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平成二十一年第三回臨時会会議録

平成二十一年八月三十一日(月曜日)
 出席議員 百二十七名
一番小林 健二君
二番加藤 雅之君
三番吉住 健一君
四番桜井 浩之君
五番野田かずさ君
六番鈴木 章浩君
七番福士 敬子君
八番山内れい子君
九番くりした善行君
十番西沢けいた君
十一番中村ひろし君
十二番田中  健君
十三番関口 太一君
十四番小山くにひこ君
十五番畔上三和子君
十六番斉藤やすひろ君
十七番栗林のり子君
十八番遠藤  守君
十九番伊藤 興一君
二十番きたしろ勝彦君
二十一番田中たけし君
二十二番鈴木 隆道君
二十三番神林  茂君
二十四番早坂 義弘君
二十五番星 ひろ子君
二十六番柳ヶ瀬裕文君
二十七番淺野 克彦君
二十八番新井ともはる君
二十九番佐藤 由美君
三十番たきぐち学君
三十一番田の上いくこ君
三十二番島田 幸成君
三十三番しのづか元君
三十四番滝沢 景一君
三十五番大島よしえ君
三十六番大松あきら君
三十七番上野 和彦君
三十八番吉倉 正美君
三十九番松葉多美子君
四十番高木 けい君
四十一番石森たかゆき君
四十二番高橋 信博君
四十三番中屋 文孝君
四十四番村上 英子君
四十五番矢島 千秋君
四十六番高橋かずみ君
四十七番西崎 光子君
四十八番中谷 祐二君
四十九番笹本ひさし君
五十番山下ようこ君
五十一番神野 吉弘君
五十二番鈴木 勝博君
五十三番興津 秀憲君
五十四番岡田眞理子君
五十五番伊藤 ゆう君
五十六番原田  大君
五十七番古館 和憲君
五十八番かち佳代子君
五十九番中山 信行君
六十番高倉 良生君
六十一番橘  正剛君
六十二番谷村 孝彦君
六十三番野上 純子君
六十四番山加 朱美君
六十五番山田 忠昭君
六十六番山崎 一輝君
六十七番菅  東一君
六十八番宇田川聡史君
六十九番林田  武君
七十番三宅 茂樹君
七十一番佐藤 広典君
七十二番尾崎 大介君
七十三番山口  拓君
七十四番松下 玲子君
七十五番伊藤まさき君
七十六番野上ゆきえ君
七十七番西岡真一郎君
七十八番今村 るか君
七十九番吉田康一郎君
八十番斉藤あつし君
八十一番たぞえ民夫君
八十二番清水ひで子君
八十三番小磯 善彦君
八十四番長橋 桂一君
八十五番藤井  一君
八十六番ともとし春久君
八十七番遠藤  衛君
八十八番三原まさつぐ君
八十九番吉原  修君
九十番野島 善司君
九十一番鈴木あきまさ君
九十二番田島 和明君
九十三番樺山たかし君
九十四番古賀 俊昭君
九十五番泉谷つよし君
九十六番くまき美奈子君
九十七番大西さとる君
九十八番増子 博樹君
九十九番いのつめまさみ君
百番門脇ふみよし君
百一番小沢 昌也君
百二番花輪ともふみ君
百三番大津 浩子君
百四番相川  博君
百五番大山とも子君
百六番鈴木貫太郎君
百七番東村 邦浩君
百八番中嶋 義雄君
百九番木内 良明君
百十番吉野 利明君
百十一番こいそ 明君
百十二番服部ゆくお君
百十三番川井しげお君
百十四番宮崎  章君
百十五番比留間敏夫君
百十六番川島 忠一君
百十七番石毛しげる君
百十八番大塚たかあき君
百十九番和田 宗春君
百二十番山下 太郎君
百二十一番酒井 大史君
百二十二番大沢  昇君
百二十三番中村 明彦君
百二十四番土屋たかゆき君
百二十五番馬場 裕子君
百二十六番田中  良君
百二十七番吉田 信夫君

