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Tokyo Metropolitan Assembly

監査結果報告

東京都監査委員 山内晃(都ファースト)

 令和2年は411カ所で監査を実施し、131件の指摘及び意見・要望を行い、総指摘金額は約288億8百万円です。

主な指摘事項

定例監査
「東京都政策連携団体に対するガバナンス」を全庁重点監査事項として、各局における政策連携団体に対する指導監督状況について検証した結果、局の事前承認がないまま第三者に業務の一部を再委託している状況が見受けられたため、適切に対処するよう求めました。また、局別重点監査事項を設定した監査では、水道の維持補修等を目的とした緊急工事について、必要性が不明確な案件などが認められたため、事務を適正に行うよう求めました。そのほか、都営地下鉄駅構内の防災設備について、定期点検で繰り返し不具合があり、安全性に問題があると指摘されているにもかかわらず、修繕等の対応を行っていない状況であったため、直ちに修繕を求めたものなど、76件の指摘及び意見・要望を行いました。
工事監査
「監理体制」を重点監査事項として設定し、監査を行った結果、マンホールの設置工事で、地震に対する安全性が確保されていない設計となっていたため、設計を適正に行うよう求めたものや、だれでもトイレ設置工事で、入口に車いす利用者が容易に通行できるための水平面を設けていない設計となっていたため、整備を求めたものなど、25件の指摘及び意見・要望を行いました。
決算審査
令和元年度の決算では、会計処理及び財産に関する調書の計数の一部誤りなど、30件の指摘を行いました。
改善状況
過去3年間の指摘などは、96.4%が改善されました。

 財産管理の不備、契約履行の確認不足、積算の誤りなどは、複数の局で繰り返し発生しています。各局長及び管理者には、組織の責任者として先頭に立ち、自局の指摘事項の改善のみならず、他局に対する監査結果等も参考にし、誤りの根本原因の解消や仕事の進め方の見直しなど再発防止に取り組み、都民サービスの更なる向上に努められるよう望みます。

 今後とも都政の公正かつ効率的な運営のため、監査委員の使命を全力で果たし、都民の信頼と期待に応えていく決意です。

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