ロゴ 東京都議会

Tokyo Metropolitan Assembly

監査結果報告(要旨)

東京都監査委員 鈴木晶雅(自民党)

 過去1年間に618カ所で監査を実施し、問題点の指摘は263件、指摘金額は約19億円です。

主な指摘事項

定例監査
マイナンバー制度の開始等を背景に、「個人情報管理」を重点監査事項の1つとし、個人情報を含む文書の廃棄またはデータの消去を適切に行うこと、私物外部記録媒体の持ち込み禁止の指導及び周知を徹底することなどを求めました。
工事監査
100万円以上の工事等の中から実施した結果、掘削作業を行う際に、埋め戻し復旧後の強度試験が不十分な工事など、監督員である職員が受注者を適切に指導・監督するよう求めました。また、山間部の斜面を保護するための工事で採用した工法が不適正なものなど、設計や積算を適正に行うよう求めました。
財政援助団体等監査
補助金交付団体等に対し、対象経費の算定誤りなどによる過大交付が認められたため、補助金や分担金の返還を求めました。また、団体が合理的な理由なく特命随意契約で委託している業務について、競争による契約に改めるよう求めました。
行政監査
概算払等の会計審査について、リスク低減に向けた対応を行うことや、無体財産権の管理について、権利の登録や削除が適正になされるための方策の検討などの意見・要望を行いました。
決算審査
平成27年度決算では、会計処理の計上誤りや財産に関する調書への登載誤りなどについて、適正な事務処理を求めました。
改善状況
過去3年間の指摘について、約95%が改善されました。

 監査の結果、契約の競争性が確保できていないものなど、経済性の観点からの指摘が多く見受けられました。原因としては、各事務・事業におけるリスクへの対処について、組織的支援が十分機能していないこと等が挙げられます。各局長並びに管理者には、組織の責任者として先頭に立ち、指摘を受けた事項の是正・改善のみならず、誤りの根本原因の解消や仕事の進め方の見直しなど再発防止に取り組み、都民サービスの更なる向上に努めるよう望みます。

 私ども5名の監査委員は、都政が公正かつ効率的に運営されるよう、これからも監査委員の使命を全力で果たしていく決意です。

ページ先頭に戻る