 欠席議員 なし

 出席説明員
知事石原慎太郎君
副知事菅原 秀夫君
副知事佐藤  広君
副知事猪瀬 直樹君
教育長大原 正行君
東京都技監建設局長兼務道家 孝行君
知事本局長吉川 和夫君
総務局長中田 清己君
財務局長村山 寛司君
主税局長熊野 順祥君
警視総監米村 敏朗君
生活文化スポーツ局長秋山 俊行君
都市整備局長河島  均君
環境局長有留 武司君
福祉保健局長安藤 立美君
産業労働局長前田 信弘君
港湾局長比留間英人君
会計管理局長新田 洋平君
交通局長金子正一郎君
水道局長尾崎  勝君
消防総監新井 雄治君
下水道局長松田 二郎君
青少年・治安対策本部長久我 英一君
東京オリンピック・パラリンピック招致本部長荒川  満君
病院経営本部長中井 敬三君
中央卸売市場長岡田  至君
選挙管理委員会事務局長矢口 貴行君
人事委員会事務局長泉本 和秀君
労働委員会事務局長関  敏樹君
監査事務局長三橋  昇君
収用委員会事務局長野口  孝君

八月三十一日議事日程第一号
第一 議長選挙
議事日程第一号追加の一
第一 副議長選挙
第二 常任委員の選任
第三 議会運営委員の選任
第四 東京都監査委員の選任の同意について(二一財主議第二六〇号)
第五 東京都監査委員の選任の同意について(二一財主議第二六一号)

   午後一時三分

○議会局長(白石弥生子君) 皆様おそろいでございますので、始めさせていただきます。
 議会局長の白石でございます。
 本日は改選後初の議会でございますので、先例に従いまして、私から参集のご案内を差し上げました。ご了承願います。
 本日の会議では、議長が選挙されるまでの間、地方自治法第百七条の規定によりまして、年長議員が臨時議長の職務を行うことになっております。出席議員中、年長議員は比留間敏夫議員でございます。
 それでは比留間議員、議長席にお着き願います。
   〔臨時議長比留間敏夫君着席〕

○臨時議長(比留間敏夫君) 一般選挙後の初の議会でありますので、僣越でございますが、地方自治法第百七条の規定により、私が議長選挙のための臨時議長の職務を行うことにいたします。よろしくご協力のほどお願いいたします。

   午後一時五分開会・開議

○臨時議長(比留間敏夫君) ただいまから平成二十一年第三回東京都議会臨時会を開会いたします。
 これより本日の会議を開きます。

○臨時議長(比留間敏夫君) まず、会議規則第二条第一項の規定により、議席の指定を行います。
 議席は、お手元に配布の議席表のとおり指定いたします。
(議席表省略)

○臨時議長(比留間敏夫君) 次に、会議録署名議員について申し上げます。
 本件署名議員は、一番及び六十四番から、出席者について一会期二名を順次指名してまいりたいと思います。ご了承願います。
 それでは、今回の臨時会における会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員には、会議規則第百二十四条の規定により、議長において
     一番 小林 健二君 及び
   六十四番 山加 朱美さん
を指名いたします。

○臨時議長(比留間敏夫君) 会期についてお諮りいたします。
 今回の臨時会の会期は、本日一日としたいと思います。これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○臨時議長(比留間敏夫君) ご異議なしと認めます。よって、会期は一日と決定いたしました。

○臨時議長(比留間敏夫君) これより日程に入ります。
 日程第一、議長の選挙を行います。
 選挙は、投票により行います。
 議場の閉鎖をいたします。
   〔議場閉鎖〕

○臨時議長(比留間敏夫君) この際、立会人について申し上げます。
 立会人には、会議規則第二十七条第二項の規定により、百八番中嶋義雄君、百十三番川井しげお君、百二十二番大沢昇君及び百二十七番吉田信夫君を指名いたします。
 これより投票用紙を配布いたします。書き損じの場合は、それと引きかえにかわりの用紙を差し上げますから、議長までお申し出を願います。
   〔投票用紙配布〕

○臨時議長(比留間敏夫君) 投票用紙の配布漏れはありませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○臨時議長(比留間敏夫君) 配布漏れなしと認めます。
 投票箱を点検いたします。
   〔投票箱点検〕

○臨時議長(比留間敏夫君) 異状なしと認めます。
 念のため申し上げます。投票は、単記無記名一人一票であります。
 投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票を願います。
 局長をして点呼いたさせます。
   〔局長点呼〕
   〔各員投票〕

○臨時議長(比留間敏夫君) 投票漏れはありませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○臨時議長(比留間敏夫君) 投票漏れなしと認めます。
 以上をもって投票を終了いたします。
 投票箱を閉じます。
   〔投票箱閉鎖〕

