審査を行います。
 第百十三号議案から第百十五号議案までを一括して議題といたします。
 本案につきましては、いずれも既に質疑を終了しております。
 この際、本案に対し発言の申し出がありますので、これを許します。

○あぜ上委員 まず、第百十三号議案、東京都中央卸売市場条例の一部を改正する条例及び第百十四号議案、東京都立芝浦屠場条例の一部を改正する条例についてです。
 中央卸売市場の仲卸業者数は、消費税が三%から五%に増税された一九九七年には、水産物部千百三十二業者、青果部四百八十三業者など、合計千七百十一業者でした。
 ところが現在は、水産物部五百七十六業者、青果部三百二十九業者など、合計九百七十六業者となり、一九九七年と比べると、七百三十五業者が減少しています。しかも、仲卸業者の経営状況は、二〇一七年の調査で、三四・二%が赤字業者です。
 消費税一〇%への増税については、どの世論調査でも、増税反対が賛成を上回っています。特に、今の時期の増税はやめてほしいとの声が大きくなっています。内閣府が発表した景気動向指数は、六年ぶりに悪化となっています。
 消費税は、そもそも所得の低い人たちや中小零細業者に重くのしかかってきます。小売、魚屋さんや八百屋さん、お肉屋さんなどに及ぼす影響は、大変深刻だといわなければなりません。
 消費税が導入されてことしで三十一年になりますが、この間、まちの様子もさま変わりし、コンビニやスーパー、チェーン店がふえて、小売の生鮮食品店は激減してきました。
 以前は、商店街といえば、魚屋さん、八百屋さん、お肉屋さんが必ずありましたが、今では、特に魚屋さんが激減しています。このまちの変化は、市場の取扱量にも少なからず影響が出てきます。ますます自助努力だけでは巻き返しができないと思います。
 食料品は軽減税率で、売り上げには八%の消費税はこれまでと変わらない、使用料などが消費税一〇%になっても、費用に係る消費税は仕入れ課税控除ができるから、事業者の損益に影響しないといわれます。
 しかし、これまでも消費税増税によって消費は冷え込んできています。売り上げに影響が出るのははっきりしています。中央卸売市場は、仲卸業者の皆さんが元気に商売できなければ成り立たないものです。
 中央卸売市場会計は、豊洲市場の建設費などに伴い、黒字から赤字になっています。今後も、豊洲市場の運営費などによって、赤字が続くことになっています。
 これ以上、市場関係者、特に零細の仲卸の皆さんに負担増があっては、ますます経営が困難になってしまいます。負担を軽減し、影響を最小限に食いとめる対策を講ずる努力をすべきだと思います。
 以上のことから、条例の改正には反対です。
 次に、第百十五号議案、東京都港湾管理条例の一部を改正する条例についてです。
 本条例の一部改正は、東京国際クルーズターミナルの新設に伴い、客船ターミナル施設の使用料の上限額を改定するとともに、利用料金に係る規定を改めるものです。
 本条例では、例えば駐車場は、現行一日一台千円が四千円となりますが、近傍同種の料金設定とのことですので、その点については反対するものではありません。
 しかし、そもそも海外からの客船は晴海ふ頭で対応できるにもかかわらず、新たに三百三十億円もかけて青海に東京国際クルーズターミナルをつくることには反対です。
 今回の条例改正は、そのターミナル新設に伴うものであり、賛成することはできません。
 また、ほかの有明、竹芝、晴海、芝浦通船ふ頭については、今回は従来どおりの使用料となりますが、今後引き上がる可能性も生まれます。
 駐車場については、都民の利用状況もよく把握して、都民利用については何らかの配慮などをすることを求めておきます。
 以上です。

○中山委員長 発言は終わりました。
 これより採決を行います。
 第百十三号議案から第百十五号議案までを一括して採決いたします。
 本案は、起立により採決いたします。
 本案は、いずれも原案のとおり決定することに賛成の方はご起立願います。
   〔賛成者起立〕

○中山委員長 起立多数と認めます。よって、第百十三号議案から第百十五号議案までは、いずれも原案のとおり決定をいたしました。
 以上で付託議案の審査を終わります。

○中山委員長 次に、特定事件についてお諮りいたします。
 お手元配布の特定事件調査事項につきましては、閉会中の継続調査の申し出をいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○中山委員長 異議なしと認め、そのように決定をいたしました。

○中山委員長 この際、所管四局を代表いたしまして、斎藤港湾局長から発言を求められておりますので、これを許します。

○斎藤港湾局長 本委員会所管四局を代表いたしまして、一言お礼のご挨拶を申し上げます。
 中山委員長を初め委員の皆様方には、本定例会にご提案いたしました議案等につきまして、熱心なご審議を賜り、まことにありがとうございました。
 ご審議の過程で賜りました貴重なご意見、ご指導につきましては、十分に尊重させていただき、今後の事務事業の執行に万全を期してまいります。
 今後とも、所管四局に対しまして、より一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、御礼のご挨拶とさせていただきます。まことにありがとうございました。

○中山委員長 発言は終わりました。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時七分散会

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