本文へ移動

ロゴ 東京都議会

Tokyo Metropolitan Assembly

経済・港湾委員会速記録第九号

平成十三年六月六日(水曜日)
   午後一時五分開議
 出席委員 十三名
委員長いなば真一君
副委員長浅川 修一君
副委員長白井 常信君
理事林  知二君
理事川井しげお君
理事宮崎  章君
山本  信君
藤井  一君
五十嵐 正君
河合秀二郎君
山崎 孝明君
川島 忠一君
西田ミヨ子君

 欠席委員 なし

 出席説明員
産業労働局局長浪越 勝海君
総務部長押切 重洋君
同和対策担当部長坂爪 正二君
参事百合 一郎君
産業政策部長樋口  勉君
参事帆刈 祥弘君
参事鈴木 房男君
商工部長大原 正行君
参事中村 晶晴君
参事橋本 直紀君
農林水産部長江口 直司君
参事和田 敏明君
労働部長渡邉 泰弘君
雇用就業推進担当部長友繁 佳明君
労働調整担当部長高橋  勝君
中央卸売市場市場長大矢  實君
管理部長長尾 至浩君
計画担当部長石川 俊一君
調整担当部長浅倉 義信君
事業部長内村 修三君
築地市場再整備担当部長小栗 英夫君
港湾局局長齋藤 哲哉君
総務部長渡辺日佐夫君
地方労働委員会事務局局長歩田 勲夫君
次長細渕  功君

本日の会議に付した事件
 意見書について
 産業労働局関係
  付託議案の審査(質疑)
  ・第百三十一号議案 改良普及員の資格試験に関する条例の一部を改正する条例
 中央卸売市場関係
  付託議案の審査(質疑)
  ・第百三十二号議案 東京都中央卸売市場条例の一部を改正する条例
  ・第百三十三号議案 東京都地方卸売市場条例の一部を改正する条例
  報告事項(質疑)
  ・中央卸売市場整備基本方針について
  付託議案の審査(決定)
  ・第百三十一号議案 改良普及員の資格試験に関する条例の一部を改正する条例
  ・第百三十二号議案 東京都中央卸売市場条例の一部を改正する条例
  ・第百三十三号議案 東京都地方卸売市場条例の一部を改正する条例
 請願陳情の継続審査について
 特定事件の継続調査について

○いなば委員長 ただいまから経済・港湾委員会を開会いたします。
 初めに、意見書について申し上げます。
 委員から、お手元配布のとおり意見書二件を提出したい旨の申し出がありました。
 本件については、本日の理事会において協議の結果、いずれも調整がつかなかった旨、議長に報告すべきであるとの結論になりました。
 お諮りいたします。
 本件については、理事会の協議結果のとおりとすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○いなば委員長 異議なしと認め、そのように決定いたしました。

○いなば委員長 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、付託議案の審査、報告事項に対する質疑、並びに請願陳情及び特定事件の閉会中の継続審査及び調査の申し出に対する決定を行います。
 これより産業労働局関係に入ります。
 付託議案の審査を行います。
 第百三十一号議案、改良普及員の資格試験に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。
 本案については既に説明を聴取しておりますので、直ちに質疑を行います。
 発言を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○いなば委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本案に対する質疑はこれをもって終了したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○いなば委員長 質疑なしと認め、本案に対する質疑は終了いたしました。
 以上で産業労働局関係を終わります。

○いなば委員長 これより中央卸売市場関係に入ります。
 初めに、付託議案の審査を行います。
 第百三十二号議案、東京都中央卸売市場条例の一部を改正する条例及び第百三十三号議案、東京都地方卸売市場条例の一部を改正する条例を一括して議題といたします。
 本案についてはいずれも既に説明を聴取しておりますので、直ちに質疑を行います。
 発言を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○いなば委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本案に対する質疑はこれをもって終了したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○いなば委員長 異議なしと認め、本案に対する質疑はいずれも終了いたしました。

○いなば委員長 次に、報告事項に対する質疑を行います。
 本件については既に説明を聴取してありますので、直ちに質疑を行います。
 発言を願います。

○山本委員 何点か伺いたいと思います。
 今回、市場についての整備の基本方針が出されたわけですけれども、この経過についてまず最初に伺いたいんですが、十二月の審議会、この中で、特に中央卸売市場、築地の市場の移転の問題ですけれども、十二月の審議会の場では移転先についての明示がなくて、豊洲ということも含めて、議論がほとんどされないという状態にありました。それが、今度の文書の中には豊洲ということが候補地として明示されているわけですけれども、その経過を簡単に説明してください。