○臨時議長(比留間敏夫君) これより開票を行います。
 立会人の方々の立ち会いをお願いいたします。
   〔開票〕

○臨時議長(比留間敏夫君) 局長をして投票の結果を報告いたさせます。

○議会局長(白石弥生子君) 投票結果。
   出席議員数 百二十七人
   投票総数 百二十七票
   有効投票 百二十五票
   無効投票 二票
    有効投票中
    田中  良議員 百二十五票
 以上。
   〔拍手〕

○臨時議長(比留間敏夫君) ただいまご報告申し上げましたとおり、投票の多数を得られました
   田中  良君
が議長に当選されました。
 議場の閉鎖を解きます。
   〔議場開鎖〕

○臨時議長(比留間敏夫君) 議長田中良君よりごあいさつがあります。
 議長田中良君。
   〔百二十六番田中良君登壇〕

○百二十六番(田中良君) ただいま皆様のご推挙をいただきまして、はえある第四十二代東京都議会議長に就任することになりました田中良でございます。
 身に余る光栄と感激いたしますとともに、責任の重さを痛感しているところでございます。議長として全力を傾け、皆様のご支援、ご協力を賜りながら、公正かつ円滑な議会運営に取り組んでまいりますので、よろしくお願いを申し上げます。
 現在、国では、第二次地方分権改革が検討されており、今後、二元代表制の一翼を担う都議会の役割も一層大きくなってまいります。都民に選ばれた議員が、都民の声を背景に提案、議論し、都政を発展させていくことがますます重要となります。
 東京都には、地球規模の深刻な異変を踏まえた環境対策、次代を担う子どもたちの育成や少子化対策、都民の安全・安心を確保するための耐震化等の災害対策に加え、さきの選挙で争点となった新銀行東京、市場移転問題、医療、福祉の再構築、五輪招致など、取り組むべき重要課題が山積しております。
 また、社会経済のグローバル化の進展に伴い、都政においても喫緊の課題が次々に発生しています。昨年来、アメリカ発の金融危機を発端とする世界的な経済不況の影響は東京にも深いつめ跡を残しており、積極的な中小企業対策や雇用就労支援が求められております。
 さらに、ことしに入り、メキシコで発生した新型インフルエンザの拡散により、日本でも多くの感染者が出ております。これから秋、冬にかけて、さらなる拡大が懸念されており、万全の対策に努めていかねばなりません。
 ぜひ議会と執行機関との真摯な議論により、これら都政の諸課題に有効な政策を推進していただきたいと考えております。
 私は、議長として、安全・安心かつ活力ある都市東京の実現に向け、都議会が持てる力を十分発揮できるよう、全力を尽くしてまいる決意であります。
 議員の皆様、石原知事を初めとする執行機関の皆様におかれましては、より一層のご指導、ご鞭撻のほどをよろしくお願いいたします。
 最後に、比留間前議長並びに石井前副議長の二年間にわたる数々のご功績に心から敬意と感謝の意を表しまして、私の就任のあいさつとさせていただきます。
 ありがとうございました。(拍手)

○臨時議長(比留間敏夫君) 以上をもって議長のあいさつは終わりました。
 田中良君、議長席にお着き願います。
 ご協力ありがとうございました。(拍手)
   〔臨時議長比留間敏夫君退席、議長田中良君着席〕

○議長(田中良君) 引き続き会議を進めます。
 この際、日程の追加について申し上げます。
 知事より、東京都監査委員の選任の同意について二件が提出されました。
 これらを、副議長選挙の件、常任委員の選任の件及び議会運営委員の選任の件とあわせて本日の日程に追加いたします。

○議長(田中良君) これより追加日程に入ります。
 追加日程第一、副議長の選挙を行います。
 選挙は、投票により行います。
 議場を閉鎖いたします。
   〔議場閉鎖〕

○議長(田中良君) この際、立会人について申し上げます。
 立会人には、会議規則第二十七条第二項の規定により、百八番中嶋義雄君、百十三番川井しげお君、百二十二番大沢昇君及び百二十七番吉田信夫君を指名いたします。
 これより投票用紙を配布いたします。書き損じの場合は、それと引きかえにかわりの用紙を差し上げますから、議長までお申し出を願います。
   〔投票用紙配布〕

