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Tokyo Metropolitan Assembly

予定バランスシート作成で
事前評価の上将来施策決定を

山口文江(ネット)

 今年度予算は、食品安全条例の制定や有害化学物質ガイドラインの策定とこれに伴う予算措置は大いに評価するものですが、財政体質の改善と財政再建は本質的意味において達成されていないと考えます。

 財政再建には、機能するバランスシートの活用がひとつの重要な手段です。バランスシート導入の目的は「世代間の公平性の確保」で、予算に活用してこそ財政改革に繋がります。今後、予算化する事業は予定貸借対照表を作成し事前評価の上で施策決定すべきです。

 厳しい財政状況の中でこそ、予算編成はその政策判断が問われます。この点で、少子高齢社会において重要な「男女平など」「子ども」「NPO」関係施策を政策的下位に見なす傾向があります。今後の人口減少などを踏まえた水需給計画を策定し、八ッ場ダム開発などは見直すべきです。都が率先して、地方分権に向け、税財源の移譲を他の自治体と連携して積極的に国に求めるべきと指摘しておきます。