○浅倉調整担当部長 昨年十二月に行われました審議会では、現在地での整備は困難であり、早急に移転整備について検討する必要があるという中間報告についてのご審議がありました。その中間報告に対しましては、移転先を明確にしないまま移転を打ち出すことはおかしいというような意見がさまざま出され、議論がなされたところでございます。
 計画部会では、中間報告に対して出されたさまざまな審議会委員の意見につきまして、二回の計画部会、それと豊洲を含む五カ所の候補地を視察し、早急に豊洲地区を候補地として移転整備に向けた検討を進めるべきであるとの答申案を作成し、四月の審議会で審議の上、原案どおり都に答申されたものでございます。

○山本委員 計画部会を開いた、それから、五カ所の候補地についての議論をした、視察に行ったという話がありましたけれども、もともとこの間の流れを見ると、豊洲移転先にありきというのが非常に突出していたのではないかということを非常に実感するんですね。実際にこの審議会のあり方、確かに計画部会という場を設けて、その議論をするというやり方も当然ですけれども、同時に、全体の議論をするという場である審議会の場では、本当に移転候補地の問題というのは、前々からいわれていたけれども、四月、最終答申を出すその段になってぽっと出てくるという感は否めないのではないかというふうに思うんです。もともと移転が必要なんだということも含めて、移転がとにかく先にあるという形でぐいぐいと進んできた経過が非常に強い。
 ちょっと伺いたいんですが、中央区との関係でありますけれども、中央区長から五点にわたっての疑問というのが出されましたけれども、これはその審議会の場で、きちんとその疑問に答えられるということになったんでしょうか。

○小栗築地市場再整備担当部長 中央区からは、一昨年の十一月に五つの項目にわたる質問がございました。これは、中央区長及び中央区の区議会議長名で知事あてに出されました質問でございまして、これは審議会で検討する内容ではなくて、行政が責任を持って回答する内容であると理解しております。

○山本委員 行政は、これにどういうふうに責任を持って回答したんですか。

○小栗築地市場再整備担当部長 中央区からの質問の項目、五つの中に、移転先の用地の確保の問題がございます。その問題がございますものですから、現在、この用地確保につきまして東京ガスと交渉中であるということから、用地の確保のめどがつき次第回答したいと思っております。

○山本委員 今の経過を聞きましても、確かにいろいろなことを調整していくことは必要でしょうけれども、地元区との関係では、地元が疑問があるといって問題提起をすれば、それは全部決まってからじゃないと答えられない。これはやっぱり、やり方として非常に強引だという印象を受けるわけですね。当然、地元の側からいろいろな要望が出る。そういうのを議論しながら進んでいくというならわかりますけれども、この質問、疑問点についても、結局、いまだに答えられていないということですね。その一方で、東京ガスとの間で用地の確保をしていくということで、仕事だけはどんどん進んでいくと。こういうやり方というのは、まず豊洲に移転という計画が先にあって、それが進んでいくという経過ではないかというふうに思うんです。
 また、関係者の合意という点では、いろいろその後動きもあるようですけれども、全体として、例えば、市場の中にいらっしゃる各業者の皆さんとか、そういうところへ都として直接総意をきちんと諮るということは、今までアンケートも含めて、行われてはいないわけですね。こうした合意形成のあり方も含めて、本当によりよい市場をつくり上げていくという点でも、非常に強引だという印象が否めないということを私は申し上げておきたいというふうに思います。
 同時に、豊洲という場合には、アクセスの問題が大きい問題になると思うんですけれども、この豊洲移転を進めていく場合に、当然、現在の道路計画も含めて、これを前倒しするということが背後にあるように感じます。問題なのは、やはり臨海開発を進めていく上で、この豊洲の移転というのを一つの起爆剤というような形に位置づけているのではないかということが非常に感じられるわけです。臨海開発については中央卸売市場で質疑をする問題ではありませんけれども、この間の一連の経過を見れば、そもそもこの開発というのは、バブルがずっと続くことを前提にした資金計画のもとに計画が進められて、そして、実際に今、その資金計画そのものは破綻しているという状態にあります。ここに新たに豊洲への市場の移転ということを持ち出して、そして、そのために必要な道路整備とか、そういうものを前倒しで、一般会計など財政を投入して進めていこうという形ということを考えると、これはまさに臨海開発とも大きく連動した推進の一手段ではないのかというふうにも思わざるを得ないわけです。
 そうした意味で、この手続の面からも、それから、実際に関係者の合意形成のあり方の問題も含めまして、この豊洲への中央市場の移転というのは非常に大きな問題があるんだということを指摘して、私の質問を終わります。
 以上です。