○議長(田中良君) 投票用紙の配布漏れはありませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(田中良君) 配布漏れなしと認めます。
 投票箱を点検いたします。
   〔投票箱点検〕

○議長(田中良君) 異状なしと認めます。
 念のため申し上げます。投票は、単記無記名一人一票であります。
 投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票を願います。
 局長をして点呼いたさせます。
   〔局長点呼〕
   〔各員投票〕

○議長(田中良君) 投票漏れはありませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(田中良君) 投票漏れなしと認めます。
 以上をもって投票を終了いたします。
 投票箱を閉じます。
   〔投票箱閉鎖〕

○議長(田中良君) これより開票を行います。
 立会人の方々の立ち会いを願います。
   〔開票〕

○議長(田中良君) 局長をして投票の結果を報告いたさせます。

○議会局長(白石弥生子君) 投票結果。
   出席議員数 百二十七人
   投票総数 百二十七票
   有効投票 百二十六票
   無効投票 一票
    有効投票中
    鈴木貫太郎議員 百二十六票
 以上。
   〔拍手〕

○議長(田中良君) ただいまご報告申し上げましたとおり、投票の多数を得られました
   鈴木貫太郎君
が副議長に当選されました。
 議場の閉鎖を解きます。
   〔議場開鎖〕

○議長(田中良君) 副議長鈴木貫太郎君よりごあいさつがあります。
 副議長鈴木貫太郎君。
   〔百六番鈴木貫太郎君登壇〕

○百六番(鈴木貫太郎君) ただいま第三十八代東京都議会副議長にご選任をいただきました鈴木貫太郎でございます。
 伝統ある都議会の副議長という大任を拝し、身に余る光栄でございます。また同時に、責任のその重さを痛感いたしてございます。議長を支え、公正かつ円滑な議会運営にまず努めてまいりますので、どうかよろしくお願いを申し上げます。
 環境対策、少子高齢者対策、災害対策など都政の課題はいうまでもなく山積をいたしております。都民の安全・安心をまず確保するとともに、活力ある東京の実現に向け、議長とともに都議会の総合力を発揮できますよう全力で頑張る決意でございます。
 議員の皆様、石原知事を初め執行機関の皆様のご支援、ご協力をどうかよろしく賜りますよう心からお願いを申し上げて、就任のあいさつとさせていただきます。
 大変にありがとうございます。(拍手)

○議長(田中良君) 以上をもって副議長のあいさつは終わりました。

○議長(田中良君) 次に、議会局の部長を紹介いたします。
 管理部長阿部義博君、議事部長鈴木省五君、調査部長前田敏宣君。
   〔部長あいさつ〕

○議長(田中良君) 以上で紹介を終わります。

○議長(田中良君) この際、謹んでご報告申し上げます。
 名誉都民古橋廣之進氏には、去る八月二日、逝去されました。まことに哀悼痛惜の念にたえません。
 ここに生前のご功績をたたえるとともに、故人のご冥福をお祈りし、議会として深甚なる弔意を表します。

○議長(田中良君) 次に、議事部長をして諸般の報告をいたさせます。

○議事部長(鈴木省五君) 平成二十一年八月二十四日付東京都告示第千二百七号をもって、知事より、本臨時会を招集したとの通知がありました。
 次に、知事及び監査委員並びに各行政委員会より、平成二十一年中における東京都議会説明員及び説明員の委任について、地方自治法第百二十一条及び会議規則第四十二条の規定に基づき、それぞれ通知がありました。
(別冊参照)

○議長(田中良君) この際、知事より発言の申し出がありますので、これを許します。
 知事石原慎太郎君。
   〔知事石原慎太郎君登壇〕

○知事(石原慎太郎君) 平成二十一年第三回都議会臨時会の開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 去る八月二日、名誉都民である古橋廣之進さんが逝去されました。ここに謹んで哀悼の意を表し、心よりご冥福をお祈りいたします。
 先月の都議会議員選挙において、都民の信任を得て当選された百二十七名の議員の皆様に、心よりお祝いを申し上げます。まことにおめでとうございました。
 さて、世界は、新興国の台頭や経済危機による超大国アメリカの凋落などによりまして多極化の度を深めております。国益が激しくぶつかり合う中で、新しい秩序の創造が求められているにもかかわらず、我が国はいまだに明確な戦略を持っておりません。厳しさを増す国際競争に、深刻化した地球環境問題や国力に直結する人口減少なども相まって、かち得てきた経済的な豊かさも、さらには国家としての存在感さえをも失いかねない現況であります。
 もとより日本は、世界をリードする数多くの最先端技術や多種多才な人材を有しております。また、それらをはぐくむすぐれた感性や豊穣な文化を長い歴史の中から生み出してまいりました。
 政治がそうした潜在力や可能性を信じて確固たる意思で行動するならば、この国はいかなる危機をも乗り越えるに違いありません。しかしながら、国政は、真の日本の実力を正当に認識しないまま混迷を続けてきました。今般の総選挙で新しい政治状況が生まれました。そのもとに真の改革が進むか否かを刮目してまいりたいと思います。
 一方、都議会の皆様とは、日本の直面する課題が最も先鋭的にあらわれ、同時に日本の力が集中、集積している首都東京において、あくまでも現場に根差した議論を積み重ねてまいりました。そして、国民、都民の安心と安全をより高め、この国の未来を切り開く処方せんともなる数々の施策を強力に推進してきたのであります。
 東京だけでなく日本の再生のために、徹底した改革を断行して財政再建を果たし、我が国経済の力の源泉である小零細企業を応援するとともに、戦略的に都市インフラを整備してまいりました。
 我々の未来がかかる課題にも果敢に取り組み、環境分野では世界初の都市型キャップ・アンド・トレード制度を整え、都市としては世界で初めてICAPに参加する資格を得ました。緑あふるる東京の実現も進めております。少子化については、その流れを東京から変えるべく、従来から力を注いできた保育や医療、教育の拡充はもとより、雇用の安定や住宅の確保など、出産、子育ての不安を確実に解消する重層的で複合的な対策を構築いたします。また、次代を担う若者たちに、かけがえのない心の財産を贈るためにも、オリンピック・パラリンピック招致の大願を成就させていくために渾身の努力をしております。
 今、政治は、日本の真の力を解き放ちながら、将来への展望に立った具体的な手だてを迅速に講じることで、都民、国民に希望を指し示し、子どもや孫たちへの責任を果たさなければなりません。
 田中良議長、鈴木貫太郎副議長を初め、都議会の皆さんとは、これまでの都政の蓄積を踏まえた建設的で質の高い議論を交わし、まさに車の両輪となって、この国を牽引する実効性の高い施策を生み出してまいりたいと思います。これこそ日本の頭脳部、心臓部である首都東京において、ともに政治という文明工学上最も大きな力を託された議会と執行機関が、その使命を十全に果たす姿にほかならないと思います。皆様の一層のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
 なお、本臨時会には、監査委員の選任の同意に関する議案を提案しております。よろしくご審議をお願いいたします。
 以上をもちまして発言を終わります。
 ありがとうございました。(拍手)

○議長(田中良君) 以上をもって知事の発言は終わりました。

○議長(田中良君) 次に、説明員の方々をご紹介いたします。
 副知事菅原秀夫君、副知事佐藤広君、副知事猪瀬直樹君、教育長大原正行君、東京都技監建設局長兼務道家孝行君、知事本局長吉川和夫君、総務局長中田清己君、財務局長村山寛司君、主税局長熊野順祥君、警視総監米村敏朗君、生活文化スポーツ局長秋山俊行君、都市整備局長河島均君、環境局長有留武司君、福祉保健局長安藤立美君、産業労働局長前田信弘君、港湾局長比留間英人君、会計管理局長新田洋平君、交通局長金子正一郎君、水道局長尾崎勝君、消防総監新井雄治君、下水道局長松田二郎君、青少年・治安対策本部長久我英一君、東京オリンピック・パラリンピック招致本部長荒川満君、病院経営本部長中井敬三君、中央卸売市場長岡田至君、選挙管理委員会事務局長矢口貴行君、人事委員会事務局長泉本和秀君、労働委員会事務局長関敏樹君、監査事務局長三橋昇君、収用委員会事務局長野口孝君。
   〔理事者あいさつ〕

○議長(田中良君) 以上をもって説明員の紹介は終わりました。

○議長(田中良君) 追加日程第二、常任委員の選任を行います。
 お諮りいたします。
 常任委員の選任については、委員会条例第五条第一項の規定により、議長から、お手元に配布してあります常任委員名簿のとおり指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(田中良君) ご異議なしと認めます。よって、常任委員は、お手元の常任委員名簿のとおり選任することに決定いたしました。
   〔常任委員名簿は本号末尾(七ページ)に掲載〕

○議長(田中良君) 追加日程第三、議会運営委員の選任を行います。
 お諮りいたします。
 議会運営委員の選任については、委員会条例第五条第一項の規定により、議長から、お手元に配布いたしてあります議会運営委員名簿のとおり指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(田中良君) ご異議なしと認めます。よって、議会運営委員は、お手元の議会運営委員名簿のとおり選任することに決定いたしました。
   〔議会運営委員名簿は本号末尾(七ページ)に掲載〕

○議長(田中良君) この際、各常任委員会及び議会運営委員会の役員互選のため休憩し、お手元配布のとおり各常任委員会及び議会運営委員会を招集いたしますので、ご了承願います。
 暫時休憩いたします。
   午後一時五十八分休憩

   午後三時十二分開議

○議長(田中良君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 追加日程第四、東京都監査委員の選任の同意についてを議題といたします。
   〔鈴木議事部長朗読〕
一、 東京都監査委員の選任の同意について一件

二一財主議第二六〇号
平成二十一年八月三十一日
東京都知事 石原慎太郎
 東京都議会議長殿
   東京都監査委員の選任の同意について(依頼)
 このことについて、左記の者を東京都監査委員に選任したいので、地方自治法第百九十六条第一項の規定により、東京都議会の同意についてよろしくお願いします。
       記
     都議会議員 相川  博

      略歴
現住所 東京都八王子市
相川  博
昭和二十三年十一月十四日生(六十歳)
平成 十三年 七月 東京都議会議員
平成 十七年 七月 東京都議会議員
平成二十一年 七月 東京都議会議員
現在        東京都議会議員

○議長(田中良君) 本件は、起立により採決いたします。
 本件は、知事の選任に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕

○議長(田中良君) 起立多数と認めます。よって、本件は、知事の選任に同意することに決定いたしました。

○議長(田中良君) 追加日程第五、東京都監査委員の選任の同意についてを議題といたします。
   〔鈴木議事部長朗読〕
一、東京都監査委員の選任の同意について一件

二一財主議第二六一号
平成二十一年八月三十一日
東京都知事 石原慎太郎
 東京都議会議長殿
   東京都監査委員の選任の同意について(依頼)
 このことについて、左記の者を東京都監査委員に選任したいので、地方自治法第百九十六条第一項の規定により、東京都議会の同意についてよろしくお願いします。
       記
     都議会議員 三原 將嗣

      略歴
現住所 東京都足立区
三原 將嗣
昭和十七年十二月十五日生(六十六歳)
平成  五年 七月 東京都議会議員
平成  九年 七月 東京都議会議員
平成 十三年 七月 東京都議会議員
平成 十九年 四月 東京都議会議員
平成二十一年 七月 東京都議会議員
現在        東京都議会議員

○議長(田中良君) 本件は、起立により採決いたします。
 本件は、知事の選任に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕

○議長(田中良君) 起立多数と認めます。よって、本件は、知事の選任に同意することに決定いたしました。

○議長(田中良君) 請願及び陳情の付託について申し上げます。
 本日までに受理いたしました請願三件及び陳情十一件は、お手元に配布の請願・陳情付託事項表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
(別冊参照)

○議長(田中良君) お諮りいたします。
 ただいま常任委員会に付託いたしました請願及び陳情は、閉会中の継続審査に付したいと思います。これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(田中良君) ご異議なしと認めます。よって、本件請願及び陳情は、いずれも閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。

○議長(田中良君) 次に、各常任委員会及び議会運営委員会の所管事務について、閉会中の継続調査の申し出があります。
 本件は、お手元に配布の特定事件継続調査事項表のとおり、閉会中の継続調査に付したいと思います。これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(田中良君) ご異議なしと認めます。よって、本件は、閉会中の継続調査に付することに決定いたしました。
(別冊参照)

○議長(田中良君) 以上をもって本日の日程は全部議了いたしました。
 会議を閉じます。
 これをもって平成二十一年第三回東京都議会臨時会を閉会いたします。
   午後三時十五分閉議・閉会


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