東京都中央卸売市場築地市場の移転・再整備に関する特別委員会管外視察報告

平成22年6月21日(月曜日)から22日(火曜日)委員長 花輪ともふみ(民主党)

 東京都議会では、東京都中央卸売市場築地市場の移転・再整備に関する調査・検討を行うため、平成21年9月25日に本委員会を設置し、審議を重ねてまいりました。

今回、本委員会では、市場の現在地再整備を行った大阪市中央卸売市場において委員会視察を実施してまいりましたので、その報告をいたします。

大阪市中央卸売市場本場

 まず初めに、大阪市職員の方に、早朝の場内において、荷捌き場、水産物の卸及び仲卸売場、加工場、青果の卸及び仲卸売場などをご案内いただき、実際の市場における流通機能などを視察した後、「現在地再整備の経緯と概要」について説明を聴取いたしました。

 大阪市では、施設の老朽化、過密・狭隘化の進行や流通環境の変化に対応する機能強化の必要性から、抜本的な施設整備を行いました。市場棟・関連棟建設については、現在地で市場業務を行いながら整備工事を実施するため、全体を3期に分割するローリング方式を採用したとのことでした。

 また、現在地再整備を決定するに至るまでの経緯、市場施設の重層化に向けた業界の合意形成を図る上での課題、議会における整備財源についての議論など、詳細なお話を伺うことが出来ました。

 その後、大阪市水産物卸協同組合及び大阪本場青果卸売協同組合の両理事長ほか関係者の方々とお会いし、「大阪本場の現在地再整備に至る経緯と現状」についてお話を伺うことが出来ました。

 そこでは、工事期間中の様々な課題、再整備後の施設使用料の上昇、現在の厳しい経済状況に伴う全体の取扱量の推移など、現場の生の声を直にお聞きすることが出来ました。

 今回の視察にあたり、様々な立場からの貴重なお話をお聞きし、活発な意見交換が出来ましたことは、今後の委員会活動を進めていく上で、大変参考になりました。

 最後に、大阪市、大阪市水産物卸協同組合及び大阪本場青果卸売協同組合の皆様方には、お忙しい中、大変丁寧に対応していただき、有意義な調査が出来ましたことに、心から御礼申し上げます。

「現在地再整備の経緯と概要」について聴取 大阪市中央卸売市場業務管理棟