○いなば委員長 ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○いなば委員長 なければ、お諮りいたします。
 本件に対する質疑はこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○いなば委員長 異議なしと認め、本件に対する質疑は終了いたしました。
 以上で中央卸売市場関係を終わります。

○いなば委員長 これより付託議案の審査を行います。
 第百三十一号議案、改良普及員の資格試験に関する条例の一部を改正する条例、第百三十二号議案、東京都中央卸売市場条例の一部を改正する条例及び第百三十三号議案、東京都地方卸売市場条例の一部を改正する条例を一括して議題といたします。
 本案については、いずれも既に質疑を終了しております。
 これより採決を行います。
 第百三十一号議案、第百三十二号議案及び第百三十三号議案を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、いずれも原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○いなば委員長 異議なしと認めます。よって、第百三十一号議案、第百三十二号議案及び第百三十三号議案は、いずれも原案のとおり決定いたしました。
 以上で付託議案の審査を終わります。

○いなば委員長 次に、請願陳情及び特定事件についてお諮りいたします。
 本日まで決定を見ていない請願陳情並びにお手元配布の特定事件調査事項につきましては、それぞれ閉会中の継続審査及び調査の申し出をいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○いなば委員長 異議なしと認め、そのように決定いたしました。

○いなば委員長 この際、所管四局を代表いたしまして、大矢中央卸売市場長から発言を求められておりますので、これを許します。

○大矢中央卸売市場長 お許しをいただきまして、当委員会所管の四局を代表いたしまして、一言ごあいさつを申し上げます。
委員長を初め委員の皆様方におかれましては、昨年の十月以来、私ども四局の事務事業につきまして大変ご熱心なご審議を賜り、厚く御礼を申し上げます。この間、ご審議、ご調査の過程で賜りました貴重なご意見、ご要望等につきましては、今後の事務事業の執行に当たりまして十分反映させていただきたいと思います。
 本日は、先生方、最後の委員会になるかと思います。任期の満了とともに勇退される先生方におかれましては、終始変わらぬご支援、ご指導いただきまして、まことにありがとうございました。私ども一同、心から厚く御礼を申し上げます。今後ともご指導いただき、委員会運営に全力を尽くしてまいりたいと思います。
 また、改選を迎えられます先生方におかれましては、来る選挙でのご健闘を心からお祈り申し上げまして、甚だ簡単でございますが、御礼のごあいさつとさせていただきます。
 まことにありがとうございました。

○いなば委員長 本日が今任期最後の委員会になると思いますので、私からも一言お礼のあいさつをさせていただきます。
 昨年十月に委員長に選任をいただき、以来今日まで、浅川、白井、両副委員長を初め理事並びに委員の皆様には大変ご協力を賜りまして、おおむね委員長としての職責を果たすことができたものと思います。心から御礼を申し上げます。まことにありがとうございました。
 また、浪越産業労働局長さんを初め各局長、理事者、職員の皆様にも大変お世話になりました。厚く御礼を申し上げます。
 さて、本委員会では、都民生活に直結した極めて重要な諸課題につきまして活発な論議がなされたところでございます。特に、昨年来の三宅島の噴火災害等により、今なお避難生活を余儀なくされております島民の方々への対応策や、中央卸売市場の移転問題、さらには臨海副都心開発など緊急に解決を迫られております諸施策が山積しております。各局の皆様には、各委員がそれぞれの立場からご指摘、ご提言などをさせていただきましたが、これらを真摯に受けとめていただきまして、都民の皆様のご期待にこたえられますように、なお一層のご努力をお願いいたしたいと思います。
 さて、私ども都議会の大先輩でございます河合秀二郎委員、五十嵐正委員、西田ミヨ子委員、そして、白井常信副委員長におかれましては今任期満了とともにご勇退されるとお聞きしておりますが、私が申し上げるまでもなく、先生方が都政に残された数多くの足跡は、その名とともに永久に都議会史上に刻まれることと思います。そのご功績とご労苦に対しまして深甚なる敬意を表しますとともに、この間、終始賜りましたご指導、ご協力に対しまして、心より厚く御礼を申し上げる次第でございます。今後とも、健康には十分留意されまして、また、違った立場から引き続き都政にご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。
 いよいよ今月十五日から都議会議員選挙に入りますが、私も含め、都民の審判を受ける立場となります先生方にはくれぐれもお体に気をつけられまして、ご健闘されますことをご祈念申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。
 大変ありがとうございました。(拍手)
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時二十二分散会

ページ先頭に